ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

秋気満ちⅢ

2018-10-12 09:31:57 | Weblog
 画は 渓齋 英泉 (けいさい えいせん)

 寛政3年(1791年) ~  嘉永元年(1848年)  

 独自性の際立つ 退廃的で妖艶な美人画 で知られる。       作


  「岐阻街道 鴻巣 吹上富士 遠望」です。


☆曇り。

日本の属国化 加速、

◆https://www.chosyu-journal.jp/shakai/9544
長周新聞  2018年10月11日
佐賀市川副町 「知事の容認発言は 背信行為」 
 オスプレイ配備反対で 町民集会



佐賀空港へのオスプレイ配備計画をめぐり、
空港のある佐賀市の南川副公民館で7日、

「自衛隊・オスプレイ等 配備反対 川副町民集会」
(主催/佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会)が開かれた。

事前に地域住民の会の会員が 南川副地域を中心にチラシを配布し
町民集会への参加を呼びかけた。

8月24日に山口佐賀県知事がオスプレイ受け入れを表明してからは
初めての反対住民集会であり、

川副町民や佐賀市民を中心にした住民らが集まり、
今後さらに反対運動を強めていくことを確認した。


初めに住民の会の古賀初次会長が挨拶をおこなった。

「8月24日に山口佐賀県知事は 小野寺防衛大臣からの申し入れに対して

熟慮するとの発言の後、わずか3時間後に佐賀市、

地権者である漁民、地域住民との議論も経ずに

オスプレイ17機を佐賀空港に受け入れる方針を表明した。

“佐賀県のことは 佐賀県で決める”との選挙公約も破棄し、

国防政策には基本的には協力する立場であり、

佐賀県も一定の負担をすべきだというのが山口知事の論理であった。

多くの県民はオスプレイ配備には疑問を持っており、

特に空港周辺の自治体住民は不安や懸念を抱くなかで、

住民の民意を聞かず、ただ国からの圧力に負け、防衛省のいいなりになっている

県知事の行動は佐賀県民への重大な背信行為だ
と思っている」と強く批判した。


そして佐賀空港の建設前に県は地権者である地元の漁協と
自衛隊との共用はしない との公害防止協定を結んでいること、

農協や川副町に対しても公害防止協定を結んでいることを指摘し、

「国は約束事を無視するということを 諫早の干拓問題で

多くの県民が経験している。今回の山口知事の受け入れ表明は、

公害防止協定という約束事を反故にする暴挙だ
としかいえない。

地方自治体の首長がとるべき政策は 国策第一ではなく、

山口知事のもう一つの選挙公約であった 県民の安全・安心、これが第一である。

迷わずに受け入れ反対に方針転換すべきだ。

今回の佐賀空港自衛隊基地建設、オスプレイとヘリコプター離発着の行為

すべてに反対し、即時撤回を要求する」と強くのべた。


そして「私たち住民の会は すべての佐賀県民、佐賀市民、

その子どもや孫の安全を一番に願っている。

それを無視して知事は 国防のために協力すべきだという。

ただ国からの圧力に負けただけではないか。

国からの回し者だとしか思えない。

選挙公約は全部嘘だったのか。

彼は私たちを騙している。 私たちの生活を彼に任せるわけにはいかない。

住民が安心して暮らせるようにするのが地方自治体の仕事だ。

今日はみんなで意見を出し合って、私たちの運動の糧にしたいと考えている」

と呼びかけた。

次に、佐賀空港建設時に川副町(当時)と佐賀県が結んだ公害防止協定
について解説した。

そのなかでは第1条に「(佐賀県は)空港建設地が 産業上極めて重要な位置

に存ずることを十分に認識し、この協定に定める事項を誠実に履行し、

公害の未然防止に最大限の努力をする」と定められており、

これに対し「県は川副町と結んだこの重大な協定すら無視し、

農業者、漁業者の声を聞こうともせず国にいわれるまま

オスプレイの配備を押しつけようとしている。

市議会・県議会もこのような協定があるにもかかわらず容認決議をあげている」

と指摘した。


次に川副町内の男性が発言に立ち、

「最近沖縄について 自分なりに調べるようになった。

オスプレイ配備に賛成している自民党の人たちは

佐賀にオスプレイが来ることで経済的に潤うなどといっているが、

ではなぜ 日本一基地が多い沖縄県は県民1人あたりの所得が最下位で

失業率も最下位なのか。

基地が来ることで経済が潤うというのは沖縄の現実を見れば疑わしい」とのべた。

そして「沖縄の基地負担を本土も引き受けなければいけない

という意見もある。しかし佐賀空港にオスプレイを配備する一番の根拠は

南西諸島の防衛だ。

日本政府は 対中国や対北朝鮮への防衛として、今の軍備では心許ない

ということで南西諸島防衛計画というのをつくっている。

現在沖縄にある防衛組織だけではなく、まったく新しい防衛組織を

つくろうということで 長崎県の相浦に基地が建設されている

その相浦の基地の 応援部隊として佐賀に基地を建設し、

攻撃用ヘリコプターと17機ものオスプレイを配備する。

佐賀空港へのオスプレイ配備は 沖縄の基地負担軽減とは何も関係がなく、

軽減にはならない」とのべた。

また2016年に自衛隊が配備された与那国島では、

160人の自衛隊とその家族が住んだことによって

短期的な人口増と経済効果はあったものの 一時的にすぎず、

島の衰退の原因は産業が乏しいことであり、

自衛隊以外の振興策をとりくまなければ問題の解決にはならない

という報告もあった。


今後は 町内各地域で集会

その後は挙手によって 会場から次次に住民が発言した。

沖縄県に親戚の子どもが嫁いでいるという川副町内の男性は

「今その子が6カ月の子どもを連れて佐賀に帰ってきているが、

私に“おじさん絶対にオスプレイを受け入れたらいけんよ”と話してくる。

沖縄では日常的に上空を戦闘機やオスプレイが飛び回っている。

うるさくてそのたびに赤ん坊が起きるのだという。

“私は平和な佐賀の町で育ってきたから 沖縄に住むのは大変だ”

といっていた。

もっと深刻に考えて山口知事を呼んで徹底的に話さないといけない」
とのべた。


佐賀市内から来た男性は「8月24日の山口知事の記者会見を

どう受け止めるかが重要だ。県知事が受け入れを表明したものの、

今から漁協や地元の人たちと話し合わなければいけない。

新聞記事など報道だけを見ているとまるで配備が決定したか

のような書き方だったが、決定したわけではない。

佐賀市の秀島市長も ハードルは2つあるといっている。

自衛隊との空港共用を否定する約束をしている県有明海漁協、

そして農協・佐賀市の同意も必要となる。

先ほど説明のあった川副町との公害防止協定を引き継いでいるのが佐賀市だ。

まだまだ押し返す運動の余地はある」と力を込めて語った。


川副町内に住む男性は「沖縄の基地を本土も負担しなければいけない

という論調に疑問を感じる」とのべた。

そしてこれは日米安保条約と 日米地位協定が根っこにある問題だ。

現在横田基地にも オスプレイが配備されたが、

日米地位協定があるから 日本に対して事前の相談もない。

そして日本は反対することすらできない。

日米地位協定があるかぎり、米軍が佐賀空港に来ないとは断言できない。


県議会は米軍は来させないといっているが信用できるわけがない。

この反対運動は大変だが 一緒に頑張りましょう」
と呼びかけた。


佐賀市内から参加した男性は「今 日本全国あちこちで 軍備が拡大されているが、

佐賀は公害防止協定があるから簡単に基地をつくることができない。

公害防止協定によって県は 自衛隊の基地は絶対につくらせないと約束している。

公害防止協定は私たちにとって大きな武器だ。

これがあるから頑張れる。 アメリカとの地位協定があるから、

自衛隊が来れば 必ずその後に米軍がくる。

しかし いくら県知事が受け入れを表明したところで、

川副のみなさんが中心になり地権者が土地を売らなければ

基地をつくることはできない。 期待しています。

私も反対で 頑張りたい」とのべた。


別の男性は自身が戦争体験者であることを話し、

「公害防止協定を結んだその精神とはなにか。

自衛隊の飛行機が訓練で上空を飛び回ったら大変なことになる

ということだけではない。

自衛隊の基地があれば 戦争が起きたときに大変なことになる

という精神があったからだ。

協定を結んだ当時の人たちは みんな戦争体験者だった。

私も肉親が戦争で死んでいる。

会長である古賀さんも同じ名前の初次さんというおじさんが21歳で

戦争で亡くなっている」と、戦争体験者として

二度と同じことをくり返してはならない という切実な思いを語った。


そして「安倍政府は閣議決定で 日米の共同防衛をやる、

アメリカのために 日本の軍隊を派遣して戦争に参加する

ということを決めている。

実際に戦争をするための準備が進んでいるのが現実だ

防衛白書を見ると 中国を仮想敵国としていつ戦争が起こってもいいように、

あるいは自分から戦争を仕掛けるのではないかと思うほど

軍備を拡大したり軍隊の配備をおこなっている。

オスプレイの配備というのはアメリカと一緒になって

中国と戦争をするための着着とした準備だ


それに待ったをかけようとしているのがわれわれの運動であり、

これは日本の平和を守るためにも

ここで頑張るのが今後大きな力になると思う」とのべた。


佐賀市内から参加した男性は「最近になってマスコミが

佐賀空港のオスプレイ問題を頻繁にとりあげるようになったが、

普通の人たちは県知事の発言でもうオスプレイ配備は決定した

と思い込んでいるのが現状だ。

今は情勢が煮詰まっており、県も3月までは一歩下がって

情勢を見ようという感じになっているが、

それまでなにもしてこないというのはありえない。

突然100億円の着陸料などを持ち込んできた手口を考えると、

絶対 なにか裏では やり続けると思う


山口知事が地元との話し合いも何もなしに受け入れを表明し、

さらに今も直接会うこともしないというのは、住民をなめているからだ。

無視して進んでもいいと思っている。

しかし無視できない声だということに気付けば

選挙も危ないとなるかもしれない。

そのためにはもっと情報をたくさんの人に知ってもらうことが大切だ。

情報を発信することで私たちも体制を強化することができる」とのべた。

そして「今後主力になるのは地権者である漁業者であり、

川副町の住民のみなさんだ。 地元の住民が一番力を持っている。

私たちもそれを 精一杯応援していきたい」とのべ、

会場からは大きな拍手が起こった。


住民の会は今後も川副町内の各地域で町民集会を開催し、

地域住民がオスプレイ配備について議論を交わす場をつくっていくという。



◆http://adoi.hatenablog.com/entry/2018/10/09/124958
(真)日本の黒い霧  123便事件は世界の闇を照らす
2018-10-09
改めて問う、 横田空域とは 何なのか?


より抜粋、

2020年の東京オリンピック開催を控え、羽田空港国際線の増便、

それに伴う進入航路の問題が話題になっています。

まずその報道を見てみましょう。


羽田空港国際線増便、2020年前の新航路開設へ日米調整難航
観光振興に暗雲

2018/10/4

  羽田空港国際線の発着枠を増やすための新しい飛行ルートをめぐり、
  日本政府と米国との調整が難航している。
  2020年の東京五輪・パラリンピックの前に運用を始める方針だったが、
  遅れる可能性が出てきた。
  米側との調整次第では、日本を訪れる外国人観光客数の動向にも影響する。

  調整にあたる国土交通省は14年に羽田を離着陸する新ルート案を表明した。
  新たな飛行ルートは東京都心の上空を通過する。
  関係する自治体の住民を対象に騒音や事故対策などの説明会を開いて
  理解を求めてきた。訪日外国人客を増やすために
  欠かせない施策の一つとされており、旺盛な旅行需要を取り込みたい
  航空会社の期待も大きい。

  ただ、新たな飛行ルートは在日米軍の横田基地が航空管制を担当している
  「横田空域」を一時的に通過する。
  日本側は新ルートを通る航空機の横田空域の通過を認め、
  旅客機の航空管制も日本側が担当することを前提に米側と調整してきた。

  一方、米側は日本による航空管制や横田空域の通過を認めない
  との考えを示しているもようだ。
  米側との協議は難航しており、
  現時点で打開の見通しは立っていないとみられる。

  新ルートの導入で、昼間時間帯の国際線は発着枠が年6万回から
  9万9千回に増える見込みだ。
  発着枠の航空会社への割り振りの議論は18年末ごろから本格化する
  見込みだったが、ずれ込む可能性が高まってきた。
  (以下略)

  引用元:日本経済新聞
  https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36131620U8A001C1EE8000/


これについて、朝の報道番組で非常に力のこもった解説がありました。

その要旨は日本の空は 日本のものではない」、

日本は今でも 米国の占領下である
といった、

ちょっと昔の 突っ込んだ外交論・陰謀論では常識 とも言える内容でした。

(TV朝日系 羽鳥慎一モーニングショー より)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/adoi/
 20181009/20181009103546.jpg
図1:横田空域の立体図 


https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/adoi/
 20181009/20181009103852.jpg
図2:横田空域の平面図

実は この横田空域、123便が迷走したという空域とほぼ重なります

ですから私も、123便事件と米軍の関係は極めて深いと考え、

現場で発見した米軍使用のミサイル破片などから、

当初は「米軍 撃墜説」を最有力説として考えていました。

しかし、その後の回収物調査により、破片を残していたのは米軍だけでなく、

ソ連(当時)、航空自衛隊も同様であり、

単純に米軍説に傾倒するのは誤りであるという認識に至っています(*1)。

  *1 米軍説は誤り:詳しい経緯については
          (新)ブログの過去記事を参考にしてください


そして、この問題で最も重要視しなければならないのは、

どうしてこのエリアだけ民間機が飛べないのか?、

別の言い方をすると、どうして在日米軍が今でもこの空域を管理しているのか?

そちらの方に関心が移っています。

ドイツ・イタリアの大戦敗戦国は 当初は占領を受けていたものの、

現在では航空管制権は自国に移管されています。

なぜ、日本だけがこの空域を 使わせてもらえないのでしょうか?


図の1と2を よく見ていただきたいのですが、

横田空域の西側の端は、駿河湾の東半分側、

ちょうど沼津市から富士山を取り込むように仕切られています。

沼津といえば、最近(新)ブログで取り上げたように、

軍事的な不穏な活動が頻繁に報告されています。

余談ですが、沼津の海岸で 海上自衛隊と合同揚陸訓練を行った英国軍は、

今月初めにも富士演習場で陸上自衛隊と合同訓練を行っています。

また、(新)ブログで取り上げた次の図を再掲します

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/adoi/
 20181009/20181009110538.jpg
図3:周波数境界と中部電力の周波数変換所


日本の東西で 交流電気の周波数が異なる(50/60Hz)のは

言うまでもありませんが、その境目となるのが静岡県の富士宮市付近です。

そこから北に向かって周波数の境界が出来ているのですが、

この境界線は 横田空域の西側境界とほぼ重なることは一目瞭然でしょう。

そして、中部電力の周波数変換所は、当然ながら、

その境界に沿って設置されています。

沼津-富士ー周波数境界、地学を学ばれた方ならこの一帯が

何と呼ばれているのかもうご存知でしょう、そう

 フォッサマグナ(大地溝帯)

です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/adoi/
 20181009/20181009112110.jpg
図4:フォッサマグナ(引用元:Wikipedia)


ウィキペディアに掲載されている図4を見ると、

ますます 横田空域と大地溝帯が重なっている のがはっきりしてきます。


ここからは私の仮説となりますが、まず、中部電力がなぜ

出来もしないのに 周波数変換所なる施設を大地溝帯に設けているのか、

そこから考えたいと思います。

ここからは(新)ブログ「静岡大停電の謎(2)ー停電発生のメカニズム」の

最初に掲載された概念図をご用意ください。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/adoi/
 20181009/20181009133303.gif

わざわざ周波数変換と謳っている からには、おそらく、

50Hzを取り扱う設備がそこにあることを指しているのでしょう
(中部電力管区は60Hz)。

それは同時に、50Hzの発電設備がそこにあることを意味しています。

わざわざ 商業用電源と異なる周波数の発電機を持つ と言うことは、

商業以外の目的がある と考えるしかありません


交流電流はその周波数と同じ磁気パルスを発生させます。

送電線に本当に電気が流れていれば、送電線からの磁気パルスのシャワーを

周囲は浴びることになります。

中部電力が無駄とも思える 2つの周波数発電を維持するのは、

地磁気の変動に合わせて切り替える必要が あるからでしょう。

おそらく、大地溝帯は西と東の地磁気の境目、

それゆえ地磁気が不安定なので、送電線の真の目的の一つ(*2)である

  地磁気のコントロール

を行うために、2つの周波数を頻繁に切り替えているのだと思われます。

ここから、先日の静岡大停電の発生メカニズムが見えてきます。

以下に、概念図の解説を示します。


  中部電力管区の大停電とは、台風24号の影響により、
  何らかの構造的理由で周波数切替機が直結し、両周波数が混線。
  制御機器に電力ラインから合成波が混入し、
  電磁誘導により制御回路に異常信号が発生。
  その信号が制御系ラインに乗り伝播し、
  各発電所に設置されたリレーなどの繊細な制御回路を破壊、
  または誤動作させて、次々と発電機(*3)を緊急停止させた。
  こう考えるのが最も合理的な説明だと思われます。



本題に戻りましょう。

すなわち、横田空域とは 地磁気が不安定な地域であり、

なぜ地磁気が不安定であるかといえば、

そこに重力異常があるからだ と考えられます。

重力異常とは すなわち 時空間の異常 とも置き換えられ、

こんな空域を ふらふらと民間機が進入すれば、

何が起きるのか想像もつきません。

横田空域問題とは、実は古くから知られた 日本の重力異常帯を隠蔽する

ためのカモフラージュであり、

駿河湾における現在の活発な動きは、これに関係する何か

軍事戦略的な意図があるのではないか
 と予想されます。


最後に、123便は御巣鷹の尾根で遭難するまで この重力異常帯を飛行しました。

広域にわたる目撃談、赤い発光体、十数機種にも及ぶ戦闘機の残骸など、

123便事件に関わる 様々な不可思議な出来事は、

この空域 特有の現象までをも考慮しないと 説明できない、そう確信します。


二の年に記す
管理人 日月土



英泉、二枚目、



「猿の 軸物」です。



まさに「カルト of 靖国」です、明治簒奪政権のゾンビ神社、

小堀某は辞任、事実上の馘首 になったようだが、

◆https://lite-ra.com/2018/10/post-4305.html
リテラ  2018.10.10
靖国神社宮司が 天皇批判!
 「天皇は 靖国を潰そうとしている」…
 右派勢力が陥る 靖国至上主義と天皇軽視の倒錯


先週発売の「週刊ポスト」(小学館)10月12・19日号が、

靖国神社の宮司による 衝撃的な“天皇批判”をすっぱ抜いた。

「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど

靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん? 

どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう?」

「はっきり言えば、今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ。

わかるか?」

記事によれば、今年6月20日、靖国神社の社務所会議室で行なわれた

「第1回教学研究委員会定例会議」で、靖国宮司・小堀邦夫氏の口から

この“不敬発言”は飛び出した。

小堀宮司は 皇太子夫妻に対しても「(今上天皇が)御在位中に

一度も親拝なさらなかったら、

今の皇太子さんが新帝に就かれて参拝されるか? 

新しく皇后になる彼女は 神社神道大嫌いだよ。来るか?」

「皇太子さまはそれに輪をかけてきますよ。

どういうふうになるのか僕も予測できない。

少なくとも温かくなることはない。靖国さんに対して」と

批判的に言及したという。

小堀宮司は「週刊ポスト」の直撃に対して「何も知らないですよ」などと

誤魔化しているが、すでに、録音された音声が動画で公開されており、

靖国宮司が 今上天皇を猛烈に批判した ことは疑いない。


いうまでもなく、靖国神社は 戦前・戦中の皇室を頂点とする

国家神道の中枢であり、いわば「天皇の神社」だ。

そのトップである宮司が、今上天皇が皇后と共に精力的に行ってきた

各地への“慰霊の旅”を全面否定し、

「靖国神社を潰そうとしている」と批判するとは、ただ事ではなかろう。

複数の神社関係者によれば、神職の間でも「小堀さんはわかっていない」

「神道の慰霊は 様々な場所で行われるものだ」

「靖国のことしか 考えていないのか」などの反発の声があがっており、

大きな波紋を広げている。

当然、保守系言論人を巻き込む一大騒動に発展するものと思われた。


ところが、である。この「週刊ポスト」のスクープから

一週間が経つというのに、反応したのはごく一部のメディアだけ。

一般紙はまったく後追いせず、あの産経新聞ですら沈黙状態なのだ。

それだけではない。普段、「首相の靖国参拝」をあれだけ熱心に

がなりたてている極右メディアや安倍応援団もまた、

完全に無視を決め込んでいる。

これはいったい、どういうことなのか。


富田メモに残された「昭和天皇が靖国神社に参拝しない理由」

そもそも、小堀宮司による“天皇批判”の背景は、

来年4月末日をもって退位する今上天皇が、即位してから一度も

靖国を参拝していないことにつきる。

しかし、それは昭和天皇の意志を引き継ぐものであり、

当然の姿勢と言えるだろう。

周知の通り、昭和天皇は、1975年の親拝を最後に、靖国参拝を行わなかった。

その直接の原因は、1978年に松平永芳宮司(第6代)が行った

A級戦犯合祀に、昭和天皇が強い不快感を持ったためだ。

実際、日経新聞が2006年7月20日付朝刊でスクープした通称「富田メモ」には、

その心情が克明に記されていた。

当時、昭和天皇の側近であった元宮内庁長官・富田朝彦が遺した

1988年4月28日のメモの記述である。

〈私は或る時に、A級が合祀され その上 松岡、白取までもが

筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが 松平の子の今の宮司が

どう考えたのか 易々と松平は平和に強い考えがあったと思うのに 

親の心子知らずと思っている 

だから 私あれ以来参拝していない それが私の心だ〉

「松岡」というのは国際連盟からの脱退で知られる

近衛文麿内閣の外相・松岡洋介。

「白取」とは松岡とともに日独伊三国同盟を主導した元駐イタリアの白鳥敏夫

のことをさす。 両者とも戦後にA級戦犯として東京裁判にかけられたが、

昭和天皇がわざわざ「その上」と言っているように、

この「あれ以来参拝していない それが私の心」は、

松平宮司による14名のA級戦犯合祀そのものにかかっていることは自明だ。


ところが当時、「富田メモ」の発表で大混乱に陥り、

驚くべきペテンと詐術を繰り返したのが右派勢力、とりわけ、

現在の安倍晋三を支える極右応援団の面々だった。

いま、あらためてその御都合主義に満ちた反応を振り返ってみると、

連中が、今回の小堀宮司による天皇批判に

沈黙を貫いている理由も 自ずと理解できるだろう。


「昭和天皇の思い」を攻撃、無視した極右文化人たちのご都合主義

たとえば、“極右の女神”こと櫻井よしこ氏はその典型だ。

「週刊新潮」の連載で〈そもそも富田メモはどれだけ信頼出来るのか〉
(2006年8月3日号)とその資料価値を疑い、

さらにその翌週には、3枚目のメモの冒頭に「63・4・28」「Pressの会見」

とあることを指摘、〈4月28日には 昭和天皇は会見されていない〉

〈富田氏が書きとめた言葉の主が、万が一、昭和天皇ではない別人だった

とすれば、日経の報道は世紀の誤報になる。

日経の社運にも関わる深刻なことだ〉(2006年8月10日号)と騒ぎ立てた。

しかし、実際には「63・4・28」というのは富

田氏が昭和天皇と会った日付であって、「Pressの会見」は

そのときに昭和天皇が4月25日の会見について語ったという意味だ。

ようするに、櫻井氏は資料の基本的な読解すらかなぐり捨てて、

富田メモを「世紀の誤報」扱いしていたわけである。

いかに、連中にとって、このA級戦犯の靖国合祀に拒否感を示した

昭和天皇の発言が“邪魔”だったかが透けて見える。


もっとも、本性をさらけ出したのは櫻井氏だけではなかった。

たとえば百地章氏、高橋史朗氏、大原康男氏、江崎道朗氏ら

日本会議周辺は、自分たちの天皇利用を棚上げして

「富田メモは 天皇の政治利用だ!」と大合唱。

長谷川三千子氏は

〈これ自体は、大袈裟に騒ぎたてるべき問題では全くありません〉

〈ただ単純に、富田某なる元宮内庁長官の不用意、

不見識を示す出来事であつて、それ以上でもそれ以下でもない〉
(「Voice」2006年9月号/PHP研究所)、

小堀桂一郎氏は〈無視して早く世の忘却に委ねる方がよい〉
(「正論」2006年10月号/産経新聞社)などとのたまった。

また、あの八木秀次氏も、富田メモについて

〈この種のものは 墓場までもっていくものであり、

世に出るものではなかったのではあるまいか〉とうっちゃりながら、

〈首相は戦没者に対する感謝・顕彰・追悼・慰霊を行うべく参拝すべきであり、

今上天皇にもご親拝をお願いしたい〉(「Voice」2006年9月号)

などと逆に天皇に靖国参拝を「お願い」する始末。


いったい連中は天皇をなんだと思っているか、

改めて訊きたくなるが、なかでも傑作だったのは、長谷川氏、八木氏と並んで

“安倍晋三のブレーン”のひとりとされる中西輝政氏だ。

中西氏はどういうわけか、この富田メモを

同年7月5日の北朝鮮のミサイル発射、そして安倍晋三が勝利することになる

9月20日の自民党総裁選に結びつけて、こんな陰謀論までぶちまけていた。

〈いずれにせよ「七月五日」と「七月二十日」(引用者注:富田メモ報道)

に飛び出したこの二つの「飛翔体」は、確実に

「八月十五日」と「九月二十日」に標準を合わせて発射されている

ことだけは間違いなく、それぞれの射程を詳しく検証してゆけば、

それらが深く「一つのもの」であることが明らかになってくるはずである。〉
(「諸君!」2006年9月号/文藝春秋)

こうした「保守論壇」の反応は、保守派の近現代史家である秦郁彦氏をして

〈「多くの人は、見たいと欲する現実しか見ない」(ユリウス・カエサル)

という警句を思い出した〉

〈はからずも富田メモをめぐる論議は、一種の「踏み絵」効果を露呈した〉

(『靖国神社の祭神たち』新潮社)と言わしめたが、

結局のところ、昭和天皇が側近にこぼした言葉を“北朝鮮のミサイル”と

同列に扱う神経をみてもわかるように、

「富田メモ」が明らかにしたのは、

昭和天皇のA級戦犯合祀への嫌悪感 だけでなかった。


つまり、普段、天皇主義者の面をして

復古的なタカ派言論をぶちまくっている右派の面々たちは、

ひとたび天皇が自分たちの意にそぐわないとわかると、

平然と
逆賊の正体をむき出しにし

やれ「誤報だ」「無視しろ」「まるでミサイル」などと罵倒しにかかる。

そのグロテスクなまでの政治的ご都合主義こそが、

連中の本質
であることを暴いたのだ。


戊辰戦争の“賊軍 合祀”を主張して
 辞任に追い込まれた 徳川前宮司


事実、こうした自称「保守」による 反天皇的反応が見られたのは

「富田メモ」の一件だけではない。

今上天皇が2013年の誕生日に際した会見で

日本国憲法を「平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、

日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました」

と最大限に評価したときも、八木氏が

〈両陛下のご発言が、安倍内閣が進めようとしている憲法改正への

懸念の表明のように国民に受け止められかねない〉

〈宮内庁のマネジメントはどうなっているのか〉
(「正論」2014年5月号)と攻撃した。

また、一昨年の生前退位に関する議論のなかでも、

安倍首相が有識者会議に送り込んだとも言われる平川祐弘東大名誉教授が

「ご自分で定義された天皇の役割、拡大された役割を絶対的条件にして、

それを果たせないから退位したいというのは、ちょっとおかしいのではないか」

と今上天皇を「おかしい」とまで言い切った。


こうした流れを踏まえても、つまるところ、

今回の 靖国神社宮司による天皇批判は、

極右界隈が いかにご都合主義的に天皇を利用しているかを

モロにあわらしている
としか言いようがないだろう。

「保守論壇」や産経新聞がいまだに小堀宮司の

「今上陛下は 靖国神社を潰そうとしてるんだよ」なる発言に

なんら反応を見せないのも、ようはそれが、

戦中に 靖国が担った 国民支配機能の強化を夢見る連中の

偽らざる本音
 だからにほかなるまい。


その上で念を押すが、そもそも靖国神社という空間自体が、

極めて政治的欺瞞に満ちたものだ。

事実、靖国神社に祀られている「英霊」とは

戦前の大日本帝国のご都合主義から選ばれたものであり、

たとえば数十万人にも及ぶ空襲や原爆の死者などの戦災者は

一切祀られていない
。“

靖国派”は「世界平和を祈念する宗教施設でもある」などと嘯くが、

実際には、靖国神社を参拝するということは、先の大戦に対する反省や、

多くの国民を犠牲にした贖罪を伴った行為とは 真逆の行為なのである。

だいたい、靖国の起源は、戊辰戦争での戦没者を弔うために建立された

東京招魂社だが、この時に合祀されたのは
官軍側の戦死者だけ
であり、

明治新政府らと対峙し「賊軍」とされた者たちは一切祀られていない。

そのご都合主義的な 明治政府の神聖化 ≒ 国家神道復活 の野望は、

靖国の人事にもあらわれている。

小堀宮司の前任者である徳川康久前宮司は、今年2月末、

5年以上もの任期を残して異例の退任をした。

表向きは「一身上の都合」だが、“賊軍 合祀”に前向きな発言をした

ことが原因というのが衆目の一致するところだ。

徳川前宮司は徳川家の末裔で、いわば「賊軍」側の人間であった。

徳川氏は、靖国神社の元禰宜で、神道政治連盟の事務局長などを歴任した

宮澤佳廣氏らから名指しで批判され、結果、靖国の宮司を追われたのである。

その後任に送り込まれたのが、伊勢神宮でキャリアを積んだ小堀宮司

というわけだが、複数の神社関係者によると

「小堀氏を直接推したのは JR東海の葛西敬之会長だが、

その葛西氏に入れ知恵をしたのが、神社本庁の田中恆清総長

神道政治連盟の打田文博会長だと囁かれている」という。

真相は定かではないにせよ、田中・打田コンビといえば、

昨今の「神社本庁・不動産不正取引疑惑」
(過去記事参照 https://lite-ra.com/2018/09/post-4272.html)でも

頻繁に名前が取り沙汰されるなど、神道界で強権的支配を強めている実力者だ。


いずれにしても、靖国神社の理念が「祖国を平安にする」

「平和な世を実現する」などというのは詐術であり、

その本質は 国家のために身を捧げる新たな英霊を用意するための

イデオロギー装置
に他ならない




小堀宮司になって 金のため みたままつりの露店を復活させた靖国

同時に、戦争世代・遺族の減少によって寄付金等の

右肩下がりが止まらない靖国にとって、「天皇 親拝」の実現は、

二重の意味で“生き残り”をかけた悲願でもある。

靖国神社は德川宮司時代の 2015年、夏の「みたままつり」での

露店出店を取りやめた。

德川氏は「若者の 境内でのマナーの悪さ」

「静かで秩序ある 参拝をしてほしい」などを理由に挙げていたが、

実際、祭りに際した 暴行や 痴漢などの性的被害なども

靖国内部で報告されていたという。

結果、参拝客が激減したのだが、その消えた露店が、

小堀氏が宮司となった 2018年に復活している。

そのことからも 連中の本音がうかがえよう。

德川宮司批判の急先鋒であった前述の元靖国神社禰宜・宮澤氏は、

当時、靖国の総務部長として露店中止に強く反対していた。

著書『靖国神社が消える日』(小学館)では

〈将来の靖国を支える若者の教化という観点に立てば、

あれほど多くの若者を集め、しかも「平和を求める施設であることを

アピールするためにはじめられたこの試みは、大きな成功をおさめた」

とまで評価されていた みたままつりを活用する方が、

はるかに合理的で生産的でした〉と書いている。

ものは言いようだろう。

しかし、実際は、靖国神社が喉から手が出るほど欲しがっているのは、

信仰に繋がる卑近な “PRと ゼニ”なのだ。


煎じ詰めれば、A級戦犯が合祀されている靖国の「英霊」ではなく、

各地で亡くなった戦争犠牲者を分け隔てなく慰霊する、

それこそが平成の天皇の責務だと自覚した今上天皇の在り方は、

国家神道的イデオロギーの復活を目論む集団から見て、

あるいは今後の先細りを宿命づけられた靖国神社という宗教法人にとって、

まさしく「不敬」をはばからず 攻撃したくなる

“目の上のたんこぶ”なのだろう。

だが、それは所詮、八つ当たりでしかない。

気鋭の政治学者である白井聡は、著書『「靖国神社」問答』(小学館)

の解説文のなかで、靖国の歴史的欺瞞の分析を踏まえたうえで、

こう提言していた。


〈してみれば、われわれが目指すべきは 靖国の「自然死である。

多くの人が、靖国の原理を理解すること ―― すなわち、

そこには普遍化できる大義がない ことを知り、

「勝てば 官軍」の矮小な原理を 負けた後にも放置しながら、

あの戦争の犠牲者たちに真の意味で尊厳を与えるための施設としては

致命的に出来損ないであり続けているという事実を知ること――

がなされるならば、誰もが この神社を見捨てるであろう。〉

靖国神社と靖国至上主義を叫ぶ右派勢力は 天皇を攻撃する前に、

まず、自分たちの姿勢を考え直すべきだろう。

(編集部)



英泉、三枚目、



「契情道中双六 見立よしはら 五十三つゐ 由井 尾張屋内 重咲」です。



昨日の元記事があったw

◆http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/107.html
投稿者: 赤かぶ 日時: 2018 年 10 月 10 日  kNSCqYLU
◎貴乃花を担ぐのは “剛腕”小沢一郎か
 与党から 100万票 奪取も(日刊ゲンダイ)


▼http://asyura.x0.to/imgup/d9/2431.jpg

☆https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/239114
日刊ゲンダイ  2018/10/10 


元貴乃花親方が議員会館に自民党の馳浩・元文科相を訪ねて以降、
どのメディアも「来年夏の参院選出馬説」の話題で持ちきりだ。

馳氏との1時間の会談で、自民の目玉候補としての出馬が既定路線
のようになっているが、貴乃花の心情を推察すると、

むしろ「剛腕」小沢一郎・自由党代表の出番を 感じさせるのだ。


■自民では 相撲協会改革はムリ

政界で今、話題になっているのが、

日刊スポーツのコラム「とっておきメモ」だ。

貴乃花の引退会見の翌9月26日に、記者が昨年10月20日の

大阪・枚方巡業中のエピソードを書いていた。

当時、巡業部長だった貴乃花に「ちょっと話をしよう」と誘われ

会場の体育館を出ると、約1時間、熱弁を振るわれたというのだが、

その話題は 2日後に控えた第48回衆院選だった。

〈「巨大勢力に立ち向かうって、すごいエネルギーがいるんだよね。

俺はさあ…」と支持政党名は伏せるが、

安倍自民党に対抗する野党の奮闘を熱っぽく話していた。

協会内における自分の立ち位置と重ねていたのだろう〉

日刊スポーツの記者はそう振り返ったが、

貴乃花の発言は与党よりも野党にシンパシーを感じていることを物語る。

「貴乃花が参院選の比例区で出馬すれば、100万票獲得

ともいわれています。自民も貴乃花の政治スタンスを知り、

野党に奪われたらマズイと判断したのは間違いない。

馳議員との面談も、自民側がわざと目立たせ、

貴乃花を囲い込んだ ともささやかれています」(ある中堅議員)

貴乃花は日刊スポーツの記者に「支持政党」も明かしたようだが、

貴乃花後援会に元親方の支持政党を問い合わせたところ、

8日までに回答はなかった。

昨年の衆院選で奮闘した野党といえば、まず立憲民主党の名前が浮かぶが、

貴乃花は保守的思想の持ち主。

民進党の希望の党への合流でグチャグチャになっても、

最後まで 野党共闘を模索した元自民の小沢の姿勢こそ、

貴乃花に「巨大勢力に立ち向かうエネルギー」を感じさせた

としても不思議ではない。

時には仲間を失うほど自説を曲げない頑固さは、

貴乃花と小沢に共通している。

小沢には野村サッチーやヤワラちゃんら有名人を口説き、

選挙に担ぎ出した過去もある。

2人で膝を詰めて話し合えば、スムーズに出馬が整う可能性はある。

共産党も 貴乃花には温かい。

機関紙「赤旗」は、貴乃花が現役引退した03年1月には

「真っ向から 挑む姿勢貫く」 「人気におごらず 群抜いたけいこ」と

大絶賛。 昨年の日馬富士の傷害事件の際は

「いま貴乃花親方の処分についてその目が向けられていますが、

問題の核心は 相撲界が一丸となって暴力根絶の改革に向かう姿勢」

と擁護した。

今月5日も貴乃花部屋の消滅に触れ、

「功労者が次々に土俵から去ることは 相撲界の大きな損失」と、

あくまで貴乃花をかばった。

野党統一候補の目玉として 貴乃花を擁立するのに何ら障害はないのだ。

「元貴乃花親方が政治家として相撲協会を改革する思いがあるならば、

既得権の塊である自民党からの出馬はふさわしくない。

自民党は相撲協会との関係が近く、元親方とは全く方向性が違う。

元親方が本気で政界で活躍する気なら、

自分の主義主張や理念を曲げるべきではありません」
(政治評論家・山口朝雄氏)

小沢は今週発売のサンデー毎日のインタビューで、

「野党がまとまれば 来年の参院選も勝てる」旨を語っている。

ならば、オール野党が相乗りできる目玉候補を みすみす逃す手はない。




2万字ギリギリ、記事加工無しw