Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

第八回芙蓉会謡曲大会を終えて

2016-04-24 | 能楽

 今年の「芙蓉会能楽大会」は、4/17(日)、あの突風の吹いた日だった。早くから、なはさんが観に来られると言っておられたので、朝すぐにメールを入れた。「悪天候だから無理されないように」 と。ところが、折り返しのメールによれば、「あいの風鉄道」は運休、大門からタクシーに乗るとのこと。 申し訳なくて涙が出そう…。

 今年の私の出番は舞囃子の太鼓がなく、係仕事も外してもらい、気分的にはとても楽なので、リラックスして見所で皆さんの舞台を見るつもりだった。写真も一切撮らなかったので、すべてなはさんの写真をお借りしました。     

 「高岡芙蓉会」は、呉西地区の女性だけの謡曲の会。年に1度の合同発表会だ。↓は、蒼山会の「弱法師(よろぼし)」。        

 ↓も蒼山会の「花筐(はながたみ)。12月に入会されたばかりのNOさんがツレの役で出られた。都合で出られなくなった方のピンチヒッターだが、猛稽古をしてとても上手。すぐさま上達されるだろう。

 ↓は、連調連管で「竹生島」。昨年は小鼓も加わり舞台狭しと並んだのだが、今年は小鼓が6名になり、独立して「鼓連調」を演奏された。       

  ↓は、砺波で習っておられるOさんの素謡。私は聴けなかったのだが、なはさんが鑑賞、とても上手だったそうだ。自分たちと違う会のお稽古の成果を見られて、とても刺激になる。私はと言えば、フィリピンの旅以後1ヶ月半ほど、声は出ない、息切れはする、膝痛がひどい…などが続き、ここまで回復しただけでも良しとせねば、と思っている。太鼓のかけ声が出ず、素謡も声が嗄れ、本調子ではない。が、無理せず、楽しみながら続けて行きたい。

 着替えの部屋で、小鼓のYAさんと話した。「いつから小鼓を?」と尋ねると、舞台には出ない、楽しみのために始めたのだが、とのこと。この日が小鼓では初舞台だった、そうだ。気楽に続けようと思う、と仰った。なるほど、私もその気持ちでもう少し続けるかな? 直らいの席で、先生にお礼を言い、連調連管だけで気楽に打てました、皆がそろって打っていてとても気持ち良かった、と話すと、間違えないようにとか、合わせようとか、とストレスをためず、楽しんでください、と仰った。3月、4月の大きな会が終わり、5月に2度、6月に2度とまだ続くのだが、ゆっくり、マイペースで参加したい。