5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

日本人のKYな乗車マナー

2013-08-17 22:16:12 | 社会
暑い午後の駅、プラットフォームに平然と「地ベタ座り」をする若い母親と就学前の息子。他人の通行の邪魔になっても平気だ。

ひょっとすると例の地べた座りファッションが始まったのこの母親が高校生だった頃からかもしれない。親世代に羞恥心や社会マナーが欠落しているのだとすれば、その子の世代に「マナーが出来ていない」のは至極当然なことだ。

到着した電車に乗り込み端の席に腰をかける。ベンチシートの場合、端の席を好む客が多いのはよく知られた心理だが、こちらが気になるのは、今日のように空いている場合にも、こちらの直対面に平気で座る輩が多いこと。

いわゆる「正面を切る」という対面ルールの初歩的間違いだ。コーナー席なら他にもたくさん空席があるのに、何故よりによって他人の眼前に来るのだろう。

今日のケースはさらに悪かった。

途中駅から乗ってきた中年男。自分の直前席に座り、即スマホに眼を落とした。これなら眼を合わせずに済むなと思っていたら、突然大きなくしゃみを当方にむかって3連発。シブキが飛んでも平気の平左。格好だけでもハンカチくらい出すのが身だしなみだろう。睨んだらこそこそと席を移動した。

眼をドア先の端席に移すと、ここに座った若い女は、さっきから、ヘアスタイルが気になって仕様が無いようだ。片方の手はスマホを握り、もう片方の手で髪の毛をいじくりまわす。頭皮が痒いのだろうか、爪をたてて掻いている。

手櫛で髪を梳き、切れ毛の先を覗き込む。若い女性の黒髪といえばセクシーなものだと言われそうだが、それは嘘。彼女のまとまらない長い髪は、どこかのお化け屋敷のアルバイトにちょうどよさそうだ。

週末電車に外国語が増えるのも最近の光景だ。出稼ぎ部隊の彼らは概ね大人しく黙って乗っているが、中にはけたたましいのもいる。大声で携帯に喋り続けるのは、スタイルのいい中国人の女に限られているようだ。回ってきた車掌に注意されても我関せず。

途中駅から子供づれの家族グループの数が増えてきた。自分の前の5人掛けベンチに座ったのは親子4人。態度のでかいのは母親。娘達も語りかけるのは母親の方が多いようで、父親ひとりが手持ち無沙汰。

それでもこの家族は子供二人を両親が挟むカタチを自然に作った。子供はこれで心理的に動きを抑制される。これが片親だけ(または配慮のない母親)だと子供たちは傍若無人で勝手な車内行動をすること必定だ。

かれらは隣町の駅でみな降りた。きょうはこの地方最後の市民まつり。花火大会が7時半から始まる。

わが最寄駅に着いた電車。降車するこちらの前に「立ちはだかる」乗車客。いつものことだ。こちらがわざと身体を押し出しても相手は一歩引こうとはせずにこちらを睨む。これも、最近の電車の乗降で気になっている日本人のKY。










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