大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

アオダモの花

2021年04月03日 | 植物
アオダモに花が咲いています、との相棒情報。
近所の高層マンションの前庭の5~6mくらいの木に、もじゃもじゃした白い花(ナンジャモンジャの花のようです)が固まって咲いており、アオダモの名札がかかっていました。
以前から、アオダモの名札には気が付いていてアオダモといえば野球のバットの材料ですので、どんな花が咲くのかと思っていました。

アオダモ
モクセイ科の落葉広葉樹。雌雄異株ですが両方に花が付く。別名:コバノトネリコ、アオタゴ。
日本では北海道から九州までの山地に広く分布し、耐寒性・耐暑性ともに強く病気にも強い。

樹高は多くは5~15m、幹回り50~60cm位で、花は4月から5月にかけて咲き円錐花序に白い5~6mmの小花を多数つける。
秋には、長さ2~4cm、幅3~5mmほどの果実が成熟し、膜状の羽根を持つ翼果で風を利用し遠くまで飛ばす。

材質は堅く強いうえ粘りがあるため曲げることができ、このような特質を生かしてさまざまな用途で使われる。
日本では木製のスポーツ用品の材料、とくに野球で使われる木製バットの原料として使用され、他にスキー板やテニスのラケットなどにも使用される。
イチローは、アオダモ製を愛用していたようです。

私は、野球・軟式テニス・スキーいずれも経験したことがありましたので、この木は、いつも身近にあり大変お世話になってきたようです。
このマンションには、花の咲く樹木が多く植えられていて私たちのほか通りすがりの人々の目を楽しませてくれており、実のなる秋が楽しみです。
高層マンション建築時には、セットバックをすることによる空地ができますが、このように花木の植えられることを希望したいものです。
コメント (8)
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