5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

梅雨は黴雨

2021-06-18 21:55:01 | 社会

6月18日のコロナ状況、全国で1623人(延783145人)の感染と48人(累14391人)の死亡が確認された。愛知県では106人(延50340人)の感染と6人(累923人)の死亡が確認されている。

ここ数日は曇か小雨の日が続いている。路地道の紫陽花が梅雨らしさを感じさせる。今日は北陸地方が梅雨入りしたと気象庁が発表した。去年より7日遅く平年より7日遅いという。5月中旬が梅雨入りだった東海地方とはずいぶん違った気象具合である。

梅雨は黴雨。食料が腐りやすい時期でもある。昨夜の夕食に出た野菜スープが余ったから今晩にでも煮直してと思い取っておいたが、既にちょっとすえた臭いがするのであっさりと捨てた。冷蔵庫も油断がならない。朝食用に買い置きしてある1ℓ入りの牛乳パックも、飲む前に臭いを嗅いでみるようにしている。不注意で食中毒にでもなると、ウイズコロナの現状では、いろいろ社会的にマズいことになりそうだ。

北陸梅雨入りのニュースの隣で、NHK富山局が「1000人超に食中毒の症状」と報じている。

17日から18日にかけて富山市内の複数の小中学校や保育所で下痢や腹痛などの症状を訴えて、欠席や早退をする児童や園児たちが1000人を超え、集団食中毒が疑われる事態になった。体調不良を訴えたのは教職員も含めて17日は962人、18日は午後2時までに1160人に上っている。

富山市は、これらの小中学校や保育所では同一業者から納入された牛乳を給食に使っていたと明らかにした。保健所は「牛乳が原因の可能性がある」と疑って、その製乳業者の牛乳を検査し、工程に問題がなかったかを立ち入り調査で調べているというが、業者側は「原因については思いあたることがない」とも話しているようだ。

幸い重症化した子供はいないようだが、学校側では、来週からしばらくの間、給食用の飲料をお茶やジュースに切り替える対応をするという。

公立学校の給食用牛乳は、米やパンなどと同様、都道府県の教育委員会が認めた〈学校給食会〉という納入業者が一手に扱う。これは富山県でも同じだ。問題の業者が任された富山市内2つのエリアにあるすべての小中学校で腹痛や下痢などの症状を訴求する子供たちが見られるという。

スーパーで買う牛乳は紙パック入りが殆どだ。製乳業者も明治や森永といった大手からローカルの中小業者までさまざまある。同じ牛乳といっても、乳成分、消毒などの製造工程、流通システム、シェルフライフまで、まるで違っているのだろう。

スーパーが売るのだから大丈夫だろう位に思って数日に一本を買い続けているのだが、なにかことがあった時に、本当にスーパーが保証するという保証はあるのだろうか。集団食中毒のニュースを読んで、わが冷蔵庫の牛乳パックに漏れや臭いはないかと冷蔵庫のドアを開けてつくづく眺めている。

 


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