大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

奈良散策

2023年02月21日 | 史跡
久しぶりに孫娘と再会、来阪の日が決まってから相棒は指折り数え、待ちかねたその日が来ました。
大学生の彼女が、奈良と京都に住む高校時代の友人を訪ねるための来阪ですので、空いた日を利用して彼女にとって初めての奈良での相棒と3人での一泊の旅を計画。

一日目は、彼女の奈良公園の鹿と東大寺の大仏に出会いたいとの希望も入れて奈良公園へ。
まず興福寺で日本で二番目に高い五重塔(国宝・高50,1m)や阿修羅像(国宝)を拝観。

境内から東大寺に向かう奈良公園内で雨にもかかわらずエサをねだる鹿たち多数。
鹿せんべいを持つ彼女の周りに鹿が集まりだし、鹿同士のちょっとした争いも起こりました。

東大寺では、世界最大の木造建築物の大仏殿(国宝)へ。
外人さんも多く見られ巨大な大仏(国宝・廬舎那仏‥意味は、知慧と慈悲の光明を遍く照し出されている仏)を拝観した後春日大社へ。

正面の中門(重文)の右手の回廊から入って中門で後方の本殿(国宝)に参拝。引き続き回廊を進み藤浪之屋(重文・三千基の燈籠奉納)を見学後、本日の宿のある長谷寺へ移動。

旅館について、まず温泉へ。本日の歩数計13481歩、ゆっくり浸かって疲れを取り、夕食には美味しい地酒で一杯。孫との楽しい歓談に大いにお酒も進みました。

翌日は、長谷寺へ。

階段の先の仁王門(重文)をくぐり、その先の登廊(重文・長108間、399段)を上ります。
登廊の両側には寒牡丹が藁の覆いの中で赤・ピンク・白等色とりどりに咲く寒牡丹は風情があり、白黒の世界に色どりを添えていました。

初瀬山の中腹に建つ本堂(国宝)でご本尊の十一面観世音菩薩(重文・高10,18m)にお参りし、相棒は一足先に下山し彼女と五重塔へ。境内には、蝋梅や枝垂れ梅も咲いていてさすが花の寺を思わせました。

午後には、友人との再会があるとのことで参拝後は帰途に。
新型コロナもあり本当に久しぶりの再会に相棒と共に大いに楽しいひと時を過ごすことができ、来てくれた孫娘に感謝です。
孫娘も初めての奈良を満喫してくれたようで、「楽しかった」との一言で疲れも吹っ飛びました。
コメント
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