5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

ヒトヒト変異

2020-12-08 20:36:04 | 環境

12月8日、愛知県発表のコロナ感染者は198人、うち名古屋市が85人、豊橋市が13人、岡崎市が10人、豊田市が5人、他市町村が85人である。これで累計は11650人となった。 

全国ではあわせて2054人の感染が発表され、愛知県の3人を含む36人の死亡も確認された。全国の感染累計は167227人、死者は2447人である。

夜になって気温が下がった。喉がいがらっぽいのは空気が乾燥しているからだろうか。マフラーを首に巻く。手袋がないからポケットに両手をつっこんで歩く。週後半は冬型になるという気象予報もある。気を付けないとインフルエンザが危ない。

インフルエンザといえば鳥インフルも各地で流行しそうなイヤな感じである。

4日の記者会見で農水大臣は「香川、福岡、兵庫、宮崎の4県の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルについて、12月上旬の時点で、殺処分数が2003年度以降で過去最多の約200万羽/シーズンとなった」と発表している。その後、奈良と広島でも発生報告がされた。

農水省によると、被害が大きかった16年度には9道県で約167万羽、10年度には9県で約183万羽を殺処分したが、今季は過去の数字を上回っているという。コロナの心配に合せて鳥インフルの心配もしなくてはならない養鶏業者たちは、アラートモードにならざるを得まい。

今日の中日夕刊「夕歩道」も鳥インフルの話題だ。

東南アジアで発生した鳥インフルが相次いで人間に感染、死者が何人も出たのは2005年頃のことだとあるが、こちらはすっかりそんな出来事を忘れていた。

当時は変異したウイルスが「鳥ヒト」から「ヒトヒト」への変異をはじめれば、恐るべき新型インフルエンザの登場だと、厚労省は最悪64万人の死者を推計したという緊張の記録も残るのだそうだ。

タイムラインにもツイートが載ったが、去年の12月8日が、中国・武漢で新型コロナウイルスの最初の感染が確認された日なのだそうだ。あれから1年が経過したが、いっこうにコロナは終息する様相になく、却って拡大方向だと見える。最も厳しいアメリカ各地は死者が1日3000人に達するという驚くべき状況下に置かれている。

NBCは真珠湾攻撃の死者数よりも多いという言い方をした。イギリスでは高齢者にコロナワクチンの投与が始まったというニュースも伝えられたが、こちらに順番が回ってくるまでには、未だ時間がかかりそうだ。

とすれば、年を越してもコロナ感染の予防策は取り続けることになるのだろうが、高病原性だという鳥インフルの流行にも目を離すわけにはゆくまい。知らぬうちに「ヒトヒト変異」が起るなんて怖いことにならぬように。

 


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