日曜日の参議院選挙には昼飯後の1時過ぎに出かけた。ところが投票所には自分がひとり。それにたいして選管側の立会いや事務方をあわせて10人が鎮座して待ちうけていた。贅沢なことである。昼飯後のこともあってか、それとも投票者が来ないせいか、皆眠たそうだった。これでは投票率は低かろうと思っていたが、今日のNHK情報だと52.61%で、3年前の前回投票率より5.31ポイント低くなっているというから、これも自民党には追い風になったわけだ。
ということで、参議院選挙、改選分の121議席がすべて決まったというNHKのニュースをサマリーにして残しておく。
各党の獲得議席は以下の通り
▽自民党:選挙区47議席;比例代表18議席;合計65議席、
▽民主党:選挙区10議席;比例代表が7議席;合計17議席、
▽日本維新の会:選挙区2議席;比例代表;6議席;合計8議席、
▽公明党:選挙区4議席;比例代表;7議席;合計11議席、
▽みんなの党:選挙区4議席;比例代表4議席;合計8議席、
▽共産党:選挙区3議席;比例代表5議席;合計8議席、
▽社民党:比例代表1議席、
▽沖縄社会大衆党:選挙区1議席、
▽無所属:選挙区2議席
▽生活の党、みどりの風、新党大地、幸福実現党、緑の党は議席なし。
結果は歴然で、自民が大勝し、民主は大敗した。
与党の自・公を合わせると76議席、非改選を含めると135議席となり、「安定多数」の129議席を上回った。与党で参議院にある17の常任委員会すべてに委員長をだせることになるのだそうだ。衆参のねじれが3年ぶりになくなったとNHKは繰り返すが、これでまた以前の「奢る自民」が戻ってくるのかもしれない。
一方、民主党は、結党以来最も少ないという17議席にとどまり大敗した。失策で人気ガタ落ちだし、云ってはわるいが代表が「チャーミング」ではない。それもあってか、人気は回復せず、定員1の選挙区で議席確保ができず、複数定員の選挙区では、維新、みんな、共産の野党組みに負けたのが敗因だとか。この党は結党いらい烏合の衆の感じがしてならなかったが、その通りになった。
維新の8議席というのも前評判の割に少ない。唐突な「慰安婦問題」が足を引っ張った観ありだ。共産党は選挙区で議席を獲得するなどして伸び、非改選を併せて11議席となり、党単独で参議院に法案提出ができることになる。自民から派生したような他党(ことあればすぐに収斂するかも)に比べると、党の成立環境が違う唯一の党だから、政権批判の力点としては面白い動きをしてくれるかもしれない。
社民党、みどりの風、など女性党首の政党が以外に振るわなかったのは、上から目線の同性には結構冷たい女たちの票が廻って行かなかったせいなのかもしれない。
どうやら多くの日本人が持っている「内向き安定心理」を自公はたくみに衝いて、民主党政権ができる前まで歴史をひき戻したことになる。デフォルトというとやり直しが利きそうだが、当時の自民党の体質にリバウンドする可能性もあるのだ。安倍の政策ミックスはどういうことになるのか。さあ、これからがタノシミダ。
ということで、参議院選挙、改選分の121議席がすべて決まったというNHKのニュースをサマリーにして残しておく。
各党の獲得議席は以下の通り
▽自民党:選挙区47議席;比例代表18議席;合計65議席、
▽民主党:選挙区10議席;比例代表が7議席;合計17議席、
▽日本維新の会:選挙区2議席;比例代表;6議席;合計8議席、
▽公明党:選挙区4議席;比例代表;7議席;合計11議席、
▽みんなの党:選挙区4議席;比例代表4議席;合計8議席、
▽共産党:選挙区3議席;比例代表5議席;合計8議席、
▽社民党:比例代表1議席、
▽沖縄社会大衆党:選挙区1議席、
▽無所属:選挙区2議席
▽生活の党、みどりの風、新党大地、幸福実現党、緑の党は議席なし。
結果は歴然で、自民が大勝し、民主は大敗した。
与党の自・公を合わせると76議席、非改選を含めると135議席となり、「安定多数」の129議席を上回った。与党で参議院にある17の常任委員会すべてに委員長をだせることになるのだそうだ。衆参のねじれが3年ぶりになくなったとNHKは繰り返すが、これでまた以前の「奢る自民」が戻ってくるのかもしれない。
一方、民主党は、結党以来最も少ないという17議席にとどまり大敗した。失策で人気ガタ落ちだし、云ってはわるいが代表が「チャーミング」ではない。それもあってか、人気は回復せず、定員1の選挙区で議席確保ができず、複数定員の選挙区では、維新、みんな、共産の野党組みに負けたのが敗因だとか。この党は結党いらい烏合の衆の感じがしてならなかったが、その通りになった。
維新の8議席というのも前評判の割に少ない。唐突な「慰安婦問題」が足を引っ張った観ありだ。共産党は選挙区で議席を獲得するなどして伸び、非改選を併せて11議席となり、党単独で参議院に法案提出ができることになる。自民から派生したような他党(ことあればすぐに収斂するかも)に比べると、党の成立環境が違う唯一の党だから、政権批判の力点としては面白い動きをしてくれるかもしれない。
社民党、みどりの風、など女性党首の政党が以外に振るわなかったのは、上から目線の同性には結構冷たい女たちの票が廻って行かなかったせいなのかもしれない。
どうやら多くの日本人が持っている「内向き安定心理」を自公はたくみに衝いて、民主党政権ができる前まで歴史をひき戻したことになる。デフォルトというとやり直しが利きそうだが、当時の自民党の体質にリバウンドする可能性もあるのだ。安倍の政策ミックスはどういうことになるのか。さあ、これからがタノシミダ。
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