里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

定例作業にボランティア来る

2015-12-13 04:49:41 | Weblog

 

昨日(12月12日・土)は定例作業日である。今年最後の定例作業であるが、下草刈り、枯木、倒木の処理、新植した苗木の整枝を行った。

今日は、地元の企業(富士通テレコムネットワークス関城)から7名(男性4名、女性3名)がボランティアで山仕事に参加してくれた。 

地球環境を守る活動をしている団体に積極的に社員参加を促す会社が増えているが、五郎助山にほど近い関城工業団地に進出した企業に努める皆さんに参加していただき、大変うれしかった。

 剪定作業を行う女性ボランティア 

副理事長の瀬端さんに担当をお願いし、ノコギリとナタを装備していただき、苗木(クヌギ、コナラ、イロハモミジ)の下枝の剪定作業をお手伝い いただいた。栃木県の益子から約1時間かけて、参加してくれたという若い女性は初めて使うノコギリにちょっと苦戦していたが、慣れるに従い、余分な下枝を切り落とし、すっきりした樹形に整えてくれた。

慣れない作業に奮闘し、ひと汗かいた10時。熱いお茶とお菓子で会員と一緒にティ―タイム。

丁度そこに、筑西市深見から「深見の環境を守る会」の皆さん(7名)が到着した。

皆さんは、地元にある湧水地を主体にした環境保全や、地域の憩いの場所として平成25年から整備を始め、将来はホタルの繁殖まで手掛けたいと活動されている。

先日、私に連絡があり、先駆的に環境保全・ホタルの繁殖に取り組んでいる当会との交流、研修を目的に、貴会を訪問したいとのご希望があり、本日来訪されたのである。

一緒にお茶をすすりながら、ホタル担当の山崎さん、谷貝さん、鶴見さんに担当者として対応して頂いた。

休憩も終わり、再び作業が開始され、各々現場に散った。

 再び作業開始 汗を流す会員  

11:30分作業は終了し、昼食の場である五郎助庵に戻った。ボランティアの皆さんもすがすがしい汗をかいたようで、笑顔で戻って来た。

深見の皆さんにも「一緒にお昼を・・」とお話したが、あと一か所、研修が予定されており、辞退された。

女性会員の心をこめた、けんちん汁とチラシごはんがテーブルに運ばれ、昼食会が始まった。けんちん汁がおいしい。やっぱり旬の味だ! ボランティアの皆さんからもお替りのコール。ニコニコして「ハーイ」の返事。作業の後、皆で食べるお昼は格別である。

富士通テレコムネットワークス関城の皆さんはここで退席となったが、これを機会にぜひこれからも気軽に参加していただくようお約束をして、笑顔でお見送りをした。

こうした輪が他の企業にも広がるよう、当会からも積極的に働きかけをしたいと思う。

皆さんありがとうございました。

コメント (3)
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