大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

明石散策

2022年05月01日 | 史跡
昨日、相棒と共に明石へ出かけました。
明石には何度か出かけていますが、いつも明石駅周辺を巡って終わりで行ったことがないのが明石天文科学館でした。
天候は快晴、車窓からは雲一つない青空の下の六甲山が青々として夏間近を感じさせます。

予定のコースは、明石城⇒妙見社⇒本松寺⇒亀の水⇒柿本神社⇒明石天文科学館⇒魚棚(うおんたな)商店街。

JR大阪駅発10時7分、明石駅着11時過ぎ、観光案内所で地図を入手してスタート。
駅前の明石城は、元和5年(1619年)初代明石藩主小笠原忠政(後の忠真)が西国の備えとして、二代将軍徳川秀忠から命じられ築城。本丸跡に建つ巽櫓・坤櫓は日本に12基しか現存していない三重櫓のうちのふたつで、国の重要文化財に指定。

明石城から東へ、ツツジで有名な妙見社から宮本武蔵作庭の枯池枯山水庭園で知られる(残念ながら閉まっていました)本松寺へ。
さらに東の亀の水(1664年以前から流れ出る名水)まで来たところで12時の時報が鳴りましたので昼食。

昼食後、明石天文科学館へ。

明石天文科学館は、東経135度日本標準時子午線の真上に建つ「時と宇宙の博物館」で、昭和35年6月10日開館。
6月10日を時の記念日としたのは、日本書紀に西暦671年6月10日、天智天皇が漏刻(飛鳥時代に中国から伝来した水時計)を設置し、人々に時を知らせたことから制定。(日本最古の時報の記録)

子午線・・・昔は方角を十二支で表し真北を子、真南を午と呼んだことから南北の線(いわゆる経線)のことを子午線という。
子午線標柱(トンボの標識)は、丸い球は地球を表し球の上には「あきつ島」(日本の別称)を象徴したアキツトンボが乗っている。

天文科学館では、日本最古のプラネタリュームで星空を観察し14階から明石の海と明石海峡大橋を間近に眺めたあと、柿本神社と観光案内で教わった子午線(東経135度線)沿いの記念物を見ながら浜まで南下。
写真下左から、国道2号線の標識・子午線制定最初の石柱・モニュメント「刻」・大蔵海岸の子午線表示。

柿本神社は、明石藩主小笠原氏が明石で詠まれた歌が多く残る柿本人麻呂を歌聖として崇敬され、この地に祀られた。

大蔵海岸沿いから明石駅へ、途中魚棚商店街をぶらぶらして夕飯のおかずをゲットして帰宅。

上天気の上に緑の多い中でのウオーキング、本日の歩数計15760歩、よく頑張りました。
お蔭で二人とも朝まで一度も起きることなくグッスリでした。
コメント
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