撮って置きの日々

北海道 旭川写真 @ 旭川3sen6gouの まりあ

635. 旭川・凍裂傷を 自分で治す樹たち!

2006-02-16 12:10:16 | Weblog
 夏に河畔林にある凍裂した樹々数十本に気づいて、写真を撮っておいた。 私なりに五段階に分類している。 科学的植物学的な詳細は私には不明デス! 

① 傷が比較的新しくて、樹液が流れ出ている段階。 涙を出して泣いているような錯覚に陥る・・・。
向こうに明るく石狩川の流れ。


② 樹液は出なくなって、傷口の割れ目が乾いた段階。


③ 傷口の割れ目をふさいで盛り上がっているが、樹皮の色とは異なった色である段階。


④ 盛り上がったままで樹皮と同化してきた段階。

 
⑤ 傷口割れ目が閉鎖したのに、またしても凍裂の憂き目にあってしまった気の毒な樹・・・。
緑の相談所へいろいろ質問したけれど、条件によって異なるので・・・ということだった。 
気温ー25℃以下、樹齢30年以上、トドマツ、シラカバ、ヤナギ、ドロノキなどに起きやすいそうだ。 
トドマツなどの材木にする樹は価値がぐんと下がるそうだ。

634. 旭川・凍裂の樹々! (近くの河畔林)

2006-02-16 06:56:25 | Weblog

① スノーシューで、すぐ近くの石狩川河畔林を歩いた。 最近できたらしい傷口の樹を見つけた。
凍裂! 低温で樹の中の水分が凍結して樹が裂けたのです。 すごい音がするらしい。
念のため緑の相談所へTELしたら、凍列に間違いなく、河畔の川霧が立つような低温で起こるとのこと。
この一握りほどの林に、2、30本もの凍裂樹があるのですよ! 


② 凍裂痕を拡大してみる。 繊維が千切れている。 痛々しい・・・。


③ この河畔林。 幅10m長さ100m程の区域。 

④ 林の右が石狩川。 左には堤防、住宅地という生活圏なんですよ・・・。