ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

立春とか

2009-02-04 11:02:53 | Weblog
 画は月岡 芳年(つきおか よしとし)1839~1892。

 号は一魁斎、のち大蘇芳年(たいそよしとし) 作


 「日蓮佐渡流刑/地獄太夫」です。


☆晴れ、立春とはいえ冷えますねぇ。

一茶(61歳)

    春立つや  愚の上に又  愚にかへる


さて、老いても(失礼w)なほ意気盛んな人々あり。

まず、溝口 敦さん、

◆http://www.forum21.jp/2009/01/2009109.htm
◎2009-1 特集/創価学会・公明党の[09年]を占う

消費期限切れの創価学会・公明党 立ち往生から立ち腐れへ 

ジャーナリスト 溝口 敦

*「政権から離れる」の悪夢が現実に

創価学会・公明党は進むも退くもできない泥濘にはまり、
立ち往生からいきなり立ち腐れの危機に倒れ込もうとしている。
創価学会・公明党の政治的もくろみはことごとく外れ、
ついに自公連立はご破算、単なる弱小野党として裸で寒空の下、
放り出される公算が強くなってきた。
名誉会長・池田大作が何より恐れていた「時の政権から離れる」
という悪夢がいよいよ現実になりそうである。

創価学会・公明党にとってのぎりぎりの生命線は今夏の都議選勝利である。
創価学会が本丸を置く東京で勝たないことには、警視庁や検察庁に睨みが利かず、
学会がらみ事件の立件など、いつ嫌がらせを受けるか知れたものでないからだ。
勝つために全国の学会員を東京に投入、顔とコネでF票取りに動かすから、
都議選の前後数カ月は衆院選どころではない。

そのため公明党は昨年、麻生首相に早期解散を強く求め、
年内総選挙の体勢を組んだが、麻生内閣はあまりの不人気に解散できず、
政権にしがみついて今に至った。各メディアの世論調査で
麻生支持率は軒並み20%台にまで低下し、
政権の片棒を担いできた公明党にも強い逆風が吹きつけている。
おまけに公明党が選挙の目玉にしようとした「定額給付金」も底が割れて、
国民の7割が支持しない愚策に終わっている。

その上に麻生首相は3年後の消費税増税を打ち出し、
公明党は選挙に不利だからと期限をぼかすよう注文をつけたが、
両党のやりとりはその都度報道されて、
かえって公明党の欺瞞体質を浮き彫りにした。公明党は生活を守りもしないし、
福祉の党であるはずもなく、
庶民の生活に敵対する党であることが誰の目にもハッキリしてきたのだ。

地を這うような不人気は麻生ばかりではなく、公明党も同じである。
総選挙がいつあろうと、当選者が激減することはすでに約束ごとといっていい。
投票率が上がれば、小選挙区全滅という事態もあり得る。
自民党の調査では公明党代表・太田昭宏の東京12区、
元国土交通相・冬柴鐵三の兵庫8区、幹事長・北側一雄の大阪16区で
民主党票のリードを許しているという。田端正広の大阪3区、谷口隆義の大阪5区、
福島豊の大阪6区などもぎりぎりのつばぜり合いが予想され、
総選挙が盛り上がる事態になれば、公明党は完全に息の根を止められる。

そこにもってきて自民党には、公明党との「選挙協力見直し論」が台頭してきた。
従来、自民党は小選挙区で公明党の支援を受けるお返しに
「比例区は公明党に」とリップサービスしてきたが、
党選対委員長の古賀誠が「小選挙区も比例区も自民。
自民は自民の政策と選挙で戦わなければ弱体化する。
180ある比例区をみすみす公明党に渡していいのか」と言い始めた。

いくら忠実な自民党支持者でも「比例区は公明党に」と言われ、
「ハイ、そうします」と従ってきた者はこれまでも少なかったにちがいない。
古賀発言は現状の追認といった一面を持つが、
それにしても公明党の性格は自民党のそれとは違うと、
自民党から三行半を突きつけられたに等しい。
自民党支持層は現状追随の考えを持つ者が多いと見られるが、
彼らの中に公明党への投票に違和感を持たない層が含まれていた。
彼らは「やはり公明党は自民党と違う」と今後、
比例区でも公明党に票を入れまい。

公明党はわずかな浮動票を自民党支持層、周辺層から得ていたが、
それさえも今後先細りになる。しかも公明党に対する評価の変化で、
学会員以外から集めるF票もますます獲得が難しくなるだろう。
つまり公明党は小選挙区ばかりか、比例区でも長期低落を宣言されたといえる。

もちろん古賀発言は公明党への牽制もあろうが、正論にちがいない。
創価学会・公明党は、手を握った相手をオシャカにする特徴を持つ。
ようやく自民党も学会票や公明党という「薬物害」に気づき、
学会票の高値取引は崩れ始めた。

*明確化した消費期限切れ

ここで浮上してきたのが公明党排除の上、自民党と民主党が手を結んで、
麻生は退陣、与謝野馨が首相に納まる「救国大連立構想」である。
かくて公明党はご用ずみとして捨てられ、
池田のための「防波堤」という公明党の役割は水面下に沈んで、
役立たずの組織に変わるはずである。

政界は一寸先が闇である。現実がどう展開するか分かったものではないが、
それにしても創価学会・公明党の低落ははっきりしている。
しかも「大連立」が成立する過程で、元公明党委員長・矢野絢也と
池田大作の国会喚問が実現し、池田は「泣きっ面に蜂」になる危険がある。

来年2010年11月、創価学会は創設80年を迎える。このとき池田は82歳だが、
すでに昨年ごろから老耄の色が濃くなっている。滑舌はますます悪く、
態度・表情は高齢化に伴う初期認知症を疑わせて十分である。
本部幹部会では本来池田が目を通してスピーチの参考にすべき草稿を
幹部に代読させ、池田自身はかたわらに座ってエラソーに代読者に
イチャモンをつけ、次々代読者を交替させている。

スピーチの朗読もできず、不規則なイチャモン発言で
自分の権力を幹部と出席の聴衆会員に見せつける辺り、
見るも哀れな老残の姿である。だが、考えてみれば創価学会も公明党も、
池田がらみの全部が全部、制度疲労を起こしたとも言える。
前記したように公明党は自民党からもポイされる体たらく、
国民からポイされるのは当然である。学会員の足腰も熱意も弱り、
都議選に動員されれば、その疲れを癒すのに数カ月はかかるほどだ。

公明党は自民党と組んで学会員という生活者を騙しに騙してきた。
3年後の消費税増税を隠し、年金改悪を改善と強弁し、
国民生活を破綻させてきたのが公明党である。
学会員が公明党のため営々と票集めしてきたのがむしろ奇怪であり、
F票取りへの熱意喪失は逆に正常化というべきだろう。

池田大作は戦後日本に創価学会・公明党という
グロテスクな組織をつくりあげてきた。
女王蜂が働き蜂や兵隊蜂をなんの見返りもなく使役し、
奉仕させるのと同様の組織をでっち上げたのだ。
個々人が思考力を持つ人間にはあるまじき組織だったが、蜂並みの組織だけに、
その組織は池田のためだけに消費され、金属疲労を起こして、
今や亀裂や断裂が走り始めた。この分では来年、
池田が長男の池田博正に創価学会インタナショナル会長の座を譲る
というもくろみも怪しくなった。譲るのは簡単だが、
果たして譲るに値する組織力が残っているのか、大いに疑問である。

旧冬12月、元創価学会顧問弁護士だった山崎正友氏が急性腎不全で亡くなった。
元教学部長だった原島嵩氏も去年7月に亡くなっている。
創価学会のことである。早くも二人の死について口汚く悪罵を放っているが、
二人は創価学会・公明党の落ち行く先を見切って死んだと
断言して差し支えなかろう。一度は創価学会にからめ捕られて
思考力を池田に預けた二人だったが、池田の悪に気づいて脱会、
その後の余生は池田の悪を糾弾し、世論を覚醒することに捧げた。
最晩年の昨年辺り、池田も創価学会・公明党も国民にとって
「消費期限」が過ぎたことが明確化してきた。これで安心、
と二人は安堵の溜め息をついて死出の旅についたはずである。合掌。
(文中・一部敬称略)
 
*溝口 敦(みぞぐち・あつし)1942年生まれ。
早稲田大学政経学部卒。
出版社勤務を経てフリージャーナリスト。
宗教関係をはじめ幅広く社会問題を扱う。
『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞を受賞。
『堕ちた庶民の神』『池田大作創価王国の野望』
『オウム事件をどう読むか』『宗教の火遊び』
『チャイナマフィア』『あぶない食品群』
『細木数子 魔女の履歴書』など著書多数。



そしてこの人、鎌田慧さん、

◆http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/freeter-hyouryuu.html
NHKスペシャル「フリーター漂流」

土曜日(2005年2月6日)に放映された
NHKスペシャル「フリーター漂流」を観た。

フリーターのなかでも、モノづくりの現場での
「請負」と呼ばれる種類の労働にしぼって描いたもので、
監督官庁もなく法規制も弱い分野であるために、
現代の「合法」的世界のなかでももっとも
苛酷な搾取がおこなわれている分野の一つだ。

請負(業務請負)は、派遣に似ている。
ある工場で人がほしい。そのとき、工場をもっている発注元の企業は、
業務請負会社にたのむ。請負会社にはフリーターが大量に雇われており、
それらが隊伍をくんで発注元の企業におくりこまれる。
派遣とちがうのは、派遣のばあいは、おくりこまれた先の企業が、
その労働者を指揮・命令することになるのだが、
請負のばあいは、請負会社がまるごと仕事をひきうけ、
請負会社の指揮・命令のもとで労働者たちは働くことになるのだ。
派遣のばあいは、派遣法などもあって法の規制もあるが、
請負の方がその規制がよわい。
いまや求人の30%ちかくが業務請負である(派遣は5%)。
地域によっては、モノづくりの求人の6割が請負だ。

<略>

*鎌田慧『自動車絶望工場』

番組をみて思い出したのは、鎌田慧の『自動車絶望工場』だった。

鎌田の代表作で、日本のルポルタージュの古典の一つである。
1972年から自ら「季節工」としてトヨタのラインで実際に働き、
その体験をもとに書いた日記形式の「潜入ルポ」だ。

鎌田のこのルポの最大の特徴は、「コンベア労働」の苛酷さを、
綿密な筆致で描いたことであった。

「コンベアはゆっくり回っているように見えたが、とんでもない錯覚だった。
実際、自分でやってみなければわかるものではない。たちまちのうちに汗まみれ。
手順はどうにか覚えたのだが、とても間に合わない。軍手をしているので、
小さなボルトを、それも使う数だけ掴み取るだけでも何秒もかかる。
うまくいって三台に一台やるのが精一杯。違った種類のミッションが来ると、
それは難しくてお手上げ。カバーをはめるのにコツがいるので、
新米ではできないのだ。喉はカラカラ。煙草どころか、水も飲めない。
トイレなどとてもじゃない。だれがこんな作業システムを考えたのか。
息つく暇のないようにギリギリに考えられているのだ」
その隙間のない作業でさえ、やがてそれに「習熟」し、
多少の余裕をもてるようになる先輩の様子が描写される。

鎌田はそのなかで「充実感」をおぼえる瞬間をとらえる。

「働いている以上、どこかに喜びを見つけないではいられない。
……ロックに六本のボルトを通し、ナットランナーで締めつける。
これは慣れないと、六本のボルトがいっしょに回らない。それがうまくいって、
一気に締めるのに成功すると、『やったぁ!』と大きな声で叫ぶ。
自分でやっていても、なんの無駄もなく二、三秒で締め終えた時には、
小気味いい音をたててボルトがすべり込む。たしかにその時、
“充実感”があるのだ。こんな限られた労働の、二、三秒の動作の中にさえ、
充実感を感じとらないでは、やっていけないのも事実なのだ」

充実感が逆により大きなむなしさをひきよせる様子を、鎌田は放さない。

しかし、それだけではない。
鎌田は働いている同僚の風貌の描写や、
生活のなかでもれてくるつぶやきをとらえ、生活や気分の全体を描き出す。
深夜1時の始業前の「さあ、やるか」という労働者のつぶやきさえ、
鎌田はそこに「さあ、やろう」ではなく「さあ、また地獄が始まるか」
というニュアンスを嗅ぎとるのだ。
自衛隊から流れてくる人間の描写の中にも、
貧困のなかでそれらが一つにむすびついているさまを、にじませる。

さらに、そこにトヨタという企業体の全体像や、
企業ぐるみ・組合ぐるみの選挙の実相が重なり、
ルポは労働の現場から日本の政治経済の全体像に迫っていくのである。

鎌田は、言葉の力によってそこに迫ることができた。

今回、「フリーター漂流」をみて、鎌田のしとげた仕事を、
映像によってもまた迫ることのできる可能性をみた。
映像は言葉がつたえ切れない、微妙なニュアンスを一瞬で伝えてしまう。
父親の言葉に怒りを感じたHさんの瞬間の表情や、
仕事をしているときの高い緊張度をもったTさんの顔、
給与明細をみて絶望するその妻の気持ち……
そうしたものを映像はまことに雄弁に語る。

もし、もっと多くの時間を与えられるのであれば、さらに鋭く、
そして広範囲に全体像を明らかにすることができただろうと思う。

「単純反復不熟練労働は、
それに従事する労働者を企業から離れ難くさせる。
一定の年齢に達し、一定の生活内容を作りそれを支える一定の賃金を受け取ると、
もうかれはいまの企業から出れなくなる。
その労働がどんなに退屈極まりないものであっても、
いまの企業にいるからこそ通用するのであって、他の企業ではもう通用しない。
若く、さまざまな可能性を持っている一人の人間が、
ひとつの器官だけを激しく使う労働に囲いこまれ、
人為的に未発達な人間にされてしまう。何の特長もない、代替可能な、
従順な労働力でいる限り、かれには一定の報酬が保証される。
かれは閉鎖社会の中で飼い殺しになる」

鎌田のこのトヨタの描写は、いまみれば「牧歌的」ですらあるかもしれない。

フリーターには囲い込まれる権利、飼い殺しになる権利さえなく、
使い捨てにされるだけなのだから。

*鎌田 慧(かまた さとし、1938年6月12日 - )は、
日本のルポライター、ジャーナリスト、ノンフィクション作家。
青森県弘前市出身。早稲田大学第二文学部を卒業。
業界紙(鉄鋼新聞社)記者を経て、トヨタ自動車の期間工を経験したのち、
フリーのジャーナリストとなる。以後、被差別者・底辺労働者など
弱者の立場に拠ったルポルタージュを数多く執筆している。



如何ですか? 洞察力ということです。

「権力」におもねること無しだ。

ジャーナリズムとはかくありたし、現状は「マスゴミ」だね。

*http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/  ご参照。
植草一秀の『知られざる真実』
2009年2月 3日 (火)
日本テレビ「NEWS ZERO」の「かんぽの宿」偏向報道

◆http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1232886597/l50
*572 :聞の声:2009/02/03(火) 15:46:43 ID:AlhCKQ4b
この郵政がらみの案件だが、、意外と広がるかもしれないね
最近威勢がよかった子ねずみが急におとなしくなった、、
ケケ中はあいかわらずメデイアにでまくっているが顔色がさえない、
そういえば 藪が勲章を子ねずみには与えなかった、、
カンガルー殺しにはくれてやっても、、
一番尻尾ふってくれたのにね、、
塀の中に入る日も近いのかな、、子ねずみさん、、、

*2009/02/04(水) 02:45:49 ID:B3LjjDVA
今週号の週刊ポストも闇勢力に仕切られてるね。
「悪意」があるのは常に外資族。
神はこんな陰険な種族に味方しないからね。最終的には。



これからいろんな動きがでてくるかと。

隠蔽が利かなくなってきたねw  ネットの威力だな。