ゆで玉子の皮むきはもう完全にマスターしたと言うか、5分ぐつぐつさせた後に蓋をしてそのまま置いておくと、剥きやすいゆで玉子になることも分かり、極めましたよね。
次に挑戦してる目玉焼き、色々教えてもらい、水を入れ蓋をして焼くと、黄身が固まった目玉焼きが出来ることは分かりました。
しかしこの目玉焼きはどうも見栄えが悪く、白内障を通り越して死んだような目玉焼きになるので、気に入りません。
黄身も確かにこのように固まっていて、食べやすいことは食べやすいのですが、黄身が固まった目玉焼きは私の好みで無いことも知りました。
蓋をせず、水も入れずに焼いてみると、私好みの、生き生きした綺麗な目玉焼きが出来ました。
裏側がこのようにやや焦げるのが難なのか、これもパリッとして美味しいのか。
しかしこれぐらいでは、底は焦げてるのに、黄身は全く固まっていません。
伊丹十三も食べにくい目玉焼きです。
「弱火で焼くのですよ」のアドバイスも素直に受け入れて、IHの10段階の印の2段階ぐらいで、底が焦げないように、待ちきれずに早く止めないように、その間にコーヒーも淹れ。
髭も剃って、顔も洗って、入れ歯も入れて、化粧はしませんが、新聞も取りに行き、おまけに朝のトイレにも行って、ひたすら我慢して待ちました。
考えたら、ゆで玉子でも固ゆでには10分ぐらい茹でなくてはならないので、目玉焼きでも10分以上焼く必要は有るのですかね。
こうして出来た目玉焼きですが、下半分しか固まっていませんでした。
ここで我に返ると、私は別に黄身が固まった目玉焼きを希望してるわけではないのです。
まあこれが私の最高の目玉焼き、黄身は全く固まっていませんが、見かけが生き生きと綺麗、女性と目玉焼きは生き生きした見かけが大事。
確かに私は黄身が固まってない月見うどんは食べませんし、鍋焼きうどんでも黄身が固まってない玉子が入ってるのは嫌です。
でも家内が作るやや甘めの玉子とじうどんは大好きです。
この綺麗な目玉焼きの黄身は固まっていませんが、これをすするように食べるのが最高ですので、ゆで玉子に続いて、目玉焼きも何とか極めました。
極めるまでやや時間がかかった目玉焼き、焼いてるのを忘れてこのように焦げた時もありましたが、卵の白身と黄身は全く別物であることもやっと知りました。
老いてなお、日々進歩して賢くなっている修平君は偉いですが、賢くなってるスピード以上に、忘れてしまってる量が多いいのが難点です。