まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『力道妖精キム・ボクジュ』10話まで

2017-07-25 21:11:46 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                   

レビュー一覧は、こちらから。

 

今にも泣きだしそうなボクジュを見て、ジュニョンは控室に急ぎました。

誰もいません。

でも、柱の向こうに声を殺して泣くボクジュがいたのに気がついたのです。

声をかけるなんて出来ません。でも、何とかしようと思ったジュニョン。

その時、ドアの外に、ジェイが来たのが見えたのです。

ジェイは花束を渡そうと思ってやってきたのです。

ジュニョン、もう感情を抑える事は出来ませんでした。

ジェイを外に押し出し、激怒しました。なんで兄さんが応援する・・・と。

 

ジェイには、ジュニョンの怒る理由が分かりません。

「ボクジュの好きな人は兄さんだだからこそ肥満クリニックにも通ったし、嘘をついたと話した後も苦しんでた。あいつも女だ。不格好な姿を好きな人には見せたくない。だから帰れ。ボクジュはもう充分に傷ついてる。」

 

この日、部始まって以来の好成績を収める事ができたことで、ユン監督とチェコーチをはじめ、部員全員が大盛り上がりでした。

ボクジュの父は、店で打ち上げを開きました。

皆が大騒ぎしている中、ボクジュだけは自分の部屋に閉じこもっていました。泣けました。涙が止まりませんでした。

ジュニョンは、こっそりと店を覗きに来ました。でも、そこにボクジュの姿が無いのを見て、余計に心配になったのです。

 

この反響は大きく、部に、スポンサーが付く事になりました。

ボクジュは優勝したと言う事で、注目度は半端ありません。

でも、気が抜けたようなボクジュは、元気がありません。食欲もなく、ぼんやりとしています。

ジュニョンは有り金はたいてお菓子やソーセージを買って、ボクジュに食べさせようとしますが、全然効果はありません。

疲れたから寝る・・と寮に戻ったボクジュ。

そこに、ジェイから電話が入りました。今から会える?・・・とジェイ。

 

ジェイは、ジュニョンにボクジュが好きな人が自分だと言われ、これまでの事を思い起こしていました。

それで、自分が悪かった・・・と思ったのです。

ボクジュに謝りました。

「僕の所為で傷ついてほしくないんです。振り返ってみたら、僕は何も考えずに行動してて、軽率だったかと・・・。すまない。」

そんな事言われたら、ボクジュはますます恥ずかしくなりました。

ジェイに、これ以上気を遣わせたくないと、ボクジュは必死に言いました。

先生は悪くありません、自分が勝手に好きになっただけなんだから・・・。自分は大丈夫、気が変わりやすいタイプだから、すぐに忘れる・・・なんてね。

一生懸命でした。

よく泣かないで最後まで頑張れたよね、ボクジュ。

ジェイに背を向けて歩き出した時、ボクジュの目には涙がたまっていました。唇を噛んで、我慢していました。

 

ボクジュはジュニョンがジェイに自分が好きだと言う事を話したとすぐに分かりました。怒りが湧いてきました。

で、練習中のジュニョンを呼び出しました。

「先生にばらしたでしょ。」

私がどれほどみじめだったか分かる?私が好きになると、相手は困るんだ。気持ちに応えられなくて。

「出過ぎたまねをしないで

涙をためてボクジュは怒りをぶつけました。

「私が片思いに悩んでいるのがそんなに面白い

 

まさか・・・ですよ、ジュニョンは。

ただただ心配だったからです。

でも、ボクジュになじられ、つい、ジュニョンも口調をキツクしてしまいました。

「最近のお前は何だ。重量挙げがそんなに恥ずかしいのか?同じスポーツをする者としてお前をカッコ良いと思っていたけど、最近は全然カッコ良く無い。自分を恥じてるんだからな。」

ボクジュ、涙をぽろぽろこぼしながらジュニョンを睨みました。

ジュニョンも、言い捨てておいて、そのまま行ってしまいました。

 

ジュニョンは、ジェイに対して腹が立ちました。

「兄さんは自分の心の荷が降ろしたくて、謝ったんだろ

突然のジュニョンの怒りに、ジェイは説明しました。自分が大人としてもっと慎重に振る舞うべきだったと伝えたかったからだ・・・と。

「間違ったか?」

「ああ。ミスだ。兄さんに謝られたら、ボクジュはすっきりすると思うか?兄さんの思いやりが相手を傷つけることもある。」

そして、ジュニョンはこれまで心に秘めていた思いをぶちまけました。

「小さい頃から兄さんは過剰なほど優しかった。ボクが何をしても怒ったことがない。友達は羨ましがったが、俺は何だか悲しかった。本当の弟じゃないからか、この家で俺は客なんだと思った。悪気が無いのも、優しくしようと頑張ったのも分かる。だけど本当は怒られたかったし、よその兄貴のように殴られたかった。」

ジェイは初めて自分の行動の影響を知りました。

ジュニョン・・・重荷が少し降ろせたかな。

 

後日、兄弟は和解しました。

ジェイが、ジュニョンに本気で怒ったのです。・・・と言うか、怒ったと見せかけたのです。

その剣幕に驚いたジュニョンの顔が、幼かったねぇ。

「優しくしたら距離を感じるなんて思ってもみなかった。」

と、ジェイは言いました。そして、他人に関心を持たないジュニョンが一生懸命になるんだから、ボクジュは特別な友達か?・・・と聞きました。

ジュニョンもおそらく特別な友達だと思っているのでしょう。

でも、ボクジュに散々、関わるなと言われた後ですからね。もう、今後一切ボクジュには関わらないでおこうと心に決めました。

・・・無理だと思うけど

 

シホは、ストレスで体調を崩していました。

それを誤魔化しながら、練習を続けているのですが、ギソクとの交際も始めたようです。

おそらく、ジュニョンに突き放され、家族はばらばらという最悪の環境で、自分を真っ直ぐに愛してくれるギソクに頼りたかったのでしょう。

最初は、利用しようとしただけかもしれませんが、少しずつギソクの想いが沁みとおって来ているようです。

 

そんな時、ウェイトリフティング部で事件が起りました。

チェコーチが部の運営費を私的に流用したのです。

それが大学側にばれ、進退問題に発展したのです。

部員たちは皆ショックを受けました。ボクジュは特に・・・。

常日頃、母親のように姉のように自分を支えて来てくれたコーチです。人柄は良く分かっているつもりでした。心から信用していました。

なのに・・・です。

 

でもね、これには裏がありました。

流用したお金は、実はキャプテンのウンギが起こした事件の示談金だったのです。

ウンギは、結婚して子供が生まれたばかりでした。誰にもこの事は言わないでいたのですが、ある日、妻がタクシー運転手に散々暴言を吐かれ、脅すような事まで言われたのに激怒し、運転手を殴ってしまったのです。

ウンギに示談金を払う余裕はありませんでした。

警察から身元引受人としてチェコーチに連絡してきましてね。それで発覚したのです。

穏便に済ませないと、有望な選手であるウンギが逮捕となってしまいます。仕方なく・・・でした。

ウンギは、黙っていられず、ユン監督に事情を話しました。

ユン監督も悩みました。

有望選手ウンギの将来を潰すか、チェコーチを放り出すか・・・です。

チェコーチは、事情を公にはしませんでした。ウンギを守ったのです。

 

チェコーチは、大学から解雇されてしまいました。

 

この事が、ボクジュの心を完璧に折ってしまいました。

突然、姿を消したのです。

スポンサーとの約束も反故にしました。

 

ナニやソノクから事情を聞いたジュニョン。

関わらないで置こうと決めたんだから・・・と思いました。

でもね、やっぱり無理でした。必死に探したのです。

 

やっとやっとボクジュを見つけたジュニョン。

皆、どれほど心配したか分かってるのか・・・と怒鳴りました。

ボクジュが変です。

涙をためて言いました。

「ジュニョン・・・。私変なの。どこか壊れてる。何の意欲も湧かない。重量挙げもしたくないし、何だか眠い。全然気力が無い。胸が押し潰されそう。息が詰まりそうだし、ただ悲しいの。どうしよう。」

そんなボクジュ初めてです。

ジュニョン、何も言えませんでした。ただボクジュを見つめ、そっと抱きしめました。

ボクジュは、ジュニョンの胸の中で声をあげて泣きました。子供のように・・・。

ジュニョンの胸も不安で押し潰されそうな、そんな表情でした。

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元気です♪(^_^;)

2017-07-25 18:10:23 | 家族関連

 

3歳差の兄と妹・・・。一応、妹です。

時々近況報告と共に、写真が送られて来ます。

最近は、良いですねぇ。写真だけじゃなく、動画も送れますからね。

 

予定外の水遊びでびしょびしょになってしまったぼん。

パンツを脱いだは良いけど、今度はそのパンツをどこかに落として来たらしい・・・

何故、ズボンを履かないのかは不明です

 

右は、激しくはいはいをするようになって、つかまり立ちもするようになったお嬢。なかなか寝返りをしないので、心配していましたが、一旦寝返りをしたかと思うと、あっという間に動きが活発になったようです。

それはそれで大変というか・・・。

今は、兄さんの邪魔ばかりしてるようです。

 

どんな兄妹になるんでしょうか。

楽しみでもあるし、怖いようでもあるし、やっぱり楽しみでもあるし・・・ですね

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『力道妖精キム・ボクジュ』9話まで

2017-07-25 12:05:08 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                  

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咄嗟にジュニョンが声をかけました。

「着いたら電話しろよ。」

留学前に自分の大学を案内する約束をしてたんだ・・・なんて、苦し紛れの言い訳。

でもね、ボクジュはもう嘘をつき続ける事は出来ませんでした。

この大学の学生で、重量挙げ部です。チェロ専攻も、留学も全部ウソでした・・・と。

「すみません、先生。」

それだけをやっとの事で言ったボクジュは、背を向けて歩きだしました。涙がこぼれました。ジェイの前で、よく我慢できたね、ボクジュやぁ。

 

ジェイは、決して怒ってはいませんでした。戸惑うばかりでした。

ジュニョンは、説明しました。

理由は?・・・と聞かれ、好きな人が出来たらしい・・・とだけ答えました。

 

ボクジュは今さらながら、恥ずかしい思いをしていました。

自分がついた嘘のせいで、こんな事になってしまって・・・。ジェイは自分を嘘つきだと思っただろうな・・・とね。

そうです。シホがあんな行動に出たのも、ボクジュの嘘があったからで。嘘さえなければ、シホもしなかったわけで・・・。

でも、シホはこれじゃ無くても、何かボクジュを痛い目に合わせようとしたでしょうけどね。

ボクジュは、この何ともやりきれない思いを忘れる為に、必死に練習しました。

でも、なかなかふっ切る事は出来ません。

 

ジュニョンに電話しました。自分が告白した後のジェイの気持ちが気になっていたのです。

ジュニョンは、無理やりテグォンに合コンに連れ出されていましたが、この電話を口実に、とっとと抜けだして来ました。

ジェイに説明したとジュニョン。ただ、好きな人が誰かまでは言って無い・・・と聞いて、ボクジュはほっとしました。

 

ジュニョンは、気分転換に、ボクジュをゲームセンターに誘い、その後お酒を飲みました。

ボクジュ、やっぱり気分が乱れてる所為か、まー悪酔いしまくり。

ジュニョンがねぇ、面倒見が良いんですよ、これが。なんだかんだと言いながらも、飲んだくれるボクジュを最後まで面倒みて、家まで送り届けてあげました。

 

シホに妹から連絡が入りました。

とうとう父親が家を出て地方に仕事で行ってしまったとか。

妹は、原因がシホなのに、何も手を打たないと怒っていました。そしてその後、、家を出てしまったのです。

妹が家を出たと母から連絡が入り、シホは夜の街を探しました。

見つけて連れ帰ろうとしたんですが、タクシーで逃げられてしまいました。・・・どうなったのかしらね。

シホは、もう何もかも嫌になっていました。

そんな時、声をかけて来たのが、水泳部でジュニョンと仲が悪いギソク。実はギソク、大学でシホを最初に見かけた時から、好きだったようですね。

近づきたいけど、シホに相手にされていない感じです。

だけど、この時は、ギソクでも良いから一緒にいてほしいと思ったのかもしれません。シホは一緒に遊ぶと言いました。

 

ジェイがアヨンを訪ねて大学に行きました。その時、偶然ボクジュと会いましてね。

アヨンは、ボクジュを食事に誘ったのです。

行きたくはないけど、断りきれなくて、渋々ついて行ったボクジュ。

そこにジュニョンも呼ばれてやって来ました。

ジュニョンは、そのメンバーを見て、すぐさまボクジュの心境を察しました。

 

アヨンはボクジュのことを、ジェイから聞いていました。

で、好きな人というのがジュニョンだと誤解してるんです。だから、二人をくっつけようとお膳立てしたつもりでいるんです。

遠慮なく、そして悪気なくボクジュにあれこれと質問するアヨン。

それをにこにこして見ているジェイ。

ボクジュはいたたまれない思いになりました。そして、それを見ているジュニョンも、心が痛みました。

どーにかその場をやり過ごし、ジェイとアヨンと別れた時、ボクジュはどんよりと落ち込んでしまっていました。

 

ジュニョンはそれを見て、何とかボクジュを励まそうと、ドライブに誘ったのです。

海に出かけた二人。

子供のように騒ぎ、ボクジュは気分が軽くなって行きました。

「あなたに何もかも知られた。」

と、ボクジュ。恥ずかしい事も、辛い事も、全てジュニョンは見ていましたからね。

ジュニョンは、初めてボクジュに自分の事を話しました。

小学生の頃、時々ボクジュの机にお菓子が置かれていたのは、自分がした事だった・・・とか。

そして、ジェイが従兄で、両親だと言っているのは、伯母と伯父だ・・・と。実母は再婚してカナダに行った・・・とね。

 

あまりにも思いがけない話に、ボクジュはジュニョンを憐れむような目で見ました。それをジュニョンは咎めました。

自分は幸せだったから・・・と。

「誰でも心の底には傷を抱えているもんだろ。その傷に向きあいながら生きて行けば、そのうち強くなれる。お前も大丈夫だ。」

うんうん・・・とボクジュは頷きました。

 

その日以来、ボクジュは練習にいっそう励み始めました。

そして、試合の日。

不安がるボクジュを、ジュニョンが励ましました。

 

そして、ボクジュの最後の試技になりました。

 

ボクジュは、自分にできる・・・と言い聞かせ、バーベルの前に立ちました。

その時、目に入って来たのは、なんと、ジェイの姿。花束を抱えたジェイが会場に入って来たのです。

一瞬躊躇したボクジュ。

でも、チェコーチの声に我に返り、バーベルを握ったのです。

そして、必死の力でそれを掲げました。

 

“重い鉄の塊を持ちあげるから、その瞬間血管が浮き上がって顔が真っ赤になるし、二重あごになってベルトから肉もはみ出す。好きな人には見せられない”

そう言っていたボクジュ。

だから、重量挙げの先輩も、恋人を試合会場に呼ぶ事はしないんだ・・・とボクジュはドライブに行った時、ジュニョンに説明しました。

それが頭を過ぎった事は確かです。

思わず自分の姿を隠すようなそぶりをしましたから。

でもね、次の瞬間、自分が積み上げて来た努力を、皆の期待を無にするようなことはしなかったのです。それは、ボクジュが初恋に別れを告げる意志表示でもあったでしょう。

 

その時会場に駆けこんで来たジュニョン。

一瞬、結果は?・・・とボクジュを見つめました。

壇上のボクジュはジェイを見ていました。その視線を追ったジュニョンは、ジェイを見つけたのです。

ボクジュが言っていた言葉を思い出しました。

きっと、ボクジュはジェイだけには見られたく無かっただろう・・・と。

 

壇上から下がる時、ボクジュは泣いていました。

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『力道妖精キム・ボクジュ』8話まで

2017-07-25 07:53:02 | 韓国ドラマのエトセトラ

                      

レビュー一覧は、こちらから。

キョン・スジンさんって、以前からソン・イェジンさんに似てると思ってますが・・・。ますます似て来たように思います。

 

ボクジュは呆れてしまいました。そして次の瞬間、怒りが爆発です。

シホも、勝手な嫉妬心でした事を棚に挙げて、ボクジュに怒りをぶつけました。

この時のシホの目が怖い。上から見下げる感じのシチュエーションだったんですが、まー見開いた目が凄い迫力なんです。

それも、狂気が入り混じった感じですからね。

ボクジュも、負けずに怒りをぶつけましたが、自分勝手な思考に凝り固まったシホには、何を言っても無駄。

言い足りない風なシホがすがるのを、払いのけて部屋を出て行きました。

一緒に生活するなんてこと、出来そうにありませんよね。

取り残されたシホは、よりいっそう惨めになりました。

 

ボクジュは、ナニとソノクの部屋に居候することに。

ナニは、ボクジュから話を聞いて、激怒。ソノクは相変わらずすねてますけど、話しはちゃんと聞いてます。

 

ジュニョンは、ボクジュを呼び出しました。

何と言って謝ろうか、あれこれ考えていましたが・・・。まぁ、ボクジュもこの辺はちゃんとわきまえてて。

ジュニョンが事の発端ではあるけど、彼には責任は無いといえますからね。酷く責めたりはしませんでした。

 

シホには、引き続き不幸な事が起ります。

妹が訪ねて来たのです。両親の不仲が決定的になっていて、もう離婚間近に違いないと。どうすれば良いのかと泣きつかれたシホ。

何とかするから・・・と妹を抱きしめるしかありませんでした。

母を訪ねて自分が体操も大学も辞めると言ったのですが、母は許しませんでした。母は自分の人生をシホにかけていたんです。これまでの苦しみを考えると、今さら辞められたんじゃ・・・という言い分です。

シホは、ずっとそれが嫌だったのです。

母が過剰に自分に期待し、シホの人生に自分を重ね合わせていたことが・・・。

私の人生は、私のもの・・・と、シホは言いました。

だからと言って、体操を辞める事は出来ないシホでした。現実を考えたら、破滅すると分かっていても、突き進むしか無いんだと思ったからです。

 

ジュニョンは、カウンセリングの効果が、まだ出ていないと医師に報告しました。せんだっての試合でも、頭痛が起ったからです。

だけど、少しずつは治癒して来ているようです。

医師は、実母を探そうと思わなかったのかと問いました。

ジュニョンは、答えました。思わなかった・・・と。

実母が連絡を絶ったのは、何か事情があったからだろうし、愛情をかけて育ててくれた伯母と伯父に対して、悪いと思ったからです。

でも、医師は、そんな気持ち・・・実母に対する恨みや、伯母と伯父に対する感謝や申し訳ないと言う気持ちを爆発させる事が出来たら、トラウマから解放されるんじゃないかな・・・と言いました。

実は、今年もジュニョンに実母からだと偽って、クリスマスプレゼントが送られて来ていました。伯母たちが準備してくれたものだと分かっていました。だけど、ジュニョンは気付いてないフリをして、彼らの前では喜んで見せたのです。その気遣いも、彼にとっては負担となっているのです。

 

ソノクとの関係は、元通りになりました。

ソノクとボクジュ、そしてナニは、心を全てさらけ出して話し合ったのです。

親友でも、自分の行動が恥ずかしかったから、話せなかったと正直にボクジュは言いました。

ソノクは、ずっと実家がラブホテルだということを言えずに、事業をしている・・・とだけ説明して来てました。それを打ち明けたのです。

皆少しずつ心の中に秘密を持ってるんだけど、それを口にする事が出来て、3人の絆はより一層強く結ばれました。

 

ボクジュは、悩んでいましたが、ようやくジェイに電話する事が出来ました。

でも、話の辻褄を合せるため、ドイツにチェロで留学することになった・・・と言ってしまいました。だから、クリニックに通えなくなったと。

ジェイはそれを信じました。

ところがですよ。

事は意外な方向からばれてしまったのです。

 

練習中に腰を痛めたボクジュは大学の医務室に。

そこにはジェイの友人アヨンが勤務しています。

アヨンは、ジェイのことを好きみたいですが、ジェイは仲の良い友人としか考えていません。

ジェイの母・・・ジュニョンの伯母は、適齢期の息子ゆえ、常に良い縁を考えてて。アヨンは最適だと気に入っているのです。

ジェイとすると、誰でも年頃の女性とみると、自分の相手に・・・と考えてしまう母を、困ったもんだと思ってて、アヨンにも気まずい思いをさせてしまうと気にしています。

アヨンとすると、敢えてそう言う事を謝るジェイのやり方が気に入らないわけです。謝られるということは、自分は完全に対象外だと言う事ですからね。

 

ボクジュの腰の手当てをしている時、ジェイが母から持たされた料理を届けに来たのです。

それを知ったジュニョンが、まずいってんで、テグォンに緊急に指示をして、ボクジュに知らせてもらいました。

連絡を受けたボクジュが医務室から逃げ出そうとしたんだけど、時既に遅し。ジェイとアヨンがやって来ちゃった・・・。

だけど、この時は、駆け付けたジュニョンのお陰もあって、どーにか顔を合わさずに切り抜けました。

 

ところが、ほっとしたボクジュが医務室を出て、練習場に向かう時、忘れ物をしたジェイが引き返してきちゃったよ~っ

「ボクジュssi。」

と呼ばれ、振り向いたボクジュ。

目の前にはジェイが・・・。

ジュニョンが阻止しようと駆けつけたんだけど、彼が見たのは、二人が立ち尽くしてる現場でした。

あいやぁ・・・。

ボクジュの表情が、混乱を表しています。

 

それにしても、ボクジュの食べっぷりが素晴らしい

ジュニョンとボクジュのシーンは、思わず笑っちゃうことが多いです。

この明るさが私は好きです。

そして、対照的な、ボクジュの泣き方も。ジェイに、クリニックに通えなくなったと、電話する時の演技が、とても自然でこちらもじんわりと泣けそうでした。こみ上げてくる思いを必死に堪えて、電話口では泣かないと我慢するボクジュ。

切った後、堪え切れなくて、でもこんな事で泣いてしまう自分が情けなくて・・・という表情がとてもうまいと私は思いました。

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チェ・ジニョクssiサイン入り写真プレゼント♪

2017-07-25 06:34:07 | イベント、プレゼント関連

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