きみに微笑む雨 [DVD] アミューズソフトエンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
久しぶりのチョン・ウソン氏主演の作品です。
勿論、ウソン氏は、文句なしにカッコ良いのですが、それより、相手役のカオ・ユアンユアンさんの美しさが際立ってます
建設重機の会社のチーム長であるドンハ。
担当者が新婚旅行のため、代わりに中国に出張を引き受けます。行先は、成都。
その初日、時間があるから・・・と訪れた杜甫の史跡で観光ガイドをするメイと再会します。
彼女とは、アメリカへの留学中に知り合った仲。
お互い、好意を抱いていたにもかかわらず、特に恋人同士になることもなく別れたまんまになっていたのです。
そして、大人になって再会した二人。
思い出話をしても、自転車に乗った事、キスしたことも、メイは覚えていないと言います。
それを証明出来たら、キスしてあげる・・・とメイは言います。
で、ドンハは、当時の友人に連絡をとり、写真を探すよう頼むのです。
徐々に、気持ちが近づく二人。
でも、出張期間はあっという間に過ぎていくのです。
帰国すると言うその日、迷いに迷った挙句、メイは空港に居るドンハに電話します。
「渡したいものがあるから、待ってて。」
でもね、渡したのは、特に意味のあるものじゃなくて・・・。ただ一つ、杜甫の詩集だかの冊子だけが、ドンハの欲しかったものだったんですね。
で、帰国を一日伸ばしたドンハ。
二人で過ごす時間。
これが、すっごく絵のように綺麗なんですね
まぁ、風景も綺麗なんですが、その中に溶け込んだ様な二人の姿がすっごく綺麗なんです。竹林も美しいし、夜、街の広場でたくさんの人がダンスを踊っているのも美しい。夜のシーンは、色がセピア色と黒の二色。これが、幻想的でもあり、リアルでもあり。
でもねぇ、場所が四川。
一年前に、例の四川大地震があったところというのが、作品の根底にあります。
そして、メイは、一言言いました。
「結婚しているの。」
あとは、DVDでご覧ください。
ウソン氏、今までのラフなイメージとはがらっと違い、いかにもサラリーマンの風貌。
好みとすれば、ラフな方が良いんだけど・・・。でも、学生時代から時を経て、大人になって、社会の中に組み込まれてる・・・という雰囲気は、充分出てましたね。
それにしても、主役二人の立ち姿が、むっちゃ綺麗
「良い雨の時節」と直訳することができる題名『きみに微笑む雨』(原題:好雨時節)は、中国唐時代の詩聖・杜甫の詩「春夜喜雨」の最初の一節「良い雨は降るべきときを知っていて、全ての万物を蘇生させる」から題名を取った。(innolofeの記事より)
・・・そうな
会うべき時に再会した二人・・・って事でしょうか。