まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『秘密の扉』19話まで

2015-05-29 12:19:02 | 韓国ドラマのエトセトラ

                           

レビュー一覧は、こちらから。

今回は泣けましたね~ いやもう、悔し泣き、歯がゆさゆえの涙・・・等々。

 

民が試験場に入って来た時、まず拒否したのは、両班の受験生たち。追い出してくれ・・・とソンに迫りました。

この時、彼らを止めたのはべクサンでした。

平民を追いだしたいのなら、自分の知識、能力を示せ・・・と言ったのです。平民等に、学問は無理だと思い知らせろ・・・とね。べクサン自身も、その期待が大きかった・・・と言うより、そうすることがソンにも現実を受け入れさせる理由になると思ったのでしょう。

ソンは勿論、ウソプも父の言葉を嬉しそうに聞いていました。

 

試験が始まりました。

 

英祖は、この知らせを受けて激怒。すぐさま、ホン氏を呼び、兵をもって試験を中止させ、民を追い出せと命じたのです。

「では、世子様は?」

・・・とホン氏。彼にとっては、世子の事の方が大事ですからね。

それを一蹴し、とにかく試験は中止だと命令した英祖でした。

 

この一件は、老論派はもとより、少論派にも衝撃を与えました。

老論派は、世子が仕組んだ事に違いないと断定し、こうなったら、世子の座から降ろすしかないと息巻きました。

少論派のチョ・ジェホはこれで納得出来た事がありました。と言うのは、前日、イ・ジョンソンが自分の家を訪ねて来て、今生の別れを意味するような言葉を残して行ったからです。そして、何度も何度も若い世子を守ってくれと頼んでいたのです。

チョ・ジェホには、この時すでに今日の計画があって、ジョンソンは訪ねてきたのだと言葉の意味を理解したのです。

 

ホン氏が兵と共に試験場にやってきました。

門前にいた多くの民は、試験を中断させまいと、彼らに必死で縋りつき、門の中に入れないようにしました。

ジョンソンも、その場に居て、老体に鞭打って、兵を止めようとしたのです。が、跳ね飛ばされてしまいましたよ。

 

門の外の騒動は、中にも聞こえてきました。

平民たちは、動揺し、試験どころじゃなくなりました。

ソンは、彼らの前に出て言いました。

「集中しろ。何が起っても動揺するな。今日までの長く遠い道のりで自分が何を乗り越えて来たか、それだけを考えよ。このまま諦めて良いか、自分に問え。」

その言葉で、平民の受験生たちは冷静さを取り戻しました。

 

門の外には、ナ・チョルジュたちが触れて回った事で、民が大勢押し掛けていました。兵を止めようとした人たちです。

ジェゴンも駆け付け、ホン氏を説得。

このままでは暴動が起ってしまう・・・と。

ホン氏は、兵を止めました。

 

試験は無事終わり、結果の発表が行われました。

なんと、チャン内官の弟が首席で合格。イ・ダルソン他、平民からは合わせて4名が合格したのです。

両班からは、2名だけでした。

そして、めでたく平民4人に韓服が手渡されたのです。

 

英祖は、そこまで進んでしまった事に衝撃を受けました。

イ・ジョンソンを処罰し、平民から韓服を取り挙げろ・・・とソンに命じました。

そうしなければ、世子の座を取り上げる・・・と。

口ではそう言うけど、英祖も息子を守りたい気持ちが無いわけじゃないのです。全てをジョンソンの責任にし、ソンは仕方なくしたことだと言う事で事を収めたかったのです。なのに、ソンは、その親の気持ちが分からなくてね。

自分の思いを押し通そうとするばかりでした。

挙句の果てに、世子の座など要らない…なんて事まで口にしてしまいましたよ。

「世子の座などいらない。」

と、ソンが口にした時、英祖の目から一筋涙がこぼれたのが、ソンには見えなかったのかしら・・・。

 

すぐにジェゴンが英祖に会いに行き、ソンを説得してみせると言いました。

失敗した時は、自分の命を英祖に察し出す・・・とまで。

また、イ・ジョンソンは自らの足で牢に入り、ソンに自分を助けるつもりなら、自害して果てる・・・と伝えました。

 

英祖には、ソンの何が彼らをこうまで惹きつけるのか、分かりませんでした。

自分の命を捨ててまでソンを守ろうとするのが・・・。

そして、生粋の老論派のべクサンですら、ソンの意向を深く知ったら味方をするようになってしまったし・・・とね。

「世子には得体のしれない政治力がある。その正体は何なのだ。」

そう、英祖は呟きました。

自分とはまるで違う政治をしようとしているソン。これまで自分が築いてきた国がまともに引き継がれるのか不安でたまらない英祖なのです。

「そこまで不安に思うのなら、何故ジェゴンに説得を頼んだのですか?」

と、キム内官は聞きました。

「息子だから。」

しかし、最後まで考えを変えないと言うのなら、私は息子を捨てなければならない、国のために・・・と英祖。

「だが、今では無い。廃位するのは危険だ。」

それによって後継者争いが激化するのは容易に想像がつきましたからね。

 

ソンの元に、イ・ジョンソンの手紙が届きました。

このまま意を通そうとすれば、全てを失ってしまう・・・。これまでの努力が乱心者の奇行に終わってしまう・・・とね。

ジェゴンも、やってきました。

ジェゴンは、ソンが弟ならば、殴りつけてやる・・・と言い、率直な意見を述べました。

平民を登用するのには、時期尚早だ・・・と。

そして、この秘密の部屋を作り上げたソンの臣下たちは、命をかけていた筈だと。そんな彼らのためにも、一度引くべきで、将来王となった時、自分の思うままの治世を行う事こそが大事なのだ・・・と。

「屈辱にまみれても、今は生き残るべきです。」

 

ミン・べクサンが辞表を提出しました。

英祖から命じられたようですが、あっさりと提出しました。彼も、言われなくても出すつもりだったようです。

両班は平民より優れているべきだと言う信念を持っていたのに、それが揺らいでしまった・・・とべクサン。だから、退くべきだと。

 

ソンは、英祖の言葉に従うと返答しました。

 

イ・ジョンソンは、へき地に流刑となりました。

彼を涙ながらに見送ったソンを待っていたのは、合格した平民4人でした。皆、韓服を脱いで手に捧げ持っていました。

実は、ソンが世子の座を奪われるかもしれないと知ったチャン内官が、弟に頼みこんでいたのです。

勿論、平民の彼らだって、官吏として活躍したかったでしょう。

でも、その道を開いてくれた世子ソンが、座を奪われるような事になっては、元も子もありません。

ソンに、韓服を預かっていてもらおうと決めたのです。

いつか王になった日、また、採用してくれれば・・・と。そしたら、一生ソンに忠誠を尽くす・・・とね。

 

いやぁ・・・泣けましたよ、ほんと

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『秘密の扉』18話まで

2015-05-29 10:33:41 | 韓国ドラマのエトセトラ
秘密の扉 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
KT Music

レビュー一覧は、こちらから。

 

「お前は王室が滅びても良いと言うのか!」

英祖は、激怒しました。そんな考え、持った事もないだろうし、ましてや世子であるソンが持っているなんて、親不孝、不忠ですわな。

「王室の権威は、民の支持と信望を得てこそ輝きを放つのでは?」

と言うソン。それに対して、英祖は正反対の事を言いました。

「民を適切に統制し、恐怖を植え付けてこそ民は服従し支持するだろう。」

平行線です。

結局、ソンが出した科挙改革の告示は、即刻撤去されてしまいました。協力したイ・ジョンソンも解任されてしまいました。

チャン内官の弟をはじめとした、能ある民たちは、皆、意気消沈。

ソンが昔と変わらない考えを持っていると喜んだナ・チョルジュも、失望しました。

 

老論派は、ソンに反対の立場をとることを党内で決定しました。

 

老論派は、科挙でこれまで散々不正を働いて来たようです。党の有力な両班の息子をおそらく賄賂なんぞを取って合格させたりしてたんでしょうね。

それが出来なくなるわけですからね。反対しますわ。

で、結局元の通り科挙が行われることになったので、又その不正をしようと企んでます。

この情報を、ソンが得ました。

不正を明らかにすることで、これまでの科挙の信頼を壊し、新ただ科挙のやり方を模索しようと考えました。

 

ある日、イ・ダルソンから又伝書鳩を使っての手紙が届きました。いつもの場所で会いたい・・・という内容です。

でも、その時点で、東宮殿は厳重に監視されていました。もち、英祖からの命令です。

で、ウソプと服装を取り変え東宮殿を抜け出しました。

待っていたのは、ナ・チョルジュ。3年ぶりの再会でした。

 

チョルジュは、ジダムとは生き別れてしまって居所を知らない・・・と言いました。計画を打ち明けるまでには、ソンの考えを把握できていないからですね。

チョルジュは、平民が科挙を受ける方法があると言いました。

今回、イ・ジョンソンの代わりに礼曹判書になったのはミン・べクサン。彼が大々的に不正を企んだとしたら?・・・とチョルジュ。

民にもそれが知られたら、王の任命責任が問われる事になります。

英祖を攻撃する事です。ソンは迷いました。

でも、民に約束した事を守らなければ・・・とその案に乗ったようです。

 

チョルジュは、老論派の子弟は、特別にあつらえた高級な紙を用意している事を掴んでいました。

その用紙に書かれた答案を、試験官は採点に手心を加える手筈になっていたのです。

チョルジュに協力してもらい、あっという間に証人と証拠を整えたソン。

でも、その時になって、迷いが生じました。

ここまでしてウソプの父であるべクサン、自分の父である英祖を攻撃するのは、本当に正しいことなのか?・・・とね。

それは、ウソプにもありました。

キム・テクの一件でソンの味方をして以来、父べクサンから勘当されてきたウソプ。だけど、本当は父は自分の事を心配していると知っていたからです。

が、結局二人とも信じる道を進む決心をしました。民との約束を守るために。

 

ソンとウソプは、動きませんでした。

二人には厳重な監視がついてますからね。代わりに、ジダムとかを動かしました。

ソンが静かなのを、英祖も老論派もほっとしたり、却って怪しんだりしてます。

 

ソンはべクサンに会いに行き、全てを知っていると告げました。

で、自分の手で不正を正してくれと言いました。逮捕されないためのチャンス・・・ですね。

そうすることによって、民の受験機会が得られる・・・とソン。それはすなわち王の敵にならないで済む機会です。

一度民に受験させて、その結果を見ると言いました。合格者が居ないならあきらめるし、居るならその結果をもとに英祖を説得したいと言いました。

話を聞いても、べクサンは、逮捕されても民に受験資格を与えるのは賛同できないと言いました。

ウソプがやってきました。

 

ソンは、べクサンのところに来る前に、ウソプに、この一件から外れるよう命令していました。流石に、息子の前でお縄にするのはべクサンにとって、物凄い屈辱的でしょうからね。

でも、ウソプは来たのです。

そして、父を説得しました。

べクサンは、英祖に、不正が明らかになったので、ソンが臨席して科挙を行うことになった・・・と報告しました。上手い言い方だよね。

 

当日、民が試験場の前に集まりました。

ソンに直訴しました。受験させてほしい・・・と。

ソンが、許そうとしたその時、イ・ジョンソンが遮りました。

一旦、ソンと共に試験場に入り、門を閉めさせました。そして、次に、自分が門を開ける・・・と言ったのです。

そうしないと、首謀者がソンになってしまいます。

自分が嘘の反省文を書いてまで生き残ると言う恥をさらしたのは、ひとえにソンを守るためだった・・・とジョンソンは言いました。

だから、ここは、自分が門を開けて民を招き入れるべきだ・・・とね。

ソンは許しました。

 

門は開けられ、民が入って来ました。

皆、明るく晴れ晴れとした表情です。

さぁ、どーなるのでしょう。

 

ところで、領議政のキム・サンロが一人で英祖に会いに行ってますよ。

なんと、新しい皇后を迎えることを提案してましたよ。

世子ソンが王になったら、朝鮮王朝は崩れると言うのです。だから、正妻からの嫡子を得るためにも、空いてる皇后の席を埋めなくては・・・と言いましたよ。

現在英祖の側室はムン氏だけのようで。

ムン氏とすると、自分しか皇后になる者はいないと思いこんでますけど、ムンロはちょいと違うようですね。

英祖は、どうするのか、まだ返答はしていません。

世子嬪ホン氏の父は同じ老論派ですが、やはり少々考えは違うんですね。なにせ、娘婿ですから、ソンは。万が一世子の座を奪われるような事にでもなったら、孫のサンの行く末は?・・・ですよね。

思惑は人それぞれです。

 

ところで、ムン氏はまだジダムの事を疑ってるようですね。

ムンロに、東宮殿に怪しい女官が居るとチクリましたよ。

今のところ、ホン氏の打つ手が早くて、ばれてはいませんが、危ないよね。

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