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イ・ソンギョンさんの表情が好きです。上の写真だけでも分かるように、ま~全く違ういろんなタイプの表情を見せてくれます。
やっぱり、目、でしょうかね。眼差し一つで、別人の顔になります。
ボクジュは、ジェイに車で送ってもらい、自分が物語のヒロインになった気分でした。
家まで・・・というジェイを制し、途中で降ろしてもらったんだけど、その現場をジュニョンに見られちゃった。
まったく・・・タイミング良過ぎですよ、ジュニョン。
彼には野暮ったく見えるけど、ボクジュは一生懸命可愛く女性らしく振る舞っているのです。これまで見た事が無いボクジュでした。
ボクジュは、地下鉄の駅のトイレでワンピースを着替え、いつものジャージ姿になりました。
その時、ジュニョンが声をかけたのです。
からかう気満々のジュニョン。
ボクジュも、すぐにジュニョンの意図を察しました。見られたんだ・・・と思いました。
ボクジュは、全てをジュニョンに知られてる気軽さからか、何でも話せるようになりました。
一種の相談窓口みたいなもんですかね。
ジュニョンも、少々の嫉妬を感じながらも、ボクジュの恋を見守っています。
でもね、彼自身、ボクジュに思わずときめいてしまう事もありましてね。その変、複雑です。
一方で、ジュニョンはカウンセリングで、少しずつ心の奥にしまいこんでいた母への思い、伯母たちへの思いを口にする事ができるようになっていました。
やはり、母からだと思っていた絵ハガキが伯母が書いたモノだと知った時から、発作が起ったようです。
別れて3年くらいは、実母から実際に届いていました。だから、ジュニョンは、離れていてもいつか母が迎えに来てくれると、信じていたようです。でも、それが自分の思い込みだったと気付いた時、心が耐えきれなくなったのです。
医師は、ジュニョンが話せたことで、治療の半分は終わったと同じだと言ってくれました。
ジュニョンの表情が少し柔らかく素直になりました。
ボクジュは、階級をあげてはどうかと言う提案をユン監督とチェコーチから受けました。
既に、父も了解済みだと聞き、自分に相談も無く勝手に決めたと怒りました。
何も事情を知らない周囲は、皆、ボクジュなら大変な増量も耐えられるだろうと励ましました。
でもね、事はそう簡単じゃありません。だって肥満クリニックに通っているんですもん。
ジェイに会うためだけに通ってるから、構わないじゃないかとジュニョンも言いました。でもね・・・。ボクジュはジェイの期待を裏切りたくはないしね・・・。わかるよ
だけど、結局はボクジュはその提案を受け入れるしかありませんでした。
本分は学生で、ウェイトリフティング専攻ですから。
過酷な増量作戦が開始されました。
学食での食事のシーン。なかなかの迫力です
実際、この役を受けた時、イ・ソンギョンさん、かなりの増量をしたそうですね。元々モデルさんですからね。人並み外れて細いわけですよ。そんな彼女がよりによってこの種目・・・と、姿を見るまでは、私も半信半疑でした。
今の状態でも決して肥満体形じゃありませんしね。身長が高いので、がっしりとした筋肉質な体形に出来上がっていますよね。
クリニックに行くと、ジェイが首をひねりました。
順調に減量できていたのに、増えてるんですもん。
で、今回は、2種類の施術を・・・と頑張ってくれたおかげで見事減量成功。
・・・となると、今度はチェコーチが首をひねる番。
増えていた筈なのに、一晩で減るなんて・・・って
これじゃいけないってんで、物凄い量の食事をさせ、父もたくさんのチキンやスープを差し入れたりして・・・。
ボクジュ、悲惨な状況です。
そんな時、クリニックから届いたメールをナニに読まれてしまい、肥満クリニックに通ってることがばれちゃった。
誤魔化しようがないので、ボクジュはナニに、ジェイへの片思いの経緯を打ち明けました。
これはこれで楽しそうなんですよ。友達と恋話が出来るのは、楽しいですもんね。ボクジュにとってはお初の事ですし。
とにかく、一人でも事情が分かってる人が居るって事は、ボクジュにとってほっとするでしょうね。
ジュニョンは、カウンセリングの効果を見る為に、小さな大会に出場すると決めました。
ところが、ボクジュから風邪をうつされてしまいましてね。練習にも励んでいる所為で、なかなか治りません。
大会を翌日に控えた日、シホがテグォンに自分の為に作っておいた生姜茶を渡し、ジュニョンに飲ませてほしいと言いました。自分が渡したと言わないで・・・と言って。
プライドを捨ててジュニョンにアタックし続けているシホですが、ジュニョンは彼女を受け入れる気は全くありません。だから、自分が渡したら飲まないと分かっているので、内緒にしたのです。
ジュニョンの試合の日。ボクジュはクリニックに。
ジェイからジュニョンのトラウマについて聞きました。だから、スタートに失敗してるんだ・・・と。
明るく冗談好きなジュニョンにも、悩みがある事を知ったボクジュでした。
その日、試合に行くジュニョンと会った時、そうとは知らないんで、いつものように憎まれ口を叩いてしまった自分を反省しました。
ジュニョン、医師から言われた方法で緊張をほぐそうとしました。
しかし、完全に緊張がほぐれたわけじゃなく、結局、スタートで出遅れてしまったのです。でもね、スタートは出来ました。
入賞圏内には入らなかったけど、充分克服できると思えました。
ボクジュは、結果を知り、ジュニョンを励ましたいと思いました。自分の心無い発言のお詫びもしたかったのです。
あれこれ考えた挙句、カエルの折り紙を作りました。
大学には、願いを叶えてくれるヒキガエルがいる・・・なんて言われてる池がありましてね。その話を以前ジュニョンとした事を思い出したのです。
不器用なボクジュがしわしわのカエルの折り紙を差し出した時、ジュニョンは心が温かくなりました。
お詫びの印で・・・とボクジュが家に連れて行きました。
父がボクジュの為に国産のアワビを用意して待ってると聞いていましてね。ジュニョンに体力をつけさせようと考えたんです。
ボクジュ父と叔父は、ジュニョンを不審な目で見つめました。
ボクジュが男性を連れて来たのは初めてだったからで。
でも、以前、店に来たジュニョンの事を、二人は覚えていました。
小学校の同級生だと説明されましたが、疑いの目で見てますよ。
二人を見ていたのは、彼らだけじゃなくて、シホも・・・です。
口げんかしながら楽しそうな二人を、見てしまったのです。
その時、シホは、例の生姜茶を持って試合の応援にも行っていたのです。でも目の前で結果が出せなかったジュニョンを見て、声をかける事が出来ないで帰って来たところだったのです。
これまでも、シホはジュニョンのボクジュに対する態度を、好意の発露だと感じていました。
こう言う時、たいていは好意を抱いている男性じゃなく、相手の女性に対して憎しみって湧くもので・・・。
シホ、ボクジュのかばんを漁って、肥満クリニックの手帳を発見しましたよ。
そして、それをウェイトリフティング部の練習場に置いてきたのかな?
ユン監督たちに、知られてしまいましたよ。
そして、それはすぐにボクジュ父にも・・・。
ばれちゃったよ・・・ボクジュ。
ジュニョンが、シホがウェイトリフティング部に入って行く姿を目撃してるんで、多分すぐにシホの仕業だと言う事もばれるんでしょうね。