Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

能「船弁慶」

2021-03-06 | 能楽
 
平米公民館「能楽お囃子サークル」

 毎週木曜日午後は、平米公民館の「能楽お囃子サークル」のお稽古日である。 3月半ばの「蒼山会」の能楽大会に向けて、お囃子、お謡、仕舞のお稽古に熱が入って来た。 いつもなら、覚えて、......
 

 👆は昨年の私のブログです。 昨年はコロナ感染が始まったばかりの頃で、細心の注意をして「蒼山会」能楽大会を開こうと頑張っていたことがわかります。私の体調も良くないのだけど、それでも今年よりはずっとマシだったことがわかります。今年は残念ながら太鼓は諦めて謡だけにしました。連調連管「絃上」(早舞)も打つ人が増えたこともあり、地謡を謡わせてもらいます。 他に素謡「嵐山」ワキ、「龍田」地謡、連吟「井筒」ワキです。声は少し出るようになり、喜んでいます。

 さて、お稽古の後金沢別会能のチラシをもらいました。昨年は券を買いながら中止になり、返金してもらいました。演目、出演者はほとんど昨年と同様です。能「船弁慶」の子方(義経)が代わったのは年齢の関係でしょうか?

 👇は、右が昨年のもの、左が今年のチラシです。

 👇は、右が昨年のもの、左が今年のものです。子方(義経)は藪先生の息子さんでしょうか。

 今年も、皆さん行きたいね、と券を申し込まれました。私は当日皆に迷惑をかけたくないし思案中です。

 先週日曜日に、NHK「古典芸能への招待」で金春流の「船弁慶」が放送されました。ちょうど「天国と地獄」と重なり、録画がうまく行かず後半だけ観ました。

 👇 静御前(前シテ)の舞。

 👇 義経(子方)との別れ。

 👇 間狂言(船頭)が船を出すところ。船頭の所作、セリフがリアルです。熱演です。

 👇 後シテ(知盛の亡霊)が波間より薙刀を持って現れます。義経は太刀を抜き、弁慶は経文を唱えて立ち向かいます。この部分は、よく舞囃子で演じられます。

 改めて面白いお能だと思いました。4月までに身体がもう少ししっかりすればいいのですが…。


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