前回の記事は、こちらから。
ここまできたら、一気完観だろっ・・・と、昨晩娘親子を寝室に送りこんでから一人でじっくり視聴
いや~、夜だけに浸れましたねぇ。人目を気にせず泣けましたよ
この作品で、チョ・ジョンソクssiの人気が急上昇した理由がよくわかります。本当に魅力的な役柄でした。またそれを本当に魅力的に個性的に演じていたと思います。
ジェハに銃を突き付けたシギョン。シギョンの心変わりを信じて疑わないボング。
そして、シギョンを意外な表情で見つめるジェハ。
わたくし、どこまでが芝居でどこからが本心なのか、あれこれ想像し、どきどきはらはらしながら観ました。
シギョンは言いました。
「王だから仕えたんじゃない。絶望の中でも諦めないからお仕えしたんです。」
二回だけ迷ったと言いました。退位すると言った時と、自分をスパイとして送り込むのを反対した時だけだ・・・とも。
そーです
やっぱり、シギョンはスパイだったんです。
寝返ったと見せかけて、こういう事態になる事も、ちゃんとジェハとは打ち合わせ済みだったんですね。
シギョンが電話してジェハを呼び出すようボングに指示された時の台詞が、自分の居場所、呼びよせる場所を特定できるような暗号だったんです。
素晴らしい
既に、その場所は、韓国の近衛隊に囲まれていました。
そして、ハンアもまた、別の位置からボンボンを狙ってました。これがねぇ、ハ・ジウォンさん、カッコ良いのよ
一瞬のうちに決着がつきました。
ICCの人間も現場に来てて、その場でボングを逮捕しようとしました。
皆がほっとした一瞬。ボングが隠し持ってた小さな銃でシギョンをーっ
「これからも絶対に諦めないでください。あなたは王です。」
シギョンの薄れゆく意識の中で、ジェシンとの思い出、父との最後の釣りのシーンが回っていました。
号泣ですよ、あたし
ジェシンは、シギョンとの約束通り、リハビリを頑張り、人とふれあうよう努力し、歌も歌い出していました。
それなのに・・・。
後日、ジェシンの元に、シギョンの遺品が届けられました。万が一の時は渡すようにと部下が頼まれていたようです。
パスワードは、ジェシンの誕生日でした。もうこれだけで泣けますな
入っていたのは、今は懐かしいVHSのビデオ。
手紙を書こうと思ったけど、字が下手なので・・・とシギョン。さっきのkissは済みませんでしたと最初に謝りました。
出会った最初から、ジェシンが好きだった。好かれる人間になりたいと何千回も思った。私は不釣り合いですよね。でも今回勇気を出しました。これをご覧になったら・・・いえ、ご覧にはなりません、私は死なないから。王女様みたいな堂々とした姿になって戻ります。帰ったら、直接、必ずお伝えします、愛していると。
「忠誠。」
それがシギョンの最期の言葉でした。
彼の初めての柔らかい笑顔でした。もうねぇ、号泣するしかないですよ
この後、ジェシンが一生シギョンの事を想い続ける展開かと思ったら、そうじゃなかったです。勿論忘れることは出来ないけど、王族としてやはり結婚しなくちゃいけないわけで。そこら辺は現実的に考えようとしています。ほっとしましたね。
一方、逮捕されたボングですが。まだまだ諦めてませんよ、こちらも。
クラブMは彼の釈放を求めて、関係各国の要人に働きかけてます。さまざまな便宜を図ってもらってる人がたくさんいて、彼らは自分の汚職が表沙汰にされないよう、釈放する嘆願書を提出するんですよ、これが。
韓国にはアメリカからの、そして、北朝鮮には中国からの圧力がかけられます。
それでも踏ん張っていたわけですが、両国が知らない間に、ボングは釈放されちゃってましたよ。ICCも頼りにならないもんです。
ボングは、行動に出ました。
まず、アメリカで北朝鮮の仕業と見せかけたテロを起こすんです。勿論、それでアメリカは北朝鮮に攻撃する体制を取り始めます。
そしたら、北朝鮮は、アメリカを直接攻撃するのではなく、アメリカと手を組んでると思い込んでる韓国に向けて攻撃を準備し始めまして。
三者が睨み合いの状況になってしまいました。
そして、とうとう韓国が戦時体制のレベルを挙げましたよ。その頃ジェハは軍事作戦権を取り上げられていました。韓国とアメリカの連合司令部と言うところに移されたんです。
二人で外国訪問中だったジェハとハンア。帰国するなり、ハンアは父が会いに来てると言われて、別行動にされました。そしてそのまま南北の国境に連れて行かれたのです。
ハンア父は、全面戦争間近と見て、ハンアを連れ帰ろうとしたんですね。
ハンアは、ジェハに連絡。
ホットラインを切ってしまって連絡のしようが無い北朝鮮に自分が戻って、両国の懸け橋となろうとハンアは決心しました。
そして、北朝鮮に戻って行ったのです。
ジェハに、ボングから挑発するような情報が送られて来ました。アメリカが北朝鮮の攻撃を決定したと言う事です。
日付は5月24日、16時。
ジェハは、この情報をハンアにも極秘で送りました。
ハンアは、上層部を説得していましたが、上手く進んでいませんでした。
だから、最後の手段として、アメリカが攻撃日程を決めた・・・ということだけを知らせ、詳細が知りたければ、自分を南北会談の代表にするよう要請。
韓国の代表はジェハでした。
二人の会談は、カメラで北朝鮮の幹部のところに流され、ハンアはイヤホンを付けて指示をされる状況でした。
次々質問するハンアに、ジェハは答えません。カメラも、イヤホンもすぐに勘付いてました。
そして、ジェハは、幹部が見ている事を承知の上で、アメリカの攻撃日程を話すんです。それだけじゃなく、その日に二人の結婚式を挙げる・・・と。
両国の融和の象徴である結婚式当日に、攻撃する者はいないだろうという作戦ですね。
北朝鮮幹部は迷いました。
決裂かぁっ・・・と思ったその時、ジェハが警報のベルを鳴らしたんです。その音で、両国の警護官が部屋になだれ込んで来ました。
そしてお互いに銃を突き付け合いました。
ジェハは北朝鮮側の兵の中にいたヨンべに言いました。
「俺を撃て。国王を撃てば、一発で戦争が起こる。」
でもね、WOCで共に苦労し、その後も心を通わせてきた仲間のヨンべに撃てる筈がありません。
その時、ふるえるヨンべの銃をハンアが掴みました。そして、取り上げて自分がジェハに銃を向けたのです。
そしたら、ハンアの頭に韓国の近衛隊の銃が向けられます。三者三すくみ・・・ですよ。
戦争が始まったら、朝鮮半島の人民は、全て死滅するという予測を聞いていたジェハ。
何があろうと、戦争は回避しなくちゃいけないという兄ジェガンとの約束もあります。勿論、自分自身でもそう思ってましたからね。命に代えてでも・・・と。
やっと北朝鮮幹部、それを了承。
結婚式が行われ、両国の緊張はほぐれました。融和もどんどん進んで行きます。
そして、ボングは、裁判を受け終身刑に。
ジェハは牢に収監されているボングに面会に行きました。
「戦争を経験した国だけに起こるトラウマを経験した筈だ。」
と、勝ち誇ったように言うボング。
それに対して、ジェハは言いました。
「最も恐ろしい戦争を阻止したのだから怖い物は無い。有難う。我々を強くしてくれて。」
ハンアが北朝鮮出身だということでまだまだ韓国内には反対勢力もあるようですが、それらにも根気強く対応して行こうとしている二人です。
ジェシンとシギョンの幸せな姿も観たかったので、本当に残念ですが、二人の強い姿を見ると安心しますね。
とても斬新なストーリーで、楽しめた作品でしたね。
出演者の演技の上手さに感動しつつ見る事が出来ました。これもお勧めの作品になりました。
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