里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

ホタル里山に飛ぶ

2011-06-05 08:44:32 | Weblog

昨日、ホタル部会の谷貝さん八板さんらが飼育していたゲンジホタル約100匹が五郎助山のホタル川に放流された。事前に西小学校にお伝えしていたので、すでに6時30分ごろから親子連れがトンボ池周辺に集まっていた。午後7時、待望のゲンジホタルがホタル川に放たれるといっせいに子供たちが集まり、目を凝らしてホタルの入った編み籠を見つめたが何も見えない。谷貝さんが「まだ早い。7時半ごろになると光出すよ。」と言った。今回はホタル部会の皆さんがそれぞれ自宅の水槽に幼虫を飼育し、成虫になったものを随時ホタル川に放す方法を取った。自然のなかで発生させるのが一番良いのだが、確率が非常に厳しいので今回はこうした方法になったのである。

谷貝さんのところでは300匹以上が成虫になりそうだと言う。さて7時30分になると、ついに光り始めた。あちらに一つ、こちらに一つ、もどかしい思いに駆られるが、8時ごろになるとその光は次第に強くなり、あちこちで感激の声が上がリ始めた。ホタル川に作られた網の囲い中で観賞するものと自然の中に放たれたホタルが光を放ちながら乱舞する様はとても幻想的だ。

子供たちの肩に留まるホタルもいる。こどもはもちろん、お母さん達も「本物のホタルを初めて見ました。」と感激。

今日から約7日~10日間、五郎助にてホタルが見られます。時間は午後7:30から8:00頃が良いと思います。是非、池に写るホタルの乱舞を見に来てください。

尚、駐車場は里山駐車場にお止めください。ホタルは持ち帰れません。(懐中電器を忘れずに)

コメント (1)
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