11月16日(木)
老健施設、障害者支援グループ、地元こども園が中心となり、恒例の交流会を行った。当会は、焼き芋、落ち葉さらいのサポートを受け持った。総数400本を超えるサツマイモを焼くのはかなり大掛かりになる。担当の会員は午前7時半から熾火づくりを行い、午前10時のイモ投入に備える。
熾火の材料確保が大変だ
熾火が出来上がるまで約2時間かかる
午前9:30に園児を載せたバスが到着。老健施設のワゴンカーも次々に到着し、里山に甲高い声が響き始めた。快晴の晩秋はちょっと冷える。おじいちゃん、おばあちゃんが座る椅子を円形に並べ、中央に火を熾した。 いつもの交流会風景になった。
園児たちがバスで到着
老健施設からも到着
円陣、暖を取る熾火も準備完了
今年から関城認定こども園がこの交流会をリードすることになった。事前に関係者が集い、打ち合わせも行った。午前10時、ほぼ全員がそろい、まず、園児よりおじいちゃん、おばあちゃんに歌のプレゼント3曲が披露された。
予定通り10時に、アルミホイルを巻いたサツマイモが赤く熱せられた熾火の上に整然と並べられた。直径約3メートルの熾火が3か所作られた。
担当者はすでに汗だくになっている。 園児たちはいよいよ落ち葉さらいの準備に入る。熊手、てみ、もっこ、竹かご、を分け合い、降り積もった落ち葉の海に駆け出した。それぞれ使い方を教えていたが、思った以上に道具を使いこなしている。
「もっこ」の上に落ち葉を載せる
「てみ」もうまく使う
年長組は昨年も経験しているので、見事に落ち葉を集め、焼き場に運んでいる。一心不乱に集める様は幼児ながらも頭が下がる思いだ。休憩を挟み午前11時、ついに焼き芋が出来上がり、待望のおやつタイムとなった。シートを敷き、整然と並んだ運動靴が微笑ましい。声を合わせ「いただきま~す」さっそくホクホクのイモにかぶりつく。どの顔もニコニコになった。
「里山」のイモはうまい!
おじいちゃん、おばあちゃんも、こちらはしっとりのイモにご満悦。 恒例となった焼き芋交流会いつまでも続けたいと願っている。