5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

リゾート戦略の変更

2007-03-16 21:17:56 | 社会

海風はあるが波はそれほど高くはない。ひばりのホバリングとさえずりが続いている。車イスのランナーに追い越された。結構なスピードがでるものだ。



今日の万歩は三河大塚駅からラグーナ蒲郡を往復。中高一貫教育、高授業料で有名?な海洋学園を回って目的のサイトに向かう。 以前にフィージビリティスタディと試算を手伝ったプロジェクト、土地の整地が始まっているのではと思って来て見たのだが、案に相違してその様子はまったく見えない。隣地、ラグーナの足湯に浸かる女性達が数名こちらを眺めているだけ。これでは2008年の開業は難しいだろう。



帰って調べた3月5日付けの日経記事によれば、2015年度に課題の債務超過を解消できるという。会社側は経営計画を変更し、2009年度から分譲事業を本格化するとある。企業のゲストハウスから第二の海洋学園誘致まで幅広の展開を目論むらしい。建設の動きが見えないなかで、例外がすでに3棟あるリゾートコンドミニアムの隣に4番目のマンション区画が確保されて基礎作業が始まっていたことは、これでナットクができた。



ラグナシアとマーケットを一巡りしてみる。金曜日の午後の割りには遊園地はガラ空き。アウトレットマーケットも若いカップルがそれこそ数えられるほど。観覧車も動きを止めている。駅とラグーナを結ぶ連絡バスの便数を4月から減便すると告知がされていた。メンバー制のテルムマランだけが稼動を上げているようだ。テーマパークとしての魅力も限られて、ジリ貧傾向は改善されていない。



債務を抱えて後がない寄合い経営陣の気持の変化、土地分譲作戦への戦略転換はどうやら明らかのようだ。こちらが手伝ったプロジェクトは下手をすると日の目をみることがないかもしれない。




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