5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

今日から愛鳥週間

2021-05-10 21:20:46 | 環境

5月10日のコロナ情報は、全国で4937人(延647410人)の感染と70人(累10993人)の死亡。このうち、愛知県では426人(延37176人)の感染と3人(累656人)の死亡が報告されている。

また愛知県ではこれまでの変異株感染が1701人に達した。若年層の感染が増えているというが、小さな我が町でも感染者が最近連日報告されているのが気にかかる。不顕性感染者はかなりいるのではなかろうか。

鳥類学者の三上修によれば、電柱に営巣するカラスが増えたのは1980年代からだろうという。それは時に停電を引き起こし、電力会社は各地で巣の撤去に追われることになったと、今日の中日夕刊「夕歩道」に書かれている。愛鳥週間にちなんた一文だ。

月曜日は燃えるゴミの日だから、早朝、ゴミ袋を家の前に出した。以前は日曜日の夜中に出して寝坊が出来たのだが、今年の正月頃から、未だ日の出前にカラスたちが集まって来て、ゴミ袋を突いて生ゴミの餌探しをする狼藉がはじまった。我が家のゴミ袋も見事に荒らされたので、以来、ゴミ出しのタイミングを人通りの多くなる朝7時にと変更したのだ。

電柱営巣もゴミ袋あさりも、カラスたちの生活環境が変わってきたということなのだろう。夕歩道はこう続く。

福井県の坂井市では、一昨年、天然記念物のコウノトリが電柱に営巣を始めた。北陸電力はその巣を撤去せずに、その電柱を迂回する配電経路を整えて子育てを見守り、四羽のヒナは無事に育って行ったという。

その希少性からニュース価値の高いコウノトリならではの特別待遇ということだろう。電力会社のグッドウイルを顧客に向けてアピールできるチャンスと読んだのだろう。

全国にカラスが営巣できそうな電柱は3600万本あるそうだ。きっとその周辺ではゴミ袋への狼藉も頻繁に起きていることだろう。環境変化に巧みに適応していく鳥たち。長い間の生活習慣から簡単に抜け出せない人間どもがかなわい訳である。

人類がこれまで経験したことのない地球温暖化がもたらす災厄。コロナはその予告編なのかもしれない。「恐竜の末裔たちに学ぶことは多い」と夕歩道は終わっている。

 


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