ウジェ、ソヨンを一人置いてアメリカには行けない…と言いますが、あまりにも無茶だよね。
ソヨンが呆れるのも無理はありません。ソヨンの事を何も知らないのに、自分の気持ちだけで行動してるんですもん。
ソヨンの気持ちも、自分に向いてると確信してるのも、自信満々過ぎてなーんかね。
ソヨンはサンウに相談したかったのかも。病院に訪ねて行きました。
でも、サンウが母親の遺骨の事を持ち出したんで、我に帰ったようです。
そんな二人は、双子には見えません。カップルですよ、あれは。ホジョンが二人を見かけてショックを受けたのもしょうがないですね。
ホジョンは、首を痛めたのは既に治ってるんですが、まだ痛いと仮病を使ってサンウに会いに行ってます。
でも、サンウは、きっぱりとホジョンには気持ちが無いと言いましたよ。
ホジョンと同じ様に、片想いしてるのがもう一人。ソンジェです。
ソヨンが報酬をもらえるように一生懸命勉強してますがな 大学に受かったら、ソヨンとそう言う仲になれるなんて想像してます 無理だけどね、どー考えても。
ウジェ、又も韓国に残ると言い出しましたよ。ホント、金持ちぼんぼんの我儘にしか見えませんな。
人間的に出来てるとは思うんですよ、ソヨンへの態度を見てると。
でもね、父親に反発する態度、留学をするのかしないのかころころ変えるって言うのは、まー問題ありですよ
暫く見守ってください、ソヌとは結婚しません・・・なんて言ってますが、あれじゃ、父が勝手に結婚話を進めても無理は無いわね。
ソヨン部屋に置いてある遺骨を、ウジェの家の家政婦さんに見られてしまいました。
それはすぐウジェ母に報告されました。
ウジェ母は、他人の遺骨を自分の家に置かれるのはちょっとね・・・ってんで、ソヨンに文句を言いました。
仕方なく、ソヨンは一人で散骨に。
母親の故郷に一人で向かったソヨン。母親から聞いていた幸せだった頃の話。その思い出の地に、散骨しました。
その時、こっそりと後をつい来てたんです、ウジェが。
ウジェは、本当にソヨンの事を何一つ知らない事に改めて気付きました。
川を渡ってる時、ソヨンは躓いて靴を流してしまうんです。仕方なく、片足は裸足で歩くことに。そしたら、その靴を拾ってくれてる人がいるじゃありませんか。
ウジェでした。ウジェはこれもこっそりと処理しようとしてたんですが、見つかっちゃいました。
母親が遺骨の事でソヨンを責めてるのを見たから、気になっていたんですね。
「一人で苦しんでほしくなかった。」
その言葉を聞いて、ソヨンは我慢できずに泣いてしまったんです。
ソヨンらしい我慢した泣き方でした。ウジェは思わずそっとソヨンを抱きしてめました。
二人の距離は随分縮まりました。
ところが、あっという間に二人のことが知られてしまうんです。まずは、ソヌです。
ウジェの家からの帰り、ウジェの車にソヨンも乗ってるのを見ちゃうんですね。
たいていの韓国ドラマだと、こんな場合、相手の男性の家族にヤツ当たりする等して一気に大騒動に持ち込むんだけど、ソヌはちょっと違いましたね。
ソヌからはばらさないとウジェに言ったのです。ソヨンがウジェの両親に受け入れてもらえる可能性は低いってこともありますし、自分のプライドの問題でもあるかも。
ところで、ミギョンの彼氏、ミギョンの家庭環境を何も知らない状況で付き合ってる筈だったんだけど。違うみたい。
しっかりと父親の会社の事とか、兄弟の事とかを調べ上げてて、知らないフリをしてるみたいです。
偶然、そんな話を携帯でしてるのをサンウが聞いちゃって。ミギョンに忠告しましたが、ミギョンは信じませんでした。
ソヨンは、ウジェから映画に誘われました。
で、サンウに何か話があったのかな?会う約束をして病院に行くと、サンウが上司に外出許可をもらってました。理由は父親が警察にいるから・・・ということ。
ソヨンが代わりに行ったんですね。
そこで見たのは、客の夫に誤解されて騒動を起こした父。派手なスーツがよれよれになってました。
またか・・・という失望した思いで、身元を引き受けたソヨン。
父親がソヨンとサンウの為に・・・と割のよい仕事をしてる理由を話すのをソヨンは遮りました。いつもいつも迷惑をかけられて、自分たちと母親が父親の尻拭いばかりしてきた・・・と怒りました。
少ない稼ぎでも真面目に働く方がマシ。商売の才能は父さんには無いの、何故気付かないの?
大変な思いをして父親のせいで働いてきた・・・と。
「どうして母さんは父さんと結婚したんだろう。どうしてこんな人が父親なんだろうと毎晩神に問いかけた。それだけ父さんが嫌いなの。」
ここまで言われたら、言葉、出ませんよね。
力なくしゃがみこむしかありませんでした。
ソヨンは一人、漢江のほとりで泣いていました。ウジェとの約束の場所にも行きませんでした。
泣くだけ泣いて、帰ってきたらバス停でウジェが待っていました。
ソヨンは元の様に、いえ、以前よりもーっと冷たい表情になっていました。
そして、ウジェに、一緒にアメリカには行かないときっぱり断ったんです。ウジェは納得しませんでしたが。
その頃、ウジェ父が家族とソヌを呼び集めていました。ソヌとの結婚の話だったんでしょうね。
ところが、ソヌがウジェの部屋に勝手に入ってソヨンの写真を見つけたもんだから、あっという間にウジェ母にも見られちゃったよ。おいおい・・・
ソヨンが帰宅したら、ウジェ両親、ミギョン、ソヌ・・・と顔をそろえて待ちかまえてました。
いきなり写真を出されて、ソヨンは驚きました。
でも、何の関係も無い・・・と言い、その写真の理由を話そうとした時、ウジェが割り込んじゃった。
で、ソヨンを愛してる、自分がアメリカに行かない理由がソヨンだ・・・と言っちゃった。
ソヨンの事は優秀な家庭教師と認めてるウジェ両親です。でも、結婚となると話は別。
すぐさま、両親の事を聞き始めたんです。
遺骨は母親のものだ・・・と正直に話したソヨン。でも、父親の仕事は?と聞かれた時、どうしてもあの惨めな姿の父親の事は話したく無かったんですよ。
「父親は居ません。」
そう答えてしまったソヨンです。