ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

寒中にⅡ

2008-01-31 10:26:17 | Weblog
 画は Vassily Kandinsky
 (ヴァシリー・カンディンスキー)

 (1866年 - 1944年)作


 「The Blue Mountain」です。



☆晴天なれど、寒い。

迷走する国会ですが、

◆http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/117/
第117回   絶好の景気対策、暫定税率の廃止
経済アナリスト 森永 卓郎氏  2008年1月28日

道路特定財源の暫定税率廃止問題が、
通常国会における与野党の最大の争点となっている。
ご存じのように、民主党は廃止を掲げているが、
自民党は断固維持を主張している。

この問題について検討する前に、まず暫定税率の内容を整理しておこう。
ガソリン1リットルには、揮発油税48.6円と地方道路税5.2円の
合計53.6円の税金がかかっている。このうち25.1円が、
道路整備を加速するために上乗せされた暫定税率だ。

暫定税率がかかっているのはガソリンだけではない。
軽油や自動車重量税にもかかっており、
総額は2兆7000億円にのぼると言われている。
この暫定税率が今年3月末で期限を迎えるため、
民主党がこれを延長せず、
廃止することを政策の目玉に据えてきたわけだ。

自民党によれば、暫定税率を廃止して道路特定財源が半減すれば、
地方の道路建設が滞るだけでなく、
開かずの踏切対策や除雪までもができなくなるという。
さらには、建設業の仕事が激減して大変なことになるとも脅しをかけている。

だが、それは本当なのだろうか。

*暫定税率を廃止しても道路は造れる

自民党は暫定税率を廃止すると、
まったく道路が造れなくなるようなことを言っているが、
それは無茶な論理である。

たしかに、道路特定財源は道路関連予算に使わなくてはいけないという
決まりがある。しかし、その逆として、
一般財源で道路を造ってはいけないという法律はどこにもないからだ。

民主党が主張しているのは、道路予算を減らせということではない。
ただ、暫定予算を減らせと言っているだけである。
暫定税率を廃止しても、必要な道路は必要なだけ造ればよいではないか。

どうも、そのあたりの議論が、
与党の中でもかみあっていない面があるように思える。
福田総理は、「暫定税率廃止では道路を造れない」と警告しているが、
その一方で、自民党の伊吹幹事長は
「暫定税率を廃止すれば大幅な歳入欠陥が生じる」と発言している。

幹事長の発言から想像するに、税率がどうこう言う以前に、
そもそも道路予算を減らそうという考えが、どこにもないことが分かる。

いずれにしても、暫定税率を廃止しても道路は造れる。
必要な道路だけを造っていけばいいではないか。それでどこがいけないのか。

そもそも、現在の日本は景気が後退局面を迎えている。
減税効果のある暫定税率廃止は、
ここでこそうってつけの手段ではないか。
このまま景気低迷に対して手をこまぬいていたら大変なことになる。
それこそ、道路がどうのと言っている場合ではなくなるのだ。

そう、暫定税率を廃止するかどうかは、道路建設の問題ではなく、
景気対策として考えるべきだとわたしは言いたいのだ。

*誰も景気対策を言い出せないのが現状

現在の日本の景気が深刻な状況であり、
黄信号から赤信号に変わりつつあることは、
専門家ならずとも誰もが感じていることだ。

日経平均株価の落ち込みは広く報道されているが、それだけではない。
昨年11月には有効求人倍率は1倍を割ってしまった。
また、11月の景気動向指数の一致指数(改訂値)は30.0%となり、
景気判断の基準となる50%を8カ月ぶりに下回っている。

さらに、半年後の景気を示すとされる先行指数(改訂値)は18.2%で、
11指標中二つがブラスとなったに過ぎない。
こちらは、50.0%を4カ月連続で下回っている。
プラスとなった指標のうちの一つは「新設住宅着工床面積」だが、
これは建築基準法改正のあおりで、
これまで建築確認手続きが停滞していたことが理由である。
その落ち込みの反動でプラスに転じたに過ぎない。

こうしたことを考え合わせると、
どうみても日本の景気の現況は赤信号に近い。

ところが、こんな現状を前にしても、誰もが景気対策を言い出さないのだ。
その一つの理由は、衆参両院で与野党のねじれ現象が起きているためである。
こうした現状では、
強いリーダーシップをともなった本格的な景気対策は期待できない。

そもそも、政府与党も日銀も、
「景気は着実に回復軌道に乗っている」という、
とんでもない景気判断のミスをしている。
これでは、まともな景気対策など無理な相談である。

だが、景気対策は今のうちに実施できれば、かなりの効果が期待できるのだ。
なぜなら、景気が悪化を始めた初期に対策を打てば、
最低限のコストで、景気後退は最小限に抑えられるからである。

*暫定税率廃止が減税効果を生み出す

こうした状況において、唯一実行可能な景気対策がある。
それが、暫定税率の廃止なのである。

では、さきほども述べたように、暫定税率の廃止問題を、
道路建設の問題ではなく、景気対策として考えてみたらどうなるか。

暫定税率の廃止には、二つのメリットがある。

一つは、暫定税率廃止をしたときの減税規模である。
興味深いことに、2兆7000億円という金額は、
既に廃止された定率減税の減税規模2兆6000億円とほぼ等しい。
つまり、定率減税復活とほぼ同じインパクトを
国民生活に与えることになるわけだ。

わたしは去年一年間、
景気回復のために定率減税復活をずっと唱えてきたのだが、
残念ながら誰にも相手にされなかった。ぜひ、
その代替手段として暫定税率を廃止してほしいものである。

さて、もう一つのメリットは、
経済が疲弊している地方に大きな効果を与えるという点だ。

5年に1回行われる「全国消費実態調査」によると、
1世帯当たりの月間のガソリン代は、東京都区部が1972円に対して、
町村部は9774円と5倍にもなる。
病院通いも買い物にも車が不可欠となっている地方では、
ガソリン代が家計の大きな負担になっていることが、
はっきりとした数字となって表されているわけだ。

逆にいえば、5倍ガソリン代を使っている地方にとって、
暫定税率の廃止は減税効果も5倍となる。そして、
これは都市から地方への所得移転にもなる。
一番苦しんでいる地方の住民や中小企業にとって、
大きな景気対策となると同時に、
地域格差縮小にも貢献するのである。

*税率維持では地域格差が拡大するだけ

以上の二つのメリットを考え合わせてみれば、
暫定税率の廃止は政府・与党にとっても絶好のチャンスだと思うのだ。

与党や日銀にとっては、景気対策を言わずに
(つまり、景気判断のミスを認めることなく)、
実質的な景気対策をとることができる。
しかも、それが格差縮小にもなるわけだ。
こんなおいしい解決策は、そうそうないのではないか。

与党は廃止を絶対に認めないと言うが、
国民の意見は廃止に傾いている。
最近の世論調査では、
3分の2から4分の3が廃止賛成という結果が出ているが、
これは、単に税金が安くなればいいという安易な考えからではない。
自動車がなくては買い物もできず、
病院にも行けない地方在住の人にとっては、
まさに生活と生命がかかっているのである。

そこで与党の対応なのだが、もしかすると最後に大逆転があるのではないかと、
秘かにわたしは期待している。そのヒントが、
テレビ朝日の「テレビタックル」に出演する与党の国会議員の態度である。

これまでも与野党対決となるテーマが何度も話題にのぼったが、
徹頭徹尾「何がなんでも反対!」と言うケースと、
陰でこっそり「いや、個人的には‥‥」と本音をおっしゃるケースがあるのだ。
そして、今回の話題では圧倒的に後者の雰囲気なのだ。

同様のケースは薬害C型肝炎のときにもあった。
福田総理が救済の政治決断を下す前から、
「個人的には救済したほうがいいんですが」
と多くの自民党国会議員が言っていたものだった。

民主党にとって、ここはまさに攻めどころだろう。
もし、衆議院可決、参議院で否決したのちに、
与党が3分の2を使って衆議院で再可決したら国民は黙っていないだろう。
そうなったら、解散に追い込んでもいいと思う。さもないと、
景気低迷と格差拡大はますます進行して、
日本は大変な状況に陥るに違いない。

・・・

とのこと、

そもそも自民党というのは巨大な道路利権で、

長年甘い汁を吸ってきたわけです。

土建屋と持ちつ持たれつやってきた。生命線ですよ。

切れば血を見ることになる。が、

これが日本社会の病巣、ガン細胞なんだと自覚しないと。

貴重な税収の配分を歪めてきた。

今日の「民力の疲弊」の一因ともなっている。

地方の衰退はひどい状態ですよ。一刻の猶予もならぬ。

森永氏の言うとおり絶好の景気対策になる。

暫定税率は廃止すべきであります。


話は変わりますが、ハンドボールの件、

南鮮にまんまとハメラレタようですね。例の法則どうりだな。

こんな奴らです、

◆http://www.jiji.com/    2008/01/29
密漁かご、富士山20個分回収=韓国漁船か-水産庁

水産庁は29日、2000年から07年までの8年間に
日本の排他的経済水域(EEZ)内の海底清掃により
韓国漁船が密漁に使ったとみられる網が合わせて4535キロメートル、
貝を獲るかごが30万個余り回収されたと発表した。
網をすべてつなげると、東京と福岡を約2.5往復でき、
かごを積み上げるとおよそ富士山20個分になるという。


そして、支那毒菜。

いままで無事だった?のがむしろ不思議でした。

報道されぬだけで死者が出ていたのかも。

重篤な疾患が実は支那毒菜が原因だったりして。

加工食品に表示が無い、外食は正体不明が痛いね。

とにかくチャイナフリーですな。死にたくなければ。

ネットの記事より、

*こりゃどうみてもテロだろ。
支那の食品の危険性というより支那人の危険性だと思うがな。

まあ靖国テロを報道してないマスゴミは
支那人の危険性も喚起してないから同じ事だけどな。

*うちは貴金属や革製品を扱ってるんだが
中国製は3年前から仕入れを中止している。

もし問題が発覚した場合、
回収コストが計算できないほど巨額になるからだ。
仕入れの安さから生まれてくる1点数万円の儲けなど、
最終的になんの得にもならない。

*?
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/01/3jt_bd42.html
2008-01-30
中国毒餃子事件(その3)JT株の動きに掲示板で疑問ありとの声  より

今回のJTフーズの中国毒餃子事件だが、 
あまりにも発表が遅すぎるのと、
株価の動きに不審な点があるというので、
掲示板ではちょっとした騒ぎになっている。

<略>

ところで、こんな恐い指摘が。
304 :山師さん@トレード中:2008/01/30(水) 17:35:53 ID:2Nhp4J6H0

これ中国ヤクザが 空売っておいて
本国で殺虫剤をしこむ
ウマーって事が出来るって訳だよなw

さて、真相は?

*JTの株価
   日付      株価  出来高
2008年1月21日 624,000  25310
2008年1月22日 595,000  33935 ← 千葉で親子5人が夕食後に食中毒
2008年1月23日 602,000  33751 ← 社長が餃子のリニューアルを発表した翌日
2008年1月24日 607,000  25576
2008年1月25日 610,000  25851
2008年1月28日 562,000  52602 ←※出来高!!!!!
2008年1月29日 577,000  36588
2008年1月30日 562,000  28426 ← なぜか1週間も経過してから事件が発覚し、今日17時JT記者会見

1/28の出来高が倍以上っておかしいだろうよ!!

 











寒中に

2008-01-30 10:55:36 | Weblog
 画は Kazimir Malevich カジミール・マレヴィチ

 (1878 – 1935) 作


 「Reaper on Red Background」です。


*Kazimir Malevich

The most important members of the Russian avant-garde
(ロシア・アヴァンギャルド)and Suprematist movement.
*シュプレマティズム
「絶対主義」を意味するロシアの芸術運動。


☆今年の冬は積雪量はさほどでもありませんが、

寒い。水道管の破裂が例年になく多いそうです。

さて、アメリカの破綻、

◆http://diary.jp.aol.com/fcybbrnndg/ より
2008/1/26
金曜日というのに急落したNY市場 

NY市場は金曜日ということもあり朝方は$100以上上昇していましたが、
引けにかけ売られ終わってみれば171ドル安という上下動の
激しい動きとなっていました。
この中で市場関係者が恐れている
ある≪破綻≫が避けられないのではないか、
との見方が強まり、金融市場は売り一色となったものです。

【モノライン】です。

米国金融保証保険協会が発表した数字には驚愕する数字が踊っています。

保証債務総額(元利合計) 330兆円  2006年末
自己資本合計       2.3兆円

自己資本の140倍を超える保証をしていたことになり、
そして今、この保証が全て無効になりかけているのです。
保証していた【モノライン】各社が経営破たんに直面しているからです。

今、FRBは必至でこの破綻の先送りを画策していますが、
一旦メルトダウンに入った
市場はもはや誰も止めることが出来ません。

日経が報じていました世界のデリバティブの総額
4京円の10%が価値をなくすだけで
4000兆円が消えてなくなるのです。

【サブプライム】問題など小さい問題だと何度もワールドレポート等で
指摘してきましたが、今やこれが現実化しつつあるのです。
【サブプライム】は精々100兆円の話であり、
これが1800兆円に及ぶ【プライム】市場に波及し、
そして100兆円規模の数々の金融化商品に波及し、
今や300兆円を超える【モノライン】市場に波及し、
まさにドミノ倒しの様相を呈してきているのです。

そして最後には全てのデリバティブが連鎖破綻を起こし
金融市場は機能停止に追い込まれます。

すでに世界の資産家はこれを読み始めて行動をしており、
預貯金を取り崩し株を売り、不動産を売り【現物】を購入していますが、
何も知らない個人は不動産を買い株を買っています。
世界の資産家と全く反対の動きをしているのです。

今、世界中の資産家・投資家はありとあらゆる
不動産を売りまくっていますが、殆ど買い手はいません。
お客様の中にも、東京・大阪で手持ちの
不動産を売却された方もおられますが、
今なら買い手はいなかったかも・・
と安堵されている方もおられます。

まだ実態を知らない買い手もいますから
今なら不動産から逃げることはできますが、
あと1~2ヶ月もすれば決算対策で
ファンドも企業も売りまくってきますから、
不動産は売りたくても売れなくなります。
投売りしても買い手はいません。

しかしながらファンドは売らなくてはいけませんから、
30%、50%、60%安でも投げてきます。
結果、不動産はあっという間に暴落することもありえるのです。


2008/1/28
崩れた相場と金融崩壊 

今日の東証株価の急落は想定通りですが、
中国株の急落は多くの金融関係者の肝を冷やしたのではないでしょうか?

H株指数   マイナス4.9%
上海A株指数 マイナス7.2% (過去2番目の暴落)

何度も述べておりますが、今や中国株バブルは崩壊しつつあり、
今後壮絶な暴落が市場を襲うことになる筈です。

一日で20%以上の暴落も当たり前になるかも知れませんが、
今日の上海市場では保険会社の株価が軒並み暴落しており、
まさにメルトダウンが始まっているとも言えるのです。

世界の為政者は今は何とか金融市場の崩壊を避けるため、
色々な手段を取るでしょうが、それが尽きた時、
世界に悲劇が襲います。

想定していますメルトダウンの時期がかなり早まってきており、
3月には異常な姿が出てくるかも知れません。

中国株とDAX株の暴落が一部で噂されており、
これがユーロの暴落を導くことに
なるかも知れません。

・・・

底なしですね。

米中共倒れが現実のものとなりつつあるようです。

北京オリンピックは開催不能となるかも。

*2008年は中国経済にとって「最も困難な年」となる可能性…
温家宝首相 [08/01/28][北京ロイター]

わかっているけど手が付けられない、打つ手がないんでしょうな。

嘘つきの支那人が泣き言いい出すようだといよ々終わりの始まり。

その点、アメ公は能天気というか、開き直りというか、

図々しいもんです。

詐欺金融国家の責任?

そんなもん関係ねえ!といったところなんでしょう。

こんなヤクザな国と同盟し、安全保障条約を結んでいるわけです。




背中で吠えてる

2008-01-29 11:40:53 | Weblog
 画は 落合芳幾 (おちあいよしいく)

  天保4年-明治37年(1833-1904)作


 「弁慶太左衛門」です。



☆昨日の記事のなかに「唐獅子牡丹」があり、

懐かしくなりましてね。若い頃をおもいだしました。

池袋の文芸座のオールナイト興行に何度足を運んだことやら。

健さんお元気ですかね?

ご健勝をこころより祈っております。

若い人はレンタル屋でいくらでも借りれるので是非見て下さい。

1964年から始まる『日本侠客伝』シリーズ、

1965年から始まる『網走番外地』シリーズ、

『昭和残侠伝』シリーズがお勧めです。

そこで、

◆http://www2u.biglobe.ne.jp/~ekumoti/Karajisi.html
『唐獅子牡丹』    久世光彦著「みんな夢の中」より

その 久世氏 が書いている。
「健さん(俳優 高倉 健 のこと)の歌う<唐獅子牡丹>を聴いていると、
頭の中が白くなり、鳥肌が立つのである。若い頃の話でない。
いまでもそうなのだ。もう、歌を超えている。念仏と言おうか、
ご詠歌と言おうか、聖歌と言つてもいいし、
世の中の終わりの滅びの歌といってもいい。自分でも大袈裟だと思うが、
これでもまだ言い足りないくらいだ」ぼくは思わず
「久世君、よくぞ言ってくれた」と、面と会っていたら手を握りたいおもいだ。
まったく ぼくが言いたくてもうまく表現できない、
この歌の呪縛的魅力を、ずばり言葉にしてくれた。
あの文化人で、日本を代表する演出家の久世氏が、
この歌にどっぷりはまっているとは、ここに同好の士ありと、
おおいに心づよい次第。
ところでこの歌は、昭和四十年代のはじめに観客を大動員した
映画<昭和残侠伝シリーズ>の主題歌で、
健さんの巻き舌の次ぎの歌詞からはじまる。

   (一) 義理と人情を   秤(はかり)にかけりゃ
        義理が重たい   男の世界
        幼なじみの      観音様にゃ
        俺の心は      お見通し
        背中(せな)で吠えてる  唐獅子牡丹

    (二)親の意見を     承知ですねて
       曲がりくねった    六区(ろっく)の風よ
       つもり重ねた     不幸のかずを
       何と詫びよか    おふくろに
       背中で泣いてる   唐獅子牡丹

    (三)おぼろ月でも    隅田の水に
       昔ながらの      濁らぬ光り
       やがて夜明けの  来るそれまでは
       意地で支える    夢ひとつ
       背中で呼んでる   唐獅子牡丹 

      
我慢に我慢をかさねた健さんがついに堪忍袋の緒がきれて、
相手の陣に乗り込む時、健さんの声にのってこのメロデーが次々とながれる。
久世氏によれば 歌詞 は(七)番まであるという。
レコードや演歌集では(三)番までしか出ていない。
のめりこんだ久世さんは、池袋や新宿の映画館の深夜映画の
<唐獅子牡丹大会>を追って、全歌詞を暗闇のなかで写しとった。
昭和五十年代、久世氏四十歳の情熱。
この本、「みんな夢の中」にはその全歌詞がのっている。、
ここに全部を書き入れたいのはやまやまだが、
残念ながら紙面が足りない。

<略>

健さんの(花田秀次郎)が斬り込みに出だすところへ、
池部 良の(風間 重吉)が助っ人を申し出るシーンだ。


「ご一緒させて戴きます」

「風間さん。そいつはいけねえ。あんた探しに探した、
 お豊さんに会ったばかりで
 ござんせんか。病の床のそばにいるのが何よりもの名薬」

「秀次郎さん、お言葉ありがてえが、お豊は夕べ死にやした。
 三途の川とやらで、わっしの来るのを待つとりやす。
 このまま置いて行かれちゃあ、一宿一飯の仁義
 に悖(もと)り、馬鹿ぁな男と笑われやす。」


・・・

とまあ、書き出すとキリがなくなります。

手前酔いどれも血の気の多い学生でしたし、

よくデモの隊列に加わっておりました。

機動隊というのはヤクザと変わらず、よく殴ったり蹴ったり、

ひどい奴らでした。サンドイッチ規制といって外から見えない

のをいいことに女子学生を触ったり、盾の角でどついたりね。

無届デモではないんで、まさに過剰警備で、何の根拠もないわけです。

防衛上ヘルメットを被るようになったわけでそもそも警備、公安が悪いんです。

学歴コンプレックスを煽るわけですよ。

あいつら「親のすねかじりの癖に」ってね警官を教育するわけ。

やりくちが汚いんですよ。まだ進学率低かったからね。

デモは当然の権利で、当否の判断は裁判所がするんです。

で、だんだん荒れてくるわけです。

とやかく言われますが大真面目でやっていました。

70年安保を目前にし、安保粉砕ですから。

皆共通に反帝国主義ね。

正しかったと思いますよ。左巻きでしたけど。

当時はネットはありません。新聞、雑誌が嘘垂れ流しの時代。

核心を見抜いていたわけです。

今や日米安保の本質が露わになってきました。

アメリカの正体は? おわかりですよね。








寒中やⅢ

2008-01-28 10:36:39 | Weblog
 画は歌川広重(1797年)~(1858年)


 (安藤広重)号は一立齋(いちりゅうさい)作



 「名所江戸百景」より


 「びくにはし雪中」です。


 弟子の重宣(二代広重)の作らしいですが。


*http://peikichi.kicks-ass.net/~yohaku/MyLink/meisyoedo/index.html

比丘尼(びくに)橋は、江戸城東側の外濠より流れ出る
京橋川に最初に架かっていた橋である。
びくにとは、もともと出家して一定の戒を受けた尼僧を指したが、
江戸時代には尼の姿をした私娼のこともいい、
この橋の近くにびくに宿があったため橋の名前が付いたという。

この絵の手前左側の看板にある「山くじら」とは、
一般に猪の肉を指した。この店は「尾張屋」といい、
猪の肉と葱とを鍋の中で煮て客に出していたという。
 
道を隔てて向かいの店には「○やき十三里」の看板が立っている。
これは薩摩芋を丸焼きにして売る店で、
その味が栗(九里)より(四里)うまいというわけで、
九里と四里とを足して十三里と酒落て看板にしたものである。
さらに栗(九里)に近いという意味で「八里半」とした看板もあった。
江戸の婦人達は、薩摩芋を御薩といって賞味していた。
天秤で箱を担ぎ、橋にかからんとしているのは「おでん屋」であろうか。
田楽と煮込みおでんとともに燗酒も売って歩いた。
絵の右側に外濠を隔てて黒松の木が植えられた石垣が描かれている。
この石垣の内側には大名小路という大名屋敷町があった。
切絵図を見ると、数寄屋橋御門を入ったすぐ右に
大岡越前守で有名な南町奉行所があり、さらに馬場先御門前には、
広重が生まれ育った定火消屋敷があった。

・・・

*http://www.sotetsu-group.co.jp/kawaraban/125/edo.htm
フード研究家 下田 聖子    
鍋料理流行のはしりは、江戸中期の小鍋立て

寒風吹きすさび、雪がチラチラ舞う夜ともなると鍋が恋しい。
アツアツの鍋を囲みながらの一杯はたまらない。身も心もホカホカだ。
<略> 
ぼたん鍋は、イノシシの肉に野菜やキノコ類を入れ、
みそ仕立てで煮込む鍋のこと。
ぼたんとは、ちょっと小憎らしいイノシシの体型から想像しにくいが、
きれいな隠語だ。その由来は肉の色がぼたん色(ピンク色)だからとか、
皿に盛ったときぼたんが咲いたようだからという説もあるが、
これは間違い。「唐獅子牡丹」から来ている。
映画「昭和残侠(きょう)伝 唐獅子牡丹」で
高倉健の背中に描かれていた刺青(いれずみ)のあの絵柄。
もともとは美術界の画題で、
勇猛な獅子と華麗で富貴な牡丹との対照が好まれ
襖(ふすま)絵などに多く用いられた。
また、「山くじら」とも言う。温めると鯨の肉のように赤くなり、
味も似ているところから付いた。
昔、くじらは魚だと思っていた。
野獣肉の「いのしし」では食用としてはばかられるので異名を用いた。
 
・・・

さて、猪の肉といえば猪瀬直樹、

*12年政府税制調査会委員、13年小泉政権の行革断行評議会委員となる。
14年道路四公団民営化推進委員会委員として、
高速道路建設に慎重な改革案を提出。17年10月道路公団は民営化された。

◆http://klingon.blog87.fc2.com/
猪瀬さん、今回もやりましたね   2008年01月25日 (金) より

港区の非常勤職員 勤続昇給に都が異議 
『法に抵触』導入延期 2008年1月25日

非常勤職員の労働意欲向上と待遇改善を目的に勤務年数に応じた
昇給制度を検討していた東京都港区が、
「地方公務員法で恒久的雇用を前提としない非常勤職員にはなじまない」
との都の指摘を受け、
四月からの導入を先延ばしにしたことが二十四日、分かった。


<略>

<自治体の非正規職員> 採用の根拠となる地方公務員法の条項によって
非常勤職員、臨時職員などと呼ばれる。
職種は保育士やホームヘルパーなどさまざま。
自治労が傘下の組合のある約1500自治体を対象にした調査では、
1983年には約9万人だったが、
財政難や行政サービスの多様化を背景に増え続け、
2006年には約37万人と警察、消防、教員を除く
全職員の5人に1人を占めている。
給料は各自治体の条例などで定められ、
自治労の05年調査では、平均年収は約166万円。

(東京新聞)

もう、言葉も見つからない。
経験豊かな非常勤職員を繋ぎ止めようと言う気持ちすら見えない。
ずっと同じ賃金で飼い殺しにしていたら、
非常勤職員はどんなにキャリアを積んでも、
何等生活に反映されないと言うことになる。
士気は低下するだろうし、ある種のボランティア主体の活動
(名指しはしない)の様に定まらない運営を強いられるだろう。

ともかくも、東京都が、管轄下の自治体に対して非常に冷淡な事はわかった。
賃金を上げる位なら、行政サービスを低下させた方が良いと言う、
その方針の根幹もわかった。
猪瀬氏が副知事になった時から、
こう言う方向性は見えていたのだが、
やはりこうなったという事だけだ。

多分、賃金アップを阻止して財政均衡を目指す事で、
行政サービスの現場に失望を与える結果になったとしても、
小泉竹中等の新自由主義狂信者の覚えがめでたければ良いのだろう。
適応できぬ者は去れ、適応できる者のみ来たれ。
それが新自由主義の支配する世界のあり方なのだから。

そこには当然希望は存在しない。
幾ら努力しても報われない世界が拡がっているのだ。


◆http://www.asyura2.com/0510/senkyo15/msg/103.html
ご参照。
<日本道路公団が赤字だというのは嘘であり、
猪瀬直樹のねつ造であることの証明>

現在、日本道路公団は年間9200億円の
黒字なのだ。それが真実である。    


・・・

こいつ悪評が多いね。

小泉の提灯持ち、つまり国賊ですよ。

こんな奴が東京都の副知事なんだから世も末なわけだ。

慎太郎とウマがあうんだろうね。

尊大かつ無礼にして、公私混同が十八番だよな。


◆http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/
闇の声:2008/01/27(日) より

メディアが巨漢を出している理由は、先物買いだ
つまり、選挙=自民党分裂であるし、
そのカギを握るのが*巨漢だと思っている
*注 :飯島勲

言い換えれば、森ー中川対巨漢の利権綱引きだな
小泉はずるいので、
それを高みの見物しているがおそらくどこかで中川と手を組むだろう
中川は改革派と言うイメージをどうしても欲しい
あの男は久間と並んで組織との癒着が一番酷いのだが、
そんな事に頓着する中川じゃない
自分のかかあ以外に怖いモノなんか無いからな・・・
森は大人(タイレン=中国語で大人物の意味)気取りで、
問題が拗れたら自分が出ていって
「日本のために心を一つにする必要性を感じた」とか言って
利権の取引をするのさ 何処に知性があるか・・・

橋下が勝ったね・・・終盤になっても熊谷の勢いが出ないので、
これはダメかなと思い始めていた
とにかく熊谷は演説でも討論でも感じが悪かった
小沢も鳩山も菅直人も途中から諦めた感じがあった
反っくり返った熊谷に呆れたんだろうさ
それと同時に、余りに綺麗事を並べる民主党党本部に地方が
イエローカードを出し始めたのもあるかもしれない

地方は瀕死の状態にあり、出来るだけ道路などの公共工事は欲しい
あまりに硬直的な党役員の態度は、今後に影響を与えそうだね


・・・

民主も下手くそ。

自民の時間稼ぎに引っ張り込まれている。

自分でコケてれば世話ぁないね。

党内の分裂を晒している。

ガソリン、外国人参政権等々・・・

とにかく早急に選挙にもってゆくことでしょう。

手段を選ばずね。

結果はどうあれ政界再編は必至だから。




寒中やⅡ

2008-01-27 11:34:00 | Weblog
 画は Vassily Kandinsky
 (ヴァシリー・カンディンスキー)

 (1866年 - 1944年)作


 「Tiger」です。



*ワシリー・カンディンスキー

ロシア出身の画家であり、美術理論家。
後にドイツ及びフランスの国籍を取得している。
抽象絵画の先駆者。
その強烈な色彩とファンタジーに富んだ形象の世界は、
いまでもわたしたちを魅了してやまない。


☆今日は雪、寒中を実感。

さて、楽観的過ぎる部分もありますが、

◆http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/116/
第116回
「日本は没落した」はハゲタカの言葉  より
経済アナリスト 森永 卓郎氏     2008年1月21日

日本株の下落が止まらない。1月18日の日経平均株価の終値は
1万3861円29銭。
前日比77円84銭(0.56%)高となったとはいえ、
昨年末に比べると1446円も下げてしまった。
21日はさらに落ち、午前終値は1万3395円28銭である。

株下落の原因は、米国の失業率が予想以上となり
景気後退懸念があること。
そして、サブプライムローン問題が米国の金融機関に
予想以上の赤字をもたらしたことが挙げられる。
さらに、そのなかで円高が進行しているために、
日本にとってダブルパンチとなったわけだ。
このままでは日本経済はダメになるという連想が働いたのは、
確かに間違いではない。

しかし、納得できないこともある。本家の米国のダウが、
この間に8.8%の下落率であったのに対して、
日本株はそれを上回る10%以上の下落率となっていることだ。

まさに日本経済への悲観が極まった形といえよう。
現に、メディアに登場する評論家たちは口を揃えて
「日本は没落した」「日本に未来はない」という。
だが、それは本当なのだろうか。

結論から言えば、いま株式市場で起こっている事態は
オーバーシュート、
つまり、相場が行き過ぎた展開であるとわたしは見ている。
数字を一つ一つ検討していけば、
現在が異常な状態であることが理解できるだろう。
異常な状態は、いつか必ず正常な状態に戻ることは疑いがない。

日本経済が没落していると言う評論家たちは、
表層的な現象だけを見て言っているに過ぎない。
さもなければ、何か魂胆があってそう言っているではないかと、
わたしには思えるのだ。

*日本の株価は過小評価されている

わたしは去年から、株価が1万2000円台まで下落することも
あり得ると言ってきた。しかし、
その後に劇的に回復するとも言っている。なぜかといえば、
これから外資が日本株を買いにくると考えているからだ。
理由は明らかである、
実態にくらべて日本の株価がとんでもなく安いからである。

現在、日本経済は二つの面で過小評価されている。

その一つは、株式時価総額に対する名目GDPの割合である。
実際に、日米両国についてこの割合をくらべてみよう。
ただし、時価総額はすぐには発表されないので、
1月11日時点で計算したものだ。

米国の株式時価総額は、1月11日現在で、
ニューヨーク市場とナスダックを合わせて、
15兆2343億ドルと推定される。
これは名目GDPの1.38倍にあたる。

一方、東証の時価総額はマザーズを含めて451兆円で、
名目GDPの88%に過ぎない。これは明らかにおかしい。
日本の金融市場の発達の度合いは、ほぼ米国並みとなっている。
しかも、市場経済化が進んでいない中国でさえ1.5倍だ。

確かに、非上場企業はこの数字に含まれていないが、
それを考慮に入れても、日本全体の時価総額が
名目GDPを下回るという状況は納得がいかない。

バブル時代に時価総額がニューヨーク市場を上回るという
事態が起きたことも異常だったが、現在の状況もまた異常である。

仮に、日本の株式時価総額のGDP比が、
米国並みになるとすれば、
それだけで株価が57%上昇しなければならないことになる。
日経平均に換算すると、2万2219円の水準だ。
いかに現状が安すぎるかがお分かりになるだろう。

*為替レートも過小評価されている

第二の過小評価は為替だ。
ここにきて為替が円高になったといって騒いでいるが、
わたしに言わせれば、去年までの1ドル=120円というのが、
どう考えても異常であった。
現在は、単にその調整が進んでいるに過ぎない。

経済学でいう「購買力平価」という考え方に基づけば、
まだまだ円は安い。
購買力平価というのは、自国通貨と外国通貨の購買力に合わせて、
為替レートが決定されるという考え方だ。

基準とする年をいつにするのかは難しい問題だが、
仮に10年前との比較をしてみよう。すると、
米国はこの10年間で消費者物価が30.1%上昇しており、
日本は1.9%下落している。

これはどういうことかと言えば、米ドルはその価値を30.1%失い、
日本円は価値を1.9%高めたということになる。
これを日本の物価を基準にして計算すると、
米国の物価はこの10年間で相対的に32.7%高くなっていることになる。
そこで、この分を為替で調整しなくてはならないというのが、
「購買力平価」の考え方である。

ところが、実際はどうか。
1997年11月末の円ドルレートが127円だったのに対して、
昨年11月末のレートは110円となっている。
つまり、10年間で円高は15.4%しか進んでいないのだ。
そのために、異常な事態が起きてしまっている。

日本人にとって欧米の物価は異常に高くなってしまったのだ。
マクドナルドのセットを注文すると、
米国でも欧州でも1000円以上。
タクシーの初乗りも1000円を超える。ロンドンの地下鉄に至っては、
初乗りが4ポンド、つまり800円以上である。

逆に言えば、外国人旅行者にとって、
日本は非常に物価が安い国になっている。
現に、おびただしい数の外国人旅行者が日本にやってきているのは、
ご存じの通りだ。新しく有楽町にペニンシュラホテルという
ホテルが出来たのだが、
そこは1泊7万~8万円というとんでもない値段がつけられている。
いったい誰が泊まるのかと思うのだが、
これが外国人で賑わっているという。

それというのも、為替レートにからくりがあるからだ。
円で考えるから高いのであって、ドルやユーロに換算すれば、
さほど高くないホテルなのである。

*日本株はドル建てで1.81倍に大化けする?

では、10年前の購買力平価が成り立つためには、
1ドルがいくらになればいいのか。
それは、1ドル=96円である。
現状からさらに10%以上の円高が進まなければならないのだ。
それではじめて、10年前の状態に戻る。

製造業は「とんでもない」と言うかもしれないが、
1997年はそのレベルでやっていたのである。
1997年は特に円高だったわけではない。逆に言えば、
それでやっていかなくてはならないのだ。

もちろん、購買力平価を考える場合、
いつの時点を基準にとるかについては意見が分かれるところだが、
大方の専門家は、80~90円台が適正為替だと見ているようだ。

さきほどは、株式時価総額が米国並みの名目GDP比率になれば、
日経平均は2万2219円になると述べた。それに加えて、
ドルベースで考えると、
この円高もリターンに加えることができるから、
日本の株価と為替が本来の水準に戻るだけで、
ドル建ての日本株投資は現在の1.81倍に化ける可能性があることが分かる。

さあ、これだけの高いキャピタルゲインが得られるチャンスを、
投機資金が見過ごすはずがないだろう。
彼らの投機対象が枯渇してきている現状を踏まえれば、なおさらだ。

このまま株価下落が進むと、現在商品投機に向かっている
世界の投機資金が日本株に向けられ、
安値で買い占められてしまうのではないかとわたしは考えている。
そして、その後、株価が本来の水準に戻っていくことにより、
また巨額の利益をハゲタカに持っていかれてしまうのではないか。

*株を買うなら安値圏にあるうち

さて、あなたがここでハゲタカ側の代表者となったとして、
どういう意見を述べるのが適切か考えていただきたい。

正解は次のような発言だ。「日本には未来がない。
こんな国の株を買っていたら大損をする」。
これから日本株を買うのだから、
株価を下げるように誘導すればいいのである。
そうして底値になったところで株をごっそりと買い、
株価をつり上げてから売るわけだ。

そう考えると、
冒頭で述べた「日本はダメだ」と論評している評論家は、
こうしたハゲタカの片棒をかついでいる
人たちではないかと勘繰りたくなってくる。
さもなければ、まったく経済を分かっていない評論家のどちらかだろう。

冷静に考えれば、本当に日本がダメかどうかは判断がつくだろう。
米国製の車や冷蔵庫を欲しいという人がどれだけいるだろうか。
それに対して、日本の車や冷蔵庫なら、
いくら高くても欲しいという人は世界にいくらでもいる。

ましてや、日本の工作機械、時計、計測機器の評価が、
大きく落ちたとは思えない。先進国のなかで、
日本の技術が落ちたわけではけっしてないのだ。

こうした状況を考えてみれば、少なくとも株価も為替も、
いつかは本来の水準に戻るはずだということが分かるだろう。

わたしは、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」で
予想しているわけではない。
あるべき姿に戻るとどうなるかを述べているだけである。
そして、本来の水準に戻ると、前述したように、
ドル建てでみると日本の株価は8割上がるのが必然なのである。
株を買うなら今である。

そもそも株でもうけようとしたら、
安値のうちに買って高値で売るというのが大原則である。
ところが多くの人は、株が高くなり、
メディアが騒ぐころになって買う。
そして、株価が落ちてくるとすべて売り払ってしまうのだ。
それでは損するために株を買っているようなものである。

2003年のパブル崩壊後の最安値になったとき、
わたしは「いまこそ銀行株を買うべきだ」と言い続けた。
そのときも予想屋をしたわけではない。
不良債権処理の金額を除けば、
膨大な収益を見込めることが数字で分かっていたからだ。

もちろん、現在下落している株価がどの時点で
上昇に転ずるかを言い当てることはできないが、
少なくとも今が安値圏にあることは間違いない。
安いときに株を買うのが長期投資の基本である。
現に、わたしも買い始めた。

・・・

ハゲタカは背中に火がつき、焼け死ぬ運命なんでしょう?

日本からせしめた濡れ手で粟の儲けを吐き出し中・・・

かわって、アラブ、ロシアが出動開始のようです。

支那の胡乱な資金が都内駅周辺の不動産物件を漁りだしたとか。

上記記事にもありますが、

アメリカがらみですべてがおかしくなっている、

そうさせられているわけです。

国富を蕩尽させられ、国内は格差社会になってしまった。

責任は自民党、官僚(特に財務省)、日銀、マスコミにある。

国を売り続けるだけの無能集団。

恫喝、工作を巧妙に行う在日米軍、アメリカ大使館。

騙されてそれを支持した有権者も情けないんですがね。

総選挙で国民の意思を問えと言いたい。

今年は予想どうり内外共に激動の年になりつつあり、

無能の見本そのものの福田じゃ国益を損ねることあきらか。

ネットの意見ですが、

*自民の政策は国民は死ねってことです。
なんで日本人が奴隷みたいに働いて、
アメリカの貧困層ですらブクブクと太れる位の生活させにゃならんのだ。
今回のサブプライム問題も、結局、
アメリカの国ぐるみの詐欺に世界各国の銀行やファンドが
騙されてカネ巻き上げられただけだろ。
結局、アメリカの住宅産業とかにスったカネは全部もっていかれた。

小泉も竹中も同じだろね
信者どもと煽った奴ら極刑

自民党はCIAの現地出先機関だろ
つーか自民党って日本国民支配のための
統一協会=勝共連合のフロント機関だろ。


そうだと思いますよ。

日本がこうならぬようにせねば、

*http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/
2008/01/22(火)

中国崩壊のシナリオはこうなるだろう。
まず、株式・不動産バブル崩壊に始まる。

まず、バブルが崩壊したら、不動産や株式の価格が暴落する。
それらを担保に金を借りていた個人や企業が破産し、
続いて銀行も破産する。
ここまでは日本でも同じだったが、ここからが中国独自の事情だ。
そうなった時点で生産が激減、失業者があふれる。
暴動が続発し、危険を感じた外資が一斉に撤退して、
さらに失業者増大に拍車をかける。
ところが、生産が激減しても、
すでに酷いレベルに達した砂漠化・環境汚染・
水の枯渇はすぐには回復しない。
そこで、農業ができなくなった農村部の人間が、
どっと都市部になだれ込んでくるのは止まらない。
ますます都市部は人が溢れ、
失業者が激増し、暴動が止まらなくなる。
ごく一握りの大金持ちだけは、とっとと金を持って国外へ逃げる。
残るのは、貧乏な何億人と、役に立たなくなった生産設備と、
不毛な土地だけだ。食料が何億人分単位で不足する。
あまりに貧民が多すぎるので、
どこの国も助ける力はないし、助けない。
そして、中国全域で、不足した食料と水を争って殺し合いが始まる。
最後には中国全域が内戦になり、
生き残る権利をかけた壮絶な殺し合いとなる。
これが中国崩壊のシナリオだ。

これが起きる正確な時期を予測するのは困難なことだが、
可能性が高いのはバブル崩壊が2008~2010年、
大規模な内戦に突入するのが2015年というところだろう。


寒気がしてきますね。だが、現実の明日です。

寒中や

2008-01-26 10:31:41 | Weblog
 画は歌川広重(1797年)~(1858年)

            &

   歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)作

    

  「雙筆五十三次」シリーズより


  「鞠子」です。


*鞠子宿(まりこじゅく)は、東海道の宿場の一つ。
丸子とも書く。現在の静岡県静岡市駿河区丸子。
名物はとろろ汁。

「梅 若菜 丸子の宿の とろろ汁   芭蕉」


☆天気晴朗なれど、寒さひとしお。

さて、はてしもなき泥濘ですな・・・

◆http://tanakanews.com/080122recession.htm
アメリカ発の世界不況
2008年1月22日  田中 宇(さかい)

1月21日から22日にかけて、世界的な株価の急落が起きた。
日米だけでなく、欧州各国の株も下落し、世界の主な市場の多くが、
1日で4-6%の下落という、911以来6年ぶりの急落を記録した。

株安の原因は、世界から商品を旺盛に輸入・消費し続けてきた
アメリカが不況に陥りそうだということだ。
不況(リセッション)は、経済のマイナス成長が6カ月以上続く状況を指すが、
ここ1カ月ほどの間に、ゴールドマンサックスやメリルリンチといった
米大手投資銀行がアメリカの不況入りを予測し、
ブッシュ政権も不況対策の計画を発表し、
すでに米経済の不況入りはほぼ確実である。

<略>

▼倒産が倒産を呼ぶ

アメリカでは前回2000年に不況になったが、
それは不況になったかどうかわからないぐらいの浅い不況で、
期間も8カ月と短かった。しかし、今年からの不況は、
金融危機を併発しているため、
前回よりはるかに大規模で長期的なものになりそうだ。

金融危機の発端となった住宅バブルの崩壊は続き、
ファニーメイとフレディマックという、
アメリカの2つの公的住宅金融機関が貸している
比較的優良なローンの領域まで返済不能が増え始め、
2社は経営難に陥っている。2社は、資本の余力が少ないため、
返済不能が増えると倒産の危機になり、
政府の公的資金を入れて保護せねばならなくなる。
2社のローン貸出残高は合計約4兆ドルで、
この中の1割程度が貸し倒れになると、
サブプライムローンの損失総額(3000億ドル)を上回る。
しかも、2社の損失は米政府に保証義務がある。
米政府の財政は、ますます赤字になる。

不況と金融危機の併発は、米企業の倒産を増加させる。
アメリカは昨年まで、倒産しそうな会社でも
高リスク債券(ジャンク債)を発行して資金調達できたので、
倒産件数が異様に少なく、倒産率は1・3%だった。
ところが昨夏以来の金融危機で、高リスク債の市場は開店休業状態が続き、
倒産しそうな企業が高リスク債を発行しても、全く売れないか、
非常に高い金利を払う必要がある。

シティグループの概算によると、高リスク債による資金調達ができないため、
アメリカの企業倒産率は、09年初には4倍の
5・5%にはね上がると予測されている。
20社に1社が倒産するということだ。
しかも、シティグループの概算には「不況」が勘案されていない。
不況で倒産が2倍になったとすると、倒産率は10%になってしまう。

▼米英経済の不振は10年続く?

住宅ローンの返済不能や、企業倒産が増えると、
高リスク債の債務不履行(デフォルト)が増えるが、
債券の多くには、
デフォルトした場合に支払われる保険
(クレジット・デフォルト・スワップ<CDS>、
モノライン保険)が、リスクヘッジのためにかけてある。
この保険の残高は45兆ドルある(米の住宅ローン残高の4倍)。

このうちの1%の債券がデフォルトしただけで、
サブプライムの損失総額を上回る4500億ドルの保険金が必要になる。
保険金はモノライン保険会社が支払うが、こんな巨額の支払いはこなせない。
アムバックとMBIAという、モノライン保険会社の大手2社は、
倒産が時間の問題だとみられている。

モノライン保険会社が倒産したら、残っている保証契約は紙くずになる。
債券保証の制度そのものが崩れ、ヘッジされていたはずのリスクが目前に表れ、
債券全体のリスクがいっそう上がる。この分野はここ数年で急成長したので、
政府の保証は何もなく、規制もなかった。
「不況のための備え」は、実は不況など永遠に起こらないことを前提としていた。
高リスク債券の世界は全体として、不況を前提としておらず、
この手のねずみ講的な話は、今後まだまだ出てくるだろう。
ここ20年の米英の経済力の源泉だった証券化のシステムそのものの
大伽藍が崩壊している。

この金融崩壊が続く限り、不況も悪化する。
少なくとも今年いっぱいは、タマネギの皮を一枚ずつむくように
金融危機が拡大していくのではないか。
金融崩壊が一段落した後、不況も一段落するだろうが、
欠陥が露呈した以上、
証券化のシステムが復活して米英経済が昨年までの
強い状態に戻る可能性は低い。
いずれ別の金融システムが構築されれば復活するかもしれないものの、
米英経済は下手をすると今後10年は不振が続く。

▼長期的にはデカップリング

アメリカは戦後ずっと、世界中から旺盛に商品を買い続け、
大消費国として世界経済を牽引してきた。
牽引役が失われるわけだから当然、アメリカの不況は世界の不況になる。
日本もEUも、経済の減速が予測されるようになり、
ここ数日、ユーロの為替も下がっている。
(日本は、米株の購入資金作りに使われていた
円キャリー取引が清算され、円高になっている)

日欧も今年は不況に陥りそうだが、金融危機は併発していない。
日本は、90年代のバブル崩壊後の金融界の慎重さが幸いし、
金融機関は高リスク債をあまり買っていない。
欧州では損失を出す金融機関が出たが、全体として見ると、
たとえばドイツでは、
企業の投資の90%は内部留保を使った自己資金であり、
イギリス以外では債券発行は少ない(フランスでは60%)

<略>

・・・

英米ねずみ講経済ですね。

キリスト教という虚構に虚構を重ねる教義を背景にしているので、

こういう騙しの手法はおてのものなんです。

バベルの塔ですよ。

*旧約聖書創世記 第11章に記されている伝説の塔で、
ノアの洪水後、人間が天にも届くような高い塔
≪バベルの塔≫を築き始めたのを神が見て、
その驕りを怒り、
人々の言葉を混乱させ建設を中止させたとされる。


日本にも国賊がいるわけで、

◆http://amesei.exblog.jp/3192915/  
2006年 06月 06日
アメリカの日本管理は-組織経営学である  より

<略>

それ以外にも「インセンティブ」を与えるやり方がある。
合理的選択論の観点からすると、竹中平蔵は郵政民営化を実現することで、
何らかのインセンティブを得ていると考えなくてはならない。
それは大臣の椅子という名誉であったり、
実際に退任後のハーバード大学の大学の椅子であったり、
娘の大学の学費であったりするかもしれないのである。
これは実際に結果を見てみるまでは判らない。

(余談であるが、過去の自民党の総裁選で
「ニッカ・オールドパー」といって実弾が飛び交ったのは、
このエージェンシーコストを負担したうえでなお、
自民党総裁になることに田中角栄が合理性を見いだしたからである。)

竹中平蔵のすべき仕事は郵政民営化であった。
この時点で彼のエージェントとしての主要な任務は終了しているのである。
あとは榊原英資のように日曜朝の番組でへらへら
解説するだけの生活が待っているだろう。

<略>

昔は、

日本:霞ヶ関・東大法学部卒
アメリカ:ウォール街の国際銀行家(FRB・CFR・IMF)

となっていた。
つまり、表の政治機構には現れない真の権力構造は上のようになっており、
だからアメリカのシンクタンクは、
日本の官僚研究を一時期本気になってやった。
東大法学部卒というステータスが日本でどのような
意味を持っていたのかということを研究した本まで出ていたのである。
チャルマーズ・ジョンソンは、官僚制度研究の第一人者で、
その時点では「先兵」であったわけである。そんなことは彼自身が認めている。

「中心」に位置する東大法学部にいた元大蔵官僚の小泉龍司・衆院議員、
かたや、一橋大学出身、被差別出身、
和歌山出身の中心から離れていた竹中平蔵氏。
竹中氏が、日本の中心-周辺構造の中で疎外感を感じたことは必然的である。
彼がもともと東大法学部に入学できるほどの優秀な人材であったがゆえに、
東大の入試が一年だけ行われなかったことは不幸であった。
小泉龍司氏は抵抗勢力として日本の国益に殉じた。

彼は東大法学部のエスタブリッシュメントの壁を感じたはずである。
これはある意味で能力以外の差別構造である。この理不尽さに憤慨して、
日本ではなく別の国から「逆襲」することを考えていただろう。
「竹中平蔵、アメリカら逆襲した関西の田舎者」
と彼自身が日経新聞のインタビューで自己定義して語っている。

日本の中心から阻害された人物は、
「海外のエージェント」になる素質がある。
自分の優秀な能力を正当に評価してくれるということが
インセンティブになっており、
国際金融業界のきら星のごとき有力者との交わり
(ウェストチェスターに自宅がある)が彼に自負心を与えただろう。

<略>

竹中平蔵は、1994年の時点でなんと
「社会資本充実が日本の生きる道だ」
「530兆円を投資せよ・外圧に頼らない内需拡大を実施せよ」と
著書『民富論』(講談社)で今と180度逆のことを書いている。

丁度このころは、アメリカが内需拡大を促して、
日本政府に「内需拡大」のための公共投資基本計画を要求してきたときと
時季が一致する。村山元首相は朝日新聞の「経済漂流」と言う連載で
「大統領がやれと言った」と証言している。
竹中平蔵はこの時点ではケインズ政策を
積極的に推進するようなことを言っていたのだが、
今は小さな政府・財政再建を主張する小泉政権の大臣である。
間接的には彼にも日本の超巨大財政赤字の責任があるということになる。

竹中平蔵は要するに、時のアメリカの政権、ウォール街の要求に対して
忠実に応える「エージェント」だったのである。


・・・


本来、市中引き回しの上何とやらです。

ま、完全に洗脳されてる一種の狂人だね。

その害多大なものありですよ。

国外追放が至当ですな。小泉もろとも。

どうみたってスパイ防止法、防諜法は絶対に必要です。

もちろん最高刑は死刑。

国を売る国賊には死あるのみ。





北の白熊

2008-01-25 10:53:57 | Weblog
 画は歌川 國芳(1798~1861) 

 号は一勇斎 作


 「英雄大倭十二士」より


 「熊坂 長範」です。



*熊坂長範 (くまさかちょうはん)
http://www.ses.usp.ac.jp/users/nougakubu/kumasaka.htm
能:「熊坂」

前シテ:僧  後シテ:熊坂長範   ワキ:旅僧

ご参照。


☆今日は晴れています。

お蔭様にて天気予報ほどのことはありませんでした。

さて、北の白熊ロシア、

◆http://archive.mag2.com/0000012950/index.html
ロシア政治経済ジャーナル No.496  2008/1/21号 より

▼08年は?

さて、今年米ロ関係はどうなるのでしょうか?
まず、ロシアはどうなるのかという話からしていきましょう。

*政治は?

皆さんもご存知のように、プーチンさんはメドベージェフ第1副首相を
後継者に指名しました。
ロシアでは3月に大統領選挙があります。
共産党のジュガーノフ、自民党ジリノフスキー(東京に原爆を!発言
でしられる元極右)、カシヤノフ(反プーチン、元首相)などが立候補し
ています。
しかし、メドベージェフさんの圧勝は確実。
米英が「カラー革命」を画策しても成功しないでしょう。
選挙後は、メドベージェフ大統領、
プーチン首相という体制に移行する。
しかし、メドは個人的な基盤を持たないので、旧KGBがバックにいるプ
ーチンさんの支配が続きます。

*経済は?

00年以降、年平均7%程度の成長をつづけているロシア。
今年はどうなるのでしょうか?
ロシアは、アメリカと中国の問題でとばっちりをくらいます。
皆さんもご存知のように、アメリカはサブプライム問題が相当やばい。

例えば、

<メリルリンチ損失1兆5千億円…10~12月期
1月18日1時48分配信 読売新聞
【ニューヨーク=山本正実】米大手証券メリルリンチは17日発表した2
007年10~12月期決算で、米国の低所得者向け住宅融資「サブプ
ライムローン」関連などの追加損失が141億ドル(約1兆5000億円)
となった。>

1兆5000億円!

<07年下半期(7~12月)の損失額は計225億ドル
(約2兆4000億円)に達した。
米大手銀行シティグループの286億ドルに次ぐ2番目の
規模だ。>(同上)

2兆4000億円!

この二つの発表を受け、株価が暴落したのは、記憶に新しいですね。
金融機関だけではありません。
もっと恐ろしいのが不動産バブル崩壊の影響です。
エール大学教授のシラー教授の予測だと、住宅価格は8月までに7~
13%下がり、損失は3兆ドル(330兆円!)になる。
同教授は、「住宅価格の暴落は、大恐慌以来最悪のものになりかねな
い」と語っています。(東洋経済07年12月1日号)
こんな状況ですから、誰もアメリカに投資したくない。
当然ドル離れはさらに加速するでしょう。
株が下がる、不動産が下がる、ドルも下がる。
そして、消費も落ち込んでいる。
世界1の消費国の消費が落ち込めば、輸出でもっている中国経済も
減速します。
さらに中国には、「オリンピック前後にバブルが崩壊するのでは」とい
う爆弾がある。

で、ロシアはどうなのか?
アメリカと中国の景気が悪くなれば、当然石油の需要が減ります。
石油の需要が減れば、原油価格は下がるでしょう。
(長期的には、世界経済の成長と石油の枯渇で上昇する方向だが・・)
そうなると、ロシア経済も減速せざるを得ない。
で、どの程度の影響がロシアにあるのか?
これは、危機の源アメリカ・中国に比べれば、限定的といえそうです。

なぜか?

1、ロシアは原油価格がある程度さがっても大丈夫
07年1年間で原油価格は60%上昇しました。

<NY原油、一時初の100ドル台…1年で6割値上がり
1月3日9時25分配信 読売新聞
【ニューヨーク=山本正実】年明け最初の取引となった2日のニューヨ
ーク商業取引所の原油先物相場で、国際的な指標となるテキサス産
軽質油(WTI)の2月渡し価格が一時、1バレル=100ドル
ちょうどを付け、史上初めて100ドルの大台を超えた。
昨年1月の約60ドルから約6割値上がりした。>

要するに、原油価格バレル90~100ドルというのは
ロシアにとって棚ボタである。
これが60ドルまで下がっても「ボタ餅がなくなって普通になった」
ということなのです。

2、ロシアと中東産油国は一体化している

レーガンさんは、サウジアラビアに増産させ、原油価格を意図的に下げ、
石油依存のソ連経済を崩壊に導きました。
今はどうか?
アメリカがイスラム国家アフガン・イラクを攻撃し、
今はイランを敵視していることで、
中東産油国は反米親中ロに揺れています。
つまり、中東産油国とロシアは組んで、
原油価格が下がらない努力をしていくでしょう。
そのため、90年代末のように原油価格が10ドル以下になるといった
事態はおきそうにありません。
というわけで、米中が抱える爆弾により、ロシア経済は今年減速する
が、他国と比べ影響は少ないということです。

ちなみに日本はどうか?
貿易立国日本は、米中への輸出でもっている。
両国の消費が減少すれば、モロに影響があるに決まっています。

*外交は?

注目すべき点は「米ロ新冷戦」の行方ですが。
ロシア側から見ると、

1、イランが原油の決済通貨をドルからユーロ・円に移行した
2、ロシアはルーブルで石油を輸出している。
3、ロシアは、ルーブルを基軸通貨の一つにすると宣言している
4、中東産油国は、「イランが逃げ切ったら
『湾岸共通通貨』を導入しようとしている
5、ユーロの市場流通量は既にドルを超えている
6、アメリカ利下げによるドル下落圧力

等々の要因で、「アメリカは自動没落の過程に入った」といえるでしょう。
つまり、ドル離れが自動的に進み、アメリカは普通の借金大国化し、
没落していく。
もうロシアが積極的に働きかける必要もありません。

アメリカとロシアの間にはさまざまな対立点があります。
例えば、

・コソボ独立問題
・東欧MD問題
・NATO拡大問題
・イラン問題

これらの問題について、ロシアは今年一歩も譲歩しません。

・コソボ問題

基本的には、欧米独立支持、ロシア反対という構図。
欧米の支持によりコソボは、
セルビアから独立する可能性が高いですね。
ロシアはどうすることもできない。
しかし、コソボの独立は欧州の将来に暗い影を投げかけるでしょう。
もし「コソボ的やり方」が認められるのであれば、
「欧州には後11カ国独立国家ができる」といわれています。

よく、「ユーロが基軸通貨になれば、
EUが覇権国(?)になるのですか?」という質問がきます。

欧州は、ライフサイクルで衰退期の国の寄せ集め。

昔は、スペイン一国、オランダ一国、イギリス一国で
世界の覇権を握っていた。

今は27カ国集まってもアメリカ一国にもおよばない。

欧州は、コソボのような独立運動、イスラム教徒の流入と増殖によって
ゆるやかに衰退していくでしょう。
覇権どころの話ではありません。

・東欧MDとNATO拡大問題

ロシアは、東欧MDとNATO拡大を認めません。
アメリカが一方的にMD導入・NATO拡大に動けば、
ロシアは対抗措置をとる。
しかし、今年アメリカは、サブプライムローン問題への対応、
大統領選などがあり忙しい。
アメリカの国内事情で、東欧MDとNATO拡大問題は後回しにされる。
米ロ新冷戦は、07年ほど厳しくないだろうと私は思います。

・イラン問題

ロシアは、国連安保理をとおし、中国と共にアメリカの追加制裁や軍事
行動に反対していくでしょう。
私は常々「イラン問題はアメリカの天王山」といっています。
なぜか?

アメリカが(原油の決済通貨をドルからユーロ・円にかえた)
イランを放
置すれば、他の産油国が
「あ~ドル以外の通貨で売ってもおとがめなしなのね」
ということで、ドミノ的ドル離れが起こる。

結果アメリカは没落。

では、イランを攻撃したらどうなるか?
(つまり攻撃し、原油の決済通貨をドルに
戻させようとすればどうなるか?)
まず、中ロは安保理で拒否権を使うでしょう。
アメリカはイラク戦争につづき、国連を無視し理不尽な戦争をする
「悪の帝国」になる。

さらに、中ロは危機感を感じ、以下のように動く可能性があります。
1、ロシアは、ルーブルやユーロで原油を売る
2、中国は、保有高世界2位の米国債を売る
3、中ロは、ドルを売る
そうなると、世界最大の消費国アメリカは没落し、世界恐慌が起こる。
中ロのトップもそれは望みませんから、
「イラン攻撃はやめてくれ」と思っているでしょう。

気がつかれましたか?

「アメリカはイランを攻撃してもしなくても没落するのですか?」
まあ、そういう結論になります。

私は親米ですが仕方ありません。
巨人好きの人でも、「巨人はV9時代と同じくらい強い」といえば
ウソになる。
アメリカの現状もそういうことなのです。


・・・

とのこと。

いい分析と展望なのでは?

要は、

ロシアからみてもアメリカの衰亡は明白な事実ということです。

小生に言わせると、

米中共倒れの好ましき展望が見えてきたわけです。

であるならば、対策を講じなくてはなりません。

大混乱は必至ですが、判っているのといないのでは天と地。

日本の英知で切り抜けられます。

ただ米、支那、朝鮮等に変な情けは無用にすること。

非情に徹することでしょう。

自己中国家にはそれなりの対応をするだけのことです。

日本は内需中心の経済に転換をはかること。

思い切った財政出動をして疲弊した「民力の回復」

を図ること。格差社会など国柄にあわない。

税収が上がる国家でなくては。このままじゃジリ貧です。

衰亡明らかな米、支那依存の輸出体制の転換を図ること。

勃興するロシアも一つの選択肢であり、

発想の転換も必要です。もちろん油断なくね。

ロシアとは過去の因縁もあり好きにはなれませんが、

原爆を落とされたわけではないから。













暴風雪波浪警報

2008-01-24 10:18:45 | Weblog
 画は歌川 國芳(1798~1861) 

 号は一勇斎 作



 「木曽街道六十九次之内」より


 「御嶽 悪七兵衛景清」です。


*景清身代り観音  清水寺

当山にはよく知られた千手、十一面の両観世音のほかに、
景清身代わり観世音が安置されています。
御名の因となった平景清は、上総国布施の産、笠松右衛門景高の息で、
伯父大日坊殺害のため悪の一字を冠せられ
悪七兵衛景清と呼ばれた平家の勇者でした。
弱年より観世音を信仰し、日夜誦経を怠らなかったと申します。
源平の戦に平氏は敗れ、景清虜となって三尺の詰牢に押しこまれましたが、
信心いよいよ強くお経を念じて怠ることありませんでした。
時に「景清の首打って直見に仰えよ」との頼朝公の仰せあり、
御前に差し出されたその首を頼朝公がご覧じなされると、
こはいかに景清の首にあらず、勿体なくも観世音の御首でございました。
頼朝公大いに驚かれ、「景清や如何に」と尋ねれば、
景清牢中にて一心に経を唱えていたということでございます。
かくて、悪七兵衛景清、日頃信心せし観世音の宏大なるお慈悲により、
この身を解き放たれたのでございました。
ただいま当山にございます身代り観世音像は、
この時のままの御首と両の御手のみのお姿ながら、
なおも優しい笑みを浮かべて広く衆生をご覧になっておられます。
あまりにおいたわしいお姿なので、ただいまは秘仏として厨子にお納めし、
非公開とさせていただいております。


☆現在、暴風雪波浪警報発令中!

いまのところ強風ですが・・・


アメリカは炎上中、鎮火の見込み無し。

◆東京新聞 TOKYO Web
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/

カード焦げ付き 米で急増 5大金融機関 損失計1.3兆円
2008年1月19日 朝刊

【ニューヨーク=池尾伸一】信用力の低い人向け住宅ローン
(サブプライムローン)問題で揺れる米国で
クレジットカードローンなど
一般の消費者向けのローンの延滞や焦げ付きが急増している。
国民の貯蓄率がマイナスの米国では一般の人々はローンを借り入れて、
消費を拡大してきた。それだけに、焦げ付き問題の深刻化は
消費の冷え込みに直結する懸念が高い。
日本や中国など輸出を通して米国の消費者への依存度が高い
各国経済にも打撃を与えそうだ。

シティグループ、J・Pモルガン・チェースなど
米大手五金融機関が明らかにした十-十二月期決算によると、
これら金融機関は消費者向けのローンの焦げ付きや
延滞の急増に伴う引当金の積み増しなどで、
合計百二十五億ドル(約一兆三千億円)の損失を計上した。
クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレスも
焦げ付き急増から四億四千万ドルの損失を計上した。

これまで米国の消費者は価格が上がり続ける住宅を担保にして、
金融機関からのローンの借り入れを拡大。
クレジットカードによるモノやサービスの購入も増やしてきた。
しかし、住宅価格の下落により、資金繰りに行き詰まり、
ローンを返済できなくなるケースが増えている。
アメリカン・エキスプレスによると、
フロリダ州やカリフォルニア州など住宅価格の下げ幅が大きい地域ほど、
消費者向けのローンの焦げ付き発生率も高い。

また、サブプライムローン関連商品に投資した各金融機関は
巨額損失の痛手を被っており、
一般の消費者からのローンの申し込みに応じられなくなっている。
これも消費者の資金繰りが行き詰まる大きな要因。
焦げ付き拡大から銀行などがさらに消費者へのローンを絞れば
事態はさらに悪化することになる。

百貨店のメーシーズの十二月の売り上げが
前年同月比7・9%減となるなど消費の減速は鮮明になっており、
消費者向けローンの焦げ付き問題は米経済の大きな足かせとなりそうだ。


◆http://blogs.yahoo.co.jp/toushizantetu/52569040.html
米国の新たな火種モノライン

世界経済を揺るがすサブプライムローン問題に新たな
「火種」が発生しました。
今度は「モノラインの格下げ」という、非常にやっかいな問題です。

モノラインとは、金融保証業務を専門とする企業で、
複数の保険を扱う一般の保険会社を「マルチライン」と呼ぶのに対し、
金融債務のみを対象にするので「モノライン(単一事業)」と呼ばれます。
そして米国内の証券化商品の約2割、
地方債の約5割がモノラインの保証を利用しているとされています。
元来、モノラインは地方債の保証が中心でしたが、
近年は保証対象を資産担保証券などの証券化商品に広げ、
最上級格付けトリプルA(AAA)の信用力をバックに
業容を拡大してきました。

さてこのモノラインのビジネスですが、一般に財政難の自治体や、
経営に問題のありそうな低い格付け企業などが公社債を発行する場合は、
表面利率を高くするしかありません。
しかし高い格付け企業(モノライン)が、
このような証券発行主体から保証料を取り、
保証することでその債券の格付けは
一挙に最上級(トリプルA)の格付けとなり、
資金調達が円滑になるのです。

モノラインのビジネスモデルは、
自らが保証することで債券がトリプルAの高い格付けとなり、
その結果低い金利で安く資金を調達できる発行主体の、
「元々の低い格付け」との差額(スプレッド)の一部を
保証料として受け取ることです。
もちろん、保証先の債券発行主体が破綻し、
債務不履行(デフォルト)が生じた場合は、
モノラインは元利払いを肩代わりしなけれななりません。

ところがこのモノライン。よく見ると、
実に「いいかげんな虚構ビジネス」であるということが分かります。
つまり「モノライン」が保証すれば、
どんな債券も「AAA」(トリプルA)となってしまうのです。
それはモノライン自身が「AAA」の高い格付けを持っているから、
当然そこが保証する債券も「AAA」であるというのですから、
なんとも乱暴かつ軽薄な話です。

もちろんモノライン自身が「AAA」の最上級格付けに値する、
高財務体質の企業であれば全く問題はありませんが、
実際は保証している債務額に対して自己資本が極めて少なく、
貸倒引当金も全く不十分です。

現在、サブプライムローン問題の深刻化で、
モノラインの保証対象である住宅ローン担保証券(RMBS)や
債務担保証券(CDO)などの
証券化商品の格下げやデフォルトが相次ぎ、
モノラインの資本が大きく毀損している可能性が高いといいます。

モノラインの保証額は業界全体で
2兆2千億ドル(約240兆円)に上るといわれています。

今、大きな問題として認識され始めているのは、
そのモノライン自体の格付けが引き下げられると、
モノラインが保証する各種の証券、
たとえば地方債さえも格下げされたのと
同じ事になりかねないということです。
米国で発行される地方債は約半分がモノライン各社の
保証を利用しているそうで、
その格下げがあれば地方自治体などの資金調達にも影響が出るでしょう。
当然ながらその証券を保有している金融機関や投資家が抱える
証券化商品の評価損もさらに膨らむはずです。
また日本の金融機関の中には資金を調達するために証券化を利用し、
そこに米大手モノラインの保証を受けているところがあるそうです。

このようにモノラインの格下げは、
証券化商品や債券市場への広範な悪影響が懸念されているのですが、
そもそも、たいした財務力もないモノラインが高い格付けを得て、
過剰な保証を繰り返すような、
おかしな「詐欺的ビジネス」が成り立ってきたこと自体が、
サブプライムローン同様、米国の「闇」を象徴している感があります。

借金大好きの国民性といい、サブプライムローンといい、
米国の「お気楽主義」にはあらためて失望させられた次第です。


・・・


詐欺金融国家の末路がみえてきましたね。

まさに『虚栄の市』(Vanity Fair)だったということです。

伝統的な孤立主義に立ち返りゃいいんですよ。

世界に覇権を確立することなど分に過ぎたること。

外国への干渉をやめろといいたい。

非寛容な神を崇拝するのは自由だが、

その単純で空疎な価値観を押し付けられるのは迷惑至極。

化石燃料とともに勃興し、その枯渇により滅びを迎える。

そんな帝國だったということですな。

黒船の恫喝砲艦外交以来、大東亜戦争をへて、戦後六十余年・・・

日本の被害迷惑は夥しきものあり。有史以来かって無し。

清算の潮時です。









東京に雪

2008-01-23 10:31:49 | Weblog
 画は歌川広重(1797年)~(1858年)


 (安藤広重)号は一立齋(いちりゅうさい)作


 「名所江戸百景」より


 「浅草 金龍山」です。



☆冷えますねえ・・・

東京も今日は雪とか。降るときはけっこう降るんですよね。

よく電車が停まりました。ポイント凍結とかで。

あとクーラーの室外機のホースが雪で詰り、

運転ストップとかね。転倒にご注意!靴底がツルツルだから。


さて、株式市場は乱高下、バクチ相場ですな。

素人には手仕舞いを勧めます。


◆http://www.amakiblog.com/archives/2008/01/21/#000681
2008年01月21日 より

*対米従属外交を繰り返す事によって失うもの 

何故か大きく報道されないが、新テロ給油法に基づいて
給油を再開しようとする日本政府が、
今度こそ流用疑惑を招かないように使途検証をさせてくれと頼んだところ、
米国がこれを拒否したという。
検証を約束させられるぐらいなら給油は断るとまで言ってきたらしい。
驚いた。これでは米国自身が流用疑惑を認めたようなものだ。

しかし私がもっと驚いた事は、石破防衛大臣が、
「防衛大臣の責任で決める。そこまで疑ったら同盟関係とは何かとなる」などと、
これまでの国会答弁を覆して米国の無理な要求をあっさり認めた事だ。
その昔外務省の幹部が省員に対し
「米国は日本を守ってくれるのか、などと疑う事は、同盟国の米国さまに失礼だ」
と訓示を垂れた。あの言葉とそっくりだ。
流用しても目をつむりますからどうぞ給油を受けとってください、
と石破大臣は言っているのである。

そういえば19日の各紙は、なぜか小さな記事であったが、
来日中のセドニー米国防次官補代理が、普天間飛行場の移設問題について、
「移設先や滑走路の形は日本政府から提案があり、
米国としてパーフェクトではなかったが合意した。
合意した計画は履行されるべき」と、
一切の交渉を受けつけない発言を記者会見で行ったと報じていた。
日本政府と沖縄県がこれだけ難交渉を重ねて
妥協点を見つけようとしているのに、まったく歯牙にもかねない態度だ。
次官補代理ごとき下っ端役人に、そこまで言われているのである。

これだけではない。
「思いやり予算はビタ一文まけない」と言ってほぼ全額どおり
向こう3年間毎年2000億円を超える予算を日本側に認めさせたのは、
昨年12月であった。
テロ給油などよりも米国は駐留米軍の予算を確保することのほうを
はるかに重視し、福田首相に念を押していたのだ。
薬害訴訟であれほど時間がかかった福田首相の「政治決断」は、
米国に対しては二つ返事なのだ。

しかし、この程度で驚いてはいけない。
米軍再編にともなうあらゆる不合理な米側の要求がこれから
怒涛のように押し寄せてくる。
1兆円とも3兆円とも言われる根拠不明の沖縄海兵隊グアム移転の経費、
イージス艦や迎撃ミサイルシステム導入の更なる強化、
自衛隊の米軍傭兵化など、気が遠くなりそうな無体な要求が続く。

米国という国は一切の譲歩をしない国である。
弱いものに対しては徹底的に高圧的になる国である。
自分の利益が損なわれるとなると、怒り狂う国である。

そのような国の要求を、日米同盟最優先だからといってなんでも
丸呑みしてしまう日本政府の対米従属外交。
これを繰り返す事によって一体何が失われるのか。

それは勿論我々国民の安全と豊かな暮らしである。
しかしもっと深刻な問題がある。
政府や官僚は嘘をつき続けなければならない。
本当の事を明らかにすると、さすがに国民も、それはないだろう、
ということになる。説明できないから隠し続け、嘘を重ねる事になる。
おかしいと思う自分自身まで欺かなければならないのだ。
自分を騙さなければ、
さすがに官僚たちもこれ以上の対米従属を続けることはつらい。
そこで自分自身の良心までも欺く事になる。

その結果何が起きるか。モラルの崩壊である。
人間性の崩壊である。
「日米同盟」の重要性を訴え続ける政治家や官僚はもとより、
その政策を国民の前で擁護し続ける御用学者は、長年の嘘の繰り返し、
自己欺瞞の積み重ねによって、内部崩壊していくのだ。
そんな連中にまともな仕事が出来るはずは無い。
気力は萎え、物腰、顔つきまで悪くなっていく者のなんと多いことか。
対米従属外交の真の怖さはそこにある。

・・・

駐留米軍というのは居座り強盗で、

日本のために駐留などしておりませんし、

その本質は占領の継続と、おいしい失対事業なんで、

ミカジメ料をたかる恫喝脅迫が専門の893と変わりません。

いいなりの自民党、官僚、マスコミ等は売国奴・工作員です。

天罰てきめん、アメリカ・イギリスが自業自得で崩壊中です。

もう恫喝に屈してはなりません。

勝手に崩壊すればよいし、すると思います。すでに手遅れかと。

金の切れ目がなんとやら、出てゆかざるをえなくなります。

塩でも撒いてやればいいんです。

政権を交代させること。政界再編を行うこと。

国益第一の真の保守勢力を結集すること。

何度でも選挙はやればよし。

ここからが再生の第一歩になります。

自分の国は自分で守る、他国の干渉は受け付けない。

あたりまえのことが出来ていないのがすべての根源です。

カレーの日

2008-01-22 12:06:48 | Weblog
画は歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)作



 「豊國揮毫奇術競」より


 「白菊丸」です。



*「桜姫東文章」
四世鶴屋南北作。
この作品は「一心二河白道」の清玄桜姫の世界に
「隅田川」の吉田家お家騒動を綯交ぜにし、
そのころ品川の遊女屋に京の日野中納言の息女と称する
遊女がいて評判になった話題を取り入れたという、
文化期を代表する傑作狂言です。

発端 江ノ島稚児ヶ淵の場
長谷寺の所化・清玄と相承院の美しい稚児・白菊丸は
道ならぬ恋におちた末、
あの世でそい遂げようと駆け落ちして、ここ稚児ヶ淵へとやってくる。
ふたりは仲を誓う証として香箱を身に着けていて、
白菊丸は「清玄」と名を書いた蓋を、
清玄は「白菊丸」と書いた身のほうを所持していた。

やがて白菊丸は香箱の蓋を左手ににぎりしめ、海中へと身を投げる
だが清玄は波の勢いに怖気づいて飛び込めない。
すると海中から心火がもえあがり、白鷺が飛び立っていく・・・


☆今日は日本人の国民食?カレーの日なんだそうです。

*1982年(昭和57年)のこの日、全国の小中学校で一斉に、
給食にカレーが出たことを記念して。 とのこと。

東京上野のインド人経営のカレ-屋で5段階のうちの3を頼んで、

即ギブアップ、1でもダメだったですね。辛いのには特別弱いです。

日本人の偉大な?発明中辛のカレールーこれ最高。


さて、

・22日午前の東京株式市場は、
世界の景気後退懸念や円高進行で全面安の展開となった。
日経平均株価(225種)は、
前日終値からの下げ幅が650円を超える場面もあり、
取引時間中としては2005年10月21日以来、
2年3カ月ぶりに1万3000円を割り込んだ。
米景気の先行き不安を契機に、前日の欧州やロシア、
中南米の株式市場も大きく下げ、
世界的な株安傾向が鮮明になった・・・


まだ々下がるのでは?

◆http://money6.2ch.net/test/read.cgi/seiji/
闇の声:2008/01/22(火)

アメリカの余った金が急速に失われつつある
何時かは何倍にもなって帰ってくる筈だった投機資金が失われ、
日本も同様だなこれは、金融市場重視・投機重視の経済政策の、
世界的な敗北を意味するだろう
竹中がなんと言うか・・・おそらく、
改革の遅れが日本市場否定を意味するとか言うんだろうが
実際は違うと思う
実需の伴わない売り買いに金を突っ込んだその結果がこれだよ
ババ抜きのババを・・・それこそエースだったカードが
ババになったんだそれを引かされている

政局になりそうだ・・・

今日の国会質問で、株価など経済への認識を問いただされた時
福田がなんと答えるか・・・見物だね

ミッドタウンや六本木ヒルズのビルの窓が開けば、
随分飛び降り自殺するんだろう
朝から組織の親分衆が株屋を怒鳴りつけているそうだ
問題は土地の価格だなこれが急落したら、再びのバブル崩壊だ
しかも今度は消費者に金がない
銀行は有無を言わさぬ貸し剥がしをするだろうし、
もう始めているらしい
朝から銀行は債権取り立てを組織に依頼して、
身を守るのに必死だよ
家を失い、職を失う人が溢れる危険性がある
それだけの事を、アメリカはやり、
日本も追随して庶民に回すべき資金で投機をやった
企業に無理矢理貯金させてそれを金融市場に突っ込み、
今それを急速に失いつつある

又、

オーストラリアの内情に詳しい人物と昨夜遅くに話をしたけれども、
オーストラリア内部には
調査捕鯨船を沈めても世界がオーストラリアを支持するし、
鯨一頭と日本となら鯨の方が大事だ・・・
しかも、日本に肉や小麦や鉄鉱石を売らなくても
売る先はいっぱいあるから
徹底してやれと言う世論が徐々に構築され始めている
実はこれは、世界銀行の環境対策批判と一緒の話で、
日本の政策の遅れを世界中が感情的に叩き始めている
まさにこれから日本は袋叩きに遭うだろう
理不尽な要求が次から次へと出てくる

オーストラリア国内の、白人保守派の中に危険分子がいてね・・・
インドネシアとの関係も日本との関係も、
全て清算して本来の白人優位社会に回帰すべきであると言う考えがある
オーストラリアの企業家の間に、その考えは結構支持されていて、
同時に彼らは政府への牽制球の意味で
自然保護団体やNPOへの寄付も続けている
(これは保険の意味もある・・・自分達が非難されないようにする為だね)
原点に回帰して、内向きのオーストラリアを構築したいと言う事だね
超保守主義だな
オーストラリアは一時に中国化しつつあるそうで、
日本人留学生や観光客に嫌がらせがあっても
警察は見て見ぬフリをしているとか
それを喝采する一般市民がいる
実に恐いことであり、エスカレートするだろうと言う事だった


・・・

とまあ闇氏は悲観論一色ですがね、

株は禿タカファンドが処分しているのでしょう。

背中に火がついているわけだから、なりふりかまっておれぬわけで。

ますます下がりますよ。これから本番だから。

オーストラリアなど所詮ヘタレです。気にするほどの国じゃない。

その深層心理につき、

◆http://tkido.blog43.fc2.com/blog-entry-305.html
ご参照。

つまりキリスト教の破産なんですよ。

◆http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu160.htm
株式日記と経済展望

<略>

「神は細部に宿り給う」というブログでは、
反捕鯨と人種差別との深い関係を述べていますが、
歴史的に彼ら白人が犯してきた罪の大きさに彼ら自身が
発狂せんばかりに罪の意識にさいなまれているのだ。
19世紀まではキリスト教と白人優越主義は自明のものとされて、
アメリカでは先住民族が虐殺されて、
オーストラリアではイギリスから移住してきた白人が
タスマニア人を絶滅させ、
大陸のアボリジニはスポーツハンティングの対象にされた。

しかし20世紀の大東亜戦争によって白人優越主義は否定されて
アジア・アフリカ諸国は白人による植民地支配から解放される事になった。
だから白人にとっては白人優越主義を打ち破った日本は恨みの対象であり、
キリスト教徒でもなく白人でもない日本に対して歪んだ形で
恨みが反捕鯨活動となって現れてきているのだ。

彼らの論理によれば、全知全能の神と白人との間には
クジラという人類よりも高い知能をもつ存在があり、
そのクジラを捕獲して食べる日本人は野蛮人だという教義だ。
いわゆる神と人類との仲立ちをするのがクジラであり、
クジラこそ一種の超人類だとする宗教なのだろう。

白人はかつてはキリスト教布教のためと称して
有色人種を虐殺の対象として植民地支配してきた。
そのキリスト教をクジラに置き換えれば、
反捕鯨活動は神に成り代わって地球という
自然環境を守る正義の行いとなり、
クジラを食する野蛮な日本人を文明化させるための聖戦なのだろう。
そうする事で歴史的に彼らが犯してきたキリスト教による
白人優越主義の罪から逃れようとする行為なのだ。


・・・

オーストリア人の青年が神道に改宗して、

神主の修行をやっているとかいうニュースが最近あったかと。

*http://www.meitai.net/archives/20080116/2008011604.html
(神道に魅せられて : 20歳のオーストリア青年、念願の神職に)

極めて自然なことだと思いますよ。

神道、そして佛教、その英知は深い。

自然と共存する優しい教えです。心に平安が訪れます。

磔刑の被害者が御本尊というのはそもそも無理があるんですよ。

内に血の匂いと狂気を宿すことになる。

釈尊は自然死、キリストは不自然死ですから。

無理無理に論理を構築してきた。

破綻がおきて当たり前なんです。

まあ日本人には迷惑至極の話なんですけどね。

おいおいゆっくりとではあるが、

日本の宗教が世界を、地球を、救うことになってゆくのでしょう。