里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

定例作業、第5回わんぱく自然塾

2014-12-17 05:48:29 | Weblog

12月13日(土) 定例作業を行った。今年最後の作業となる。

助成事業の遊歩道づくり、昨年整備したエリアの整備、農大跡地に植林して13年を経過したクヌギの間伐作業を手分けして行った。

私は遊歩道づくりを担当し、森さん、黒岩先生と3人で約300mの遊歩道を整備した。

 遊歩道づくりの材料となるプラ杭、とロープ

 ルートの除草 

 杭打ち 

黒岩先生は85歳という高齢ながら、この作業に参加していただき、主に記録写真の担当をしていただいた。

100本の杭を交代で打ったが、翌日、肩と腕に相当の張りが生じ、全身マッサージを妻にお願いした。

翌14日(日)は 第5回わんぱく自然塾である。今回は落ち葉集めと焼き芋、ネーチャーゲームを用意した。丁度、「筑西マラソン」と重なり、参加した塾生も多く、15名の参加であった。

 

まず、焼き芋の準備から始め、用意した立派な「紅はるか」という品種の芋を新聞紙に包み、水に浸す。水切りをした後、アルミホイルに丁寧に包み、熾火に並べるのである。西小の子供たちはすでに何度も経験しているが、「初めての体験!」 という子も多い。

落ち葉で焚き火をしたり、その中に芋を入れ、焼き芋を作ったりすることが少なくなったが、五郎助山では会員の指導の下、このシーズン恒例の風景となっている。

 熾火に並べた「紅はるか」の上に、落ち葉を覆う。

焼けるまでネーチャーゲームだ。

まず宮本さんから「コウモリと蛾」をやるよ!と声がかかった。

まず、模範演技だ。

円陣を組み、その中にコウモリ役の宮本さんが入り、目隠しをする。蛾は私だ。コウモリ役は電波の代わりに「バット!」を叫ぶ。

私はその声を聞くと「モス」と答える。その声を頼りにコウモリは蛾に近づき捕獲するというゲームだ。

早速、コウモリになりたい人! と言ったが、手が上がらない。(はじめは、そういうケースが多い)

よし、ゆきじいがコウモリだ。と円の中に入り、バンダナで目隠しをしてもらった。蛾(モス)役は手が上がった。早速「バット!」、「モス!」が始まった。円の中を両手を広げ、蛾を捕まえようとするが、中々すばしこくて捕まえられない。

次第に、息が切れてきたころ、ようやく一匹の蛾を捕まえた。ここで交代。次、やりたい人!。「はい。」「はい!」「はい!」次々に手が上がる。一度、その面白さを味わうともう大丈夫。整理がつかないほど積極的になる。

しばし、コウモリと蛾で盛り上がったころ、活動助成を頂いているJTの糸井さんと鴨志田さんが、激励と、調査にやってこられた。

ここで小休止。

事前にJTより届けられた飲み物を子供たちに配り、水分補給をさせて頂いた。夏のキャンプの時もお世話をおかけし、とてもありがたい。

 JTさんより頂いた飲料水

この後、ビンゴゲーム、木こりの親方 とゲームが続き、11:30には焼き芋も出来上がり、ホカホカの湯気の上がる芋に子供たちは満足。

筑西マラソンに参加した塾生も焼き芋のことは忘れなかったようで、次々に里山に戻って来て、焼き芋をゲットした。

小春日和の初冬の里山。季節に応じた遊びが出来る貴重な場所である。

スタッフブログ→http://blog.goo.ne.jp/gorosuke2011

 

 

 

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