11月18日(土)は山酔会の11月山行で山梨市の棚山(1,171m)に出かけました。故郷の南アルプス市に帰って果樹栽培をしておられるSさんが2度も下見をして下さって実現しました。参加者は男性13名。女性18名です。
富士山の眺望が良いという棚山ですが、あいにく当日の天気予報は雨。今年は7月の尾瀬も雨。10月の甲武信岳も台風接近で中止。また?!と気分は重かったです。
しかし幸いに出発時はまだ雨は降っていませんでした。現地で待っていてくださる幹事のSさんからも「まだ雨は降っておらず、雨雲予報によると午前中はほとんど降らないかもしれない」とうれしい連絡が入りました。
6時20分に横浜を出発したバスは、紅葉シーズンで普通なら渋滞する高速道路も、雨の予報のせいか空いていて順調に走り、勝沼ICを下りると窓の外には紅葉した葡萄畑の景色が広がっています(8時27分)。やがて左前方に棚山が見えてきました(8時32分)。
バスは坂道をどんどん登っていき、9時頃には「ほったらかし温泉」駐車場に到着。
幹事のSさんに迎えられ、トイレを済ませ、身支度を整え、ストレッチをして登山開始。
先頭は幹事のSさんと登山のベテランYさんです。後に続いてA班~D班の順に登っていきます。
左手には紅葉の木々の向こうに霧の甲府盆地と青い山並み。なかなか素晴らしい景色です。
登山道には枯れ葉がいっぱい。倒木が道を塞いでいるところもあり、トップを行く山のベテランYさんが枝を押さえたり、細い斜面の登山道では積み重なった枯れ葉を下に落としたり、歩きやすきして頂きありがたかったです。 途中、雨が降ってきたのでザックカバーを掛け、ゴアテックスの上着を着ましたが、間もなく雨は止みました。
次の写真は急登にかかる前に休憩をとる仲間たち(10時21分)
この後は、木に渡したロープを伝って登ったり、きつい上りが続き、かかとの踝が痛くなりました。
やがて尾根道に出で、右に行くとようやく棚山(1,171m)に到着!(11時15分)
ここで昼食になりました。談合坂サービスエリアで買ったおにぎりのご飯が固くポロポロで食べられなかったのですが、Tさんがパンを半分分けてくださり、また、Sさんから銀杏の炊き込みご飯を分けていただき助かりました。また、北海道のKさん(男性)がドライフルーツを洋酒に浸けてパン生地に混ぜて焼いた高級な手作りパンを配ってくださってこれがまた美味しく感激!
帰りは尾根道を「重ね石」まで行き、そこから下山しました。落ち葉が厚く積もり、下に石があったり木の枝があって滑ったりするので慎重に下りました。左の写真が重ね石(12時23分)。
やがて、なだらかな下りになり紅葉を楽しむ余裕ができました。(12時52分)
振り返ると棚山が見えます(13時12分)。
13時半頃ほったらかし温泉に到着。「あっちの湯」で汗を流しました。他の客は少なくのびのび温泉を楽しむことができました。
休憩室に移動し、生ビールで乾杯。山菜うどんやおそばを頂きました。Tさんからの「酔鯨」や、幹事のSさんからの甲州ワインヌーボーも振る舞われました。また、Sさんからは丹精込めた富有柿をお土産にいただきました。
帰りのバスでは雪をかぶった富士山も垣間見ることができ、道路も空いていて18時には横浜に帰着できました。 雨に降られなかったことが何より幸いでした。皆さんのお蔭で11月山行もクリアできとても感謝しています。
でもは大したことがなかったのが何よりでした。お疲れ様でした!
筋肉痛もなかったようでそれもさすがです。まだ、私は筋肉痛が残っています。
頼もしいR.Kさん。次回もどうぞよろしくね!