徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと クアンタン日乗(令和2年2月18日、火曜日、スコール一時曇り)

2020年02月19日 | マレーシア・シンガポール
    朝から激しい雨だ。
    これじゃ、外にも出られない。
    まっ、ワタシの場合、ここに3泊するので、雨で観光できなくても問題ない。
    今日は久しぶりに「お絵かき」でもするか~~とスケッチブックを出して準備だけはした。
    9時半頃、朝食。
        
        朝食はセット・メニュー方式で、今朝は「ウエスタン・スタイル」
    朝食後、ロビーに置いてある新聞を見たら
            
           マレーシアの中国語新聞にも「東出」君の不倫問題が報じられていた。
    もちろん1面はコロナウイルス問題で、この「東出」問題は芸能欄だがね。
    そうそう、今月末から来月上旬にかけてクアラルンプルでこちらの舞台俳優たちの『羅生門』が上演される
    そうだ。忘れなかったら見に行こう。
 11時ころ、雨が上がったので、部屋の掃除時間が終わるころまで散歩に出た。
       
        宿泊しているホテルの外観。
    少し歩いて行くと川沿いに遊歩道ができている。
       
       川向うの島にKUANTANの看板。ここの島にはマングローブが茂り
       自然探索ボート・ツアーもあるようだが、観光客のいない今はやっていないようだ。
       
       昨日見たタワーはまだ完成していなかった。周りがトタンで囲まれている。
     近くの遊歩道から釣りをする人を発見。ここなら蚊に刺されなくていいかな~~?
     と、ワタシが見ているとオジサンは餌のエビを付けて頑張って一投。
     釣れました~~~~!人が見られている時に釣れてオジサンはホッとして
         
      話しかけてきましたが、ワタシは言葉がわかりません。
      釣れたのはナマズの仲間の10センチくらいの魚でしたので、オジサンはこんなの持ち帰れないよと
      (釣り人がよくやる手、笑)、リリースしたのでした。
      2投目は
         
         こんどは白身の魚でした。これも10センチくらいの魚でしたが、これは持ち帰るようです。
         Apa ini ikan nama ?(この魚の名前は何ですか?)と出鱈目なマレー語で訊くと
         「ナンたらカンたら」と言った。ワタシはそれをオーム返しに言って分かったふりをする。
         分かったふりをするワタシの手なのだが、その単語をすぐに忘れてしまった。
     そこからまた歩いてしばらく行くと
          
          
          ヒンドゥー寺院に行き着く。
       『迷い方』に載っているクアンタンの「見どころ」の2つのうちのひとつ。
          マリアマン寺院だ。 
       もうひとつは昨日行ったスルタン・アフマド・1世モスクだから、
       もうこれでクアンタンの「見どころ」は完了だ。(笑)
    ここのマリアマン寺院の前にはサッカー場ほどの広さの芝生がある。
    帰ろうとしたら、その芝生から
       
       大きなトカゲが出て来た。 えっ、このトカゲどうするつもりなんだ?! なんだなんだ!と
    すると
       
       無謀にも道を横切ろうとするではありませんか!
       クアンタンの車のスピードは半端ではないから、ワタシはトカゲがひき殺されるのではないかと思った。
       案の定、一度は危うく轢かれそうになったが、トカゲは案外身のこなしが早くてクビが瞬時に後ろまで
       回るしジャンプ力もある。そうやって身を守った。
       そして、このトカゲ、もしかしてしょっちゅう道を横断しているんですかね~~~。
       
       次に来る車の間隔を見計らって、横断に成功して中央分離帯に置いてある花壇の下に
       潜りこんだのでした。
       やれやれ目の前でひき殺ろされ内臓が飛び出たところを見なくて、ホッとしたよ。
       で、また遊歩道を歩いていると空に
         
         あれっ? 白頭鷲じゃないか?
         
         
         白頭鷲だよ。一眼レフがあればな~~~。でもこんなところで見ることができて良かった。

     さっきの釣りのオジサンはもういなかった。

   遊歩道から町の歩道に戻って、昼飯を考えながら歩いていると、そうだ、このあたりに
   この町で有名なチーズケーキ専門店があったことを思いだしてグーグル・マップで調べた。
   すぐ近くにありました。行列ができるほどの人気店なのだそうだ。
   だから入り口と出口が別々で入り口には列を作るようテー張ってあります。
   午後1時近くでしたが、並んでいる人は無く、店内で2,3人が注文しているところでした。
   たまにゃ~~ケーキも悪くないだろうと入って並びました。
   ショーケースには種類はそんなに多くはありませんがチーズケーキがあります。
   この店を有名にしたマンゴーチーズケーキが見当たりません。
   売り切れなのかと思ったら、ワタシの前の客が「マンゴーチーズ3個」と注文したら
   店の奥から皿に載ったマンゴーチーズケーキが運ばれてきたのでした。
   おっ、あるじゃん!ということで
   ワタシはマンゴーチーズケーキ 1個 と バーント・チーズケーキ1個、それとアイスコーヒーの大を
   注文しました。
   「ここで食べます」と言えば、トレーに乗せてくれます。
   食べるのは店内ではなく隣のオープンエアーの庭です。
      
      「kULA CAKES」(クラ・ケーキ)というのがお店の名前で、庭にはテーブルやベンチが置かれ
      壁には古い自転車や
      
      葛飾北斎の富岳百景の絵も
      
      右がマンゴーチーズケーキ(227円)、真ん中がバーント・チーズケーキ(354円)。
      ちゃんと陶器の皿です。クアンタンは風の強い町です。だから風でケーキが飛ばないようなのかな?
      それとストローはプラスチックではありません。紙のストローなんですね~~~。
      環境に配慮したケーキ屋さんなんだと感心しました。
      働いている人はみな若い人で、庭も時々見回りに来て、食べた後の皿を片付けたりしてます。
      マンゴーチーズは上品でおいしゅうございました。マンゴーをもう少し食べたいと思わせるところが
      おいしく思わせるのかな~~~。
      マンゴーチーズを食べ終え、バーント・チーズも終盤に来た頃、突然、雨が降り出しました。
      2組いた客は「車の中で食べよっ」とマイカーに避難しましたが、「歩き」のワタシは避難するところは
      木の下の壁ぎわしかありません。
      チーズの皿とコーヒーを持って壁ぎわのベンチに立って雨をよけながら最後まで完食しました。
      (飯代より高いケーキを食べているんだからギブするわけにはいきません。)

    食べ終え、折りたたみ傘は持っているので、商店の軒先を雨に濡れないように歩き、
    もう少しでホテルというところまでたどり着きました。
    ホテルは道路の向こう。激しい雨の中
        
        車は水しぶきを上げて行き交います。
        道を横切るのは無理なので、雨が止むまでの持久戦ということで軒下で待つこと1時間。
        別に急いでいないしね~~。
        やっぱり、雨が止みました。(笑)
     水たまりを避けながら、車を避けながら無事ホテルに到着。
    ほんのちょっとの散歩のつもりがもう午後3時だ。

   夕方も雨が降った。

   雨が小降りになったので傘を持って昨日と同じオープンエアーの中華屋へ。
        
        今日は麺にした。これはなんだ? ワタシも予想もしなかった。この色!
        福建面(Hooken mee)だそうだ!
        いやはや、食欲を失わせるような色だが、オイスター・ソースなんだろうね。甘い味でした。
        この福建面は10リンギット(270円)、今日もビール2本で合計43リンギット(1161円)
      そろそろワイン飲みたいな~~~。
    
          
         

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徘徊老人のひとりごと クアンタンに移動(令和2年2月17日、月曜日、晴れ)

2020年02月18日 | マレーシア・シンガポール
   昨日買った蚊取りスプレーは
          
          これだ。
   今日は11時40分発のバスでクアンタンに移動する。
   クアラ・トレンガヌから簡単(クアンタン)に行ける。(ジジイのダジャレ)
   お昼近くのバスなので昼飯は抜きなので、朝、昨日買っておいたアンパン3個(81円)のうちの2個を朝食べて
   1個は車内でおなかがすいたときに食べようともって出た。
   ホテルはバスターミナルのすぐ前なので11時20分にチェックアウトしてターミナルでバスを待った。
   大きなターミナルならば電光掲示板があって出発バスの乗車番号位置など知らせてくれるのだが、
   ここのバス・ターミナルにはなにもない。
   チケットに書かれたバス会社のバスが着いたら、行き先を運転手さんに確認して乗るのだ。
   11時40分になってもバスが来なかった。正午になってやっとバスが到着。
   到着したバスはっこが始発ではないから、そりゃ~~遅れることもある。
   乗客数人が下車し、乗客数人が乗車する。
   つまり乗る人が多ければ、そのへんで待っている人に「クアンタンに行くバスはどのプラットホームに来ますか?」と
   訊くこともできるが、「待ち人少なし」だと誰がどこ行きのバスを待っているのかはわからない。
   まっ、なにはともあれ、無事乗車。
         
          このバスは片側2列と1列のゆったりした座席構成のバスだ。
         
         右側に帽子が少し見えているのがワタシだ。(笑)
   このバスはクアンタン経由クアラルンプル行きだ。
   乗客を乗せるとすぐに発車。
   だからバスの写真を撮るのを忘れた。
   バスは海岸沿いを走るのではなく高原地帯のE8という高速道路を走る。
         
         車窓からはゴムなのかヤシ油を取る畑がず~~と続いている。
   この高速道路のE8号線はクアラルンプルまで続いているが、クアンタンに近づくと高速道路から
   支線に入り、クアンタンの郊外にある大きなバス・ターミナルに午後3時に到着した。
   ここの長距離バス・ターミナルで3日後にクアラルンプル行きのバスを予約しょうとしたが、
   これから出る各バス会社の呼び込みがあって、当日でも十分に乗車できることが確認できたので
   予約せずに、今日のホテルに向かうことにした。
   タクシーは25リンギット(675円)。高いんじゃないかと思った。
   運転手に20リンギットと値切り交渉をしたら、「協定価格だ」といわれてしまった。
   まあいいか。
   で30分ほどで町のホテルに到着。
   「リバーサイド・ブティック・ホテル」 井上陽水のホテルはリバ~~サイドじゃないけど。
   1泊朝飯付きで2500円。
       
       窓付き、ツインベッドでだ。
       窓ナシ、シングルベッドだと2000円くらいで泊まれるはずだが、狭くて外が見えないのは
       気分的に困るから、これでも奮発したのだ。(笑)
   このクアンタンも河口の街で、川は河口の川なので、釣りをしている人がいるか散歩に出かけた。
       
       叢から川に出ると数人がエビを餌に魚釣りをしていた。
       蚊に刺されないように蚊よけの軟膏を塗って来たが、その上から蚊にさされたので、
       ホテルに戻ってまたひと休み。
   今度は別方向に行ってみようとブラブラ歩いていたら
        
        きれいな美しいマスジッドを見かけた。
        
         スルタン・アフマド1世のモスクだ。
        
        道の向こう側にもなんかタワーが見える。行ってみようかと思ったがやめた。
   クアンタンの道路は怖いのだ。
   車のスピードが半端ではない。
   平気で40キロ、50キロで走行しているので道を横切る時も命がけだ。
   スピードを緩めないで、逆にライトを付けてこちらに注意を促す。
   救急車が相当なスピードで通り過ぎると、同じスピードで乗用車が続く。
   あり得ない。
   毎回、ダッシュで横断だ。
  ホテルの近くまで戻ってくると
       
        グーグル・マップにも載っていない店があった。ビールもある。
        「ブイ・シックス」だ。(笑)
        入ろう。
       
       マーボ・ナスにご飯の小を注文し、ビールだ。
       
       テント張りのよく言えばオープンエアーの店で午後5時半開店午前1時半閉店だから
       ワタシが来たのは午後7時だから
        
       まあ開店早々ということで、客はhとんどいない。
      少しづつ客足が増えて、ワタシもビールを2本目を注文したら、突然のスコール
        
        店員さんがビニールの幕を降ろす。
        
        テントのなかでと言っても、屋台のテントと違って、広いからいい。
     しばらくすると雨が止んだので、お会計して(1485円)してホテルに戻り、
     シャワーを浴び、youtube で今日の国会中継を飛ばしながら観て、
     相変わらず、安倍さんの子供でもだまされないような詭弁論法を少し見て9時半になったので
     寝た。

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徘徊老人のひとりごと トレンガヌ日乗(令和2年2月16日、日曜日、晴れ)

2020年02月17日 | マレーシア・シンガポール
       
       朝、7時半頃、日の出だ。今日も快晴で熱くなりそうだ。
  今日はクリスタル・マスジッドとトレンガヌ博物館に行くことにした。
  市バスで行くことができるのでバス・ターミナルに行くと12時発だと言われた。
  出発まで1時間あるので、タクシーで行くことにした。
  タクシー代は15リンギット(405円)。市バスで行くと1リンギット(27円)! 時をお金で買ったようなもんだ。
  博物館は広大な敷地の中にある。
      
       博物館の本館だ。
      
      入場料は自国民5リンギット(125円)、外国人15リンギット(405円)
      チケット・カウンターで「サトゥー(1人)」と言って20リンギット札を出した。
      するとお姉さんが5リンギットのチケットとおつりをくれた。
      ラッキー! あえてワタシは外国人ですと訂正はしなかった。
   こことクリスタル・マスジッドは町から遠いので旅行会社の市内観光ツアーかマイカーで来る人が多い。
   だが、入場者は数十人だ。
   ぶらぶらと展示物を見て、外に出て庭園にも伝統的は建物などが展示してある。
      
      高床式の建物や
      
      木造船が展示してある。
   市内観光ツアーの客はここまでは来ない。 でも「うらやましい」
   バスに戻れば冷房が効いている。
  さて、ここからクリスタル・マスジッドまでどうやって行こうか!
  タクシー・スタンドもない。バスはクリスタル・マスジッド経由でやって来るから逆方向だ。
  グーグルマップで調べると約5キロ。
  マップをたよりに歩きだした。なるべく最短距離を歩こうと細い路地を歩く。スマホのバッテリーが減る。
  電源を切ってバッテリーを節約する。太陽は頭上から容赦なく照り付ける。
  ペットボトルの水を持っていたのでこれだけが命の水なのだ。
  やっと大きな道に出て右折すると
      
      イスラミックな建物の門が! ここはイスラミック・パークとか言われる場所だ。
      道はまっすぐクリスタル・マスジッドに通じているわけではない。緩やかなカーブで
      なかなか目的地に着かない。
      向こうから若い女性2名男性1名が歩いて来た。
      シンガポールからの観光客でバスに乗り遅れたので歩いて博物館に行くけれど
      博物館は遠いですか?と訊く。
      「遠いよ。40分くらいかかるよ」と言うと
      クリスタル・マスジッド観光帰りのマイカーの車をヒッチ・ハイクするという。
      若い女性がやって来るマイカーに手を挙げると、車はすぐに止まった。
      マレーシア人はやさしいね。いやだれでんも男は女にやさしいと訂正すべきか。
      話が着くと、仲間の男性に「OK、カム!」
      さすがだね。ワタシと話して1,2分後に車に乗りこんだよ。
      俺もこの手を使おう!
    歩いてしばらくすると
        
        これがクリスタル・マスジッドか~~~~。ガラスのモスクだ。
        時刻は13時30分、市バスのバス停の時刻表を見ると午後2時50分表記されていた。
        1時間20分ある。
        ヤシの木陰の下のベンチで買った清涼飲料水を飲みながらマスジッドを見る。
        夕日が当たる日没の時刻から夜景などもきれいなのだそうだ。
        だがマレーシアの日没時間は午後7時半頃なのでワタシには無理だ。
     そろそろバス停に行ってバスを待とうかとマスジッドから少し離れると
        
        マスジッドのミナレット(塔)の一本に太陽が当たり反射していた。
   バス停には日陰がないので、少し離れた木陰でバスを待った。
   午後2時50分になった。バスは来ない。
   午後3時になった。バスは来ない。
   午後3時15分になった。バスは来ない。
   とうとうワタシはしびれを切らし、来た道を歩き出した。同じ公園内にもう一か所バス停がある。
   そこでも外国人女性一人がバスを待っているようだった。
   ワタシはそこも通り過ぎ、途中でマスジッドから帰るマイカーをヒッチハイクするか、
   最悪は町まで8キロだから歩くしかないと思って歩いていると、向こうからバスがやって来た。
   「助かった!」
   手を挙げてバスを止めた。
   20分もバスが遅れて!と頭に来たが、止まってくれた運転手には「テレマカシ」とおべんちゃら。
   バスはワタシが来た道そ戻り、所定のバス停で停車し外国人女性も乗り込んできた。
   乗客は2名だけ!
   街中でひとり婆さんが乗り込んできたが、バス停に人がいないと通過する。
   午後4時過ぎにバス・ターミナルに着いた。
   汗をかいたのでシャワーを浴びて、ベッドに倒れこんだ。
   今日も70歳の爺さんがする行動ではなかったな~~と反省。
   熱中症や心臓麻痺にでもなったらどうする?!
   少し休憩したら小腹が空いてきたので、近所の大手スーパーに行った。
   そこにはSushi Kingがあった。メニューを見て、近寄って来たお姉さんにビールある?と訊くと
   ありません!
   しょうがない、少し暖かいものを食べようと
       
       天ぷらうどん(小)とマンゴージュースを注文した。
       天ぷらうどんはまるで「わんこそば」のように本当に少量だった。(笑)
       
        回転寿司のレーンは相当長くて、一回りして目の前にくるまで5分はかかる。
        生ものはあまり載っていない。サーモンくらいで、揚げ物がシャリに載っているのが多い。
        呆然と眺めて店を出た。
  スーパーマーケットに行って、蚊取りスプレーを買った。ひとプッシュで24時間持続するという
  日本でもあるもので、フマキラー製で15リンギット(405円)。日本で買うのと同じくらいの値段だ。
  これで今夜から蚊の心配なしに眠れるだろう。

  暗くなったので、今日の唐人街へ。
        
        唐人街に通っているとショートカットの道を覚えてしまう。この目印などは忘れようがない。
        
        今日は別の店。Town City Food Court という店だ。
        カールス・バーグ婆さんがいて彼女はビールの注文だけ受け付ける。
        ほしいものを屋台に行って注文して
        
        今日はあたり外れがないフィッシュ・アンド・チップス。
        あたり外れがないのは当たり前だ。冷凍の食品だからだ。
        今夜もビールが2本。合計で1377円。
    この歳でもビールが飲めるのがうれしいとしみじみ思う。
    尿酸値が高いとか痛風だとかでノンアル・ビールや第三のビールなど、気を使って飲んだりしない。
    ありがたいことだ。
    明日はクアンタンという場所に移動だ。
      

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徘徊老人のひとりごと トレンガヌ日乗(令和2年2月15日、土曜日、晴れ)

2020年02月16日 | マレーシア・シンガポール
  夜中、足を蚊に刺された。 冷房をかけていないと蚊に刺される。手の指をさされた。
  痛かゆい。それで目が覚めてかゆみ止めのクリームを塗って、虫刺されのクリームを顔と足に塗った。
  数か所も蚊に刺されたのでワタシの血を吸った蚊がその辺で飛べなくて倒れているのじゃないかと探したが
  どこにもいないし、ブ~~~ンという音もしない。
  クーラーをつけると蚊も寄ってこないのでいいのだけれど寒い。
  朝、6時45分ころから近くのマスジッドからコーランが聞こえて来る。
  ワタシにとっては目覚まし時計代わりなのだ。このコーランの祈りは1日3回か4回聞こえて来るし、
  それが時には静かに語るように唱えるので、なんだか自問自答して反省しているかのように聞こえて来る。

    午前中、部屋掃除の時間に徘徊に出かけた。
      
      ホテルにはプールがあるのだが、イスラム系のホテルなので男女別々で真ん中に仕切りがある。
      若い女性が泳いでいれば見に行きたいところだが、子供ばかりだ。
      長袖の衣類で泳いでいるので、まあ興味も半減するけど、泳ぎたくなない。(笑)
   ホテルから出ると
         
         「TOKYO]という店があるし
      
       「名古屋」という衣料品店もある
      
      川沿いに「中央市場」がある。
      いろいろ雑貨や
      
       果物が売っていたり
   魚売り場では、もう朝も過ぎてしまったので
      
      
       カツオかな~~? イカやアジはたくさん売っていた。
   市場から川沿いを昨日とは逆に歩いて行った。
      
      おっ、ペヤングって書いてあるボートだ。「焼きそばペヤング」ってあったね。(笑)
      よく見たら、Payang (パヤング)だった。
   で小さな川を渡って広場のようなところに不思議な木がきれいに植えられているのでなんだろうと
   思ったら  
           
         人工物だった。電信柱なのでした。葉っぱも人工。夜になるとライトアップされるのかな?
   歩いて行くと
          
          海の神様 天后茂宮 があった。 一応礼拝した。

 そろそろ部屋の掃除も終わっただろうと戻る途中、デパートのようなところでTシャツを買った
         
         そうワタシは「トップシークレット」な人間だから。(笑) 
         71歳になろうとしているジジイが着るTシャツではない。
         このTシャツ、ただプリントしているだけの安物のTシャツではない。
         Dapperとかいう銘柄の(NY?)の100%棉のTシャツだから、セール中だけど高かった。
         地元の人は買わないよな~~~。

  掃除の済んだ部屋に戻り、長袖のシャツと下着を洗濯して、昼飯にはカップ麺を食べてひと寝入り。
  明るい時には蚊が来ない。

  遅い午後、きれいなマスジッドでも見ようとバスターミナルに行った。
           
           こんなバスが2系統で2時間に1本くらいの割合で市内を回っている。
           「市バス」に「ついでに」観光客を乗せようというものだ。
           観光客の多い町ならば市内めぐりの観光バスも走らせるだろうが、観光客が少ないから
           市バスで代用だ。
           で出発時間をチェックするとまだまだ30分もある。
           今から目的地まで行っても、今度は目的地からこのバスを待つには1時間もある。
           明日にしようと下車して
     ホテルの近くの州立マスジッドに行った。「他宗教者立ち入り禁止」ではなく「ウエルカム」「写真OK」だと。
         
         
         午後4時過ぎの一番暑い時、マスジッドの中は涼しい。いびきをかいて寝ている人も。
         ワタシもしばらく横になって天井から吊るされたファンの回るのを見ていた。
     コピーしてきた『迷い方』に河口の小高い丘からの眺めはすばらしいと書いてあったので
     そこに行ってみることにした。
     なんだ、昨日もこのあたりを歩いたよ。マレーシア風壮大な建築物(土産物屋でもはいっていたのか)が
     前面トタンで覆われて取り壊しか改修工事の最中なのであった。
     その『迷い方』には「観光案内所の脇の階段を登ると」と書いてあったが、観光案内所もこの建物の
     一角にあったのだろうから、観光案内所を探してここに来る人は「迷って」しまうのだよ。(笑)
     丘も登り口が封鎖されているので無駄足だった。
     (今は州の観光案内所は移転してバスターミナルの近くにあるけれど金・土は「お休み」なのだ)
  な~~んだ、しょゆがねえな~~と。
  で、釣りをする人達がいるので「釣り具屋」があるかとスマホで検索してみると、案外たくさんあった。
  今いる近くにも2軒ほどあったので「覗いて」見て、おもしろそうなサビキ針を数点購入した。
  釣り名人の管理人さんへのお土産だ。
        
        まるで荷造り紐のほつれたので作ったような「さびき」針。
        「反射効果付き強くて鋭いフックのデザ」と「デザ」で止まっている。(笑)
        裏面の英語の解説では6本針になっているが、現物は3本針になっている。
        値段は1リンギット70(約46円)だ!
        いいお土産になった。(笑)これで日本で釣れたら本物の釣り名人だ。
  ホテルに戻って、ひと休みして夜になったので今夜もビールなら唐人街だと出かけた。
  昨日の店の隣の店に入った。店の中の丸テーブルは多人数用なので店の外のテーブルに座るように言われた。
  座ってメニューを見ていると、15人ぐらいの団体が店の中の丸テーブルについたので
  店の人がこの丸テーブルの人たちの注文を取るのにかかりきりなので、これじゃ注文しても
  料理が出てくるのが遅くなると思って、注文もせず店を出て昨日の店に行った。
      
      今夜は魚の料理を注文したが、大きな皿に大きな魚(ガルーパ)だ。
      おお~~、これは食べ応えがあるとスプーンで肉を取ろうとしたら、身が剥がれない。
      えっつ、なんだ?!と立ち上がって身をほぐそうとしたら、半身(はんみ)の魚だった。
      そして痩せて肉などほんの少し。干物のような魚だった。
      やれやれ。
         
         店の本来の姿はこんなだ。ガラガラ。でも団体がやって来ると昨日のようなことや
         さっきの隣の店のようになるのだ。
      あしたはビールはやめようかな~~~。
         
         帰り道、知らない道を歩いていると、こんなのに出会った。ビリアード場の入り口だった。
 
   今日も1万4千歩あるいた。
       
      
      
  

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徘徊老人のひとりごと トレンガヌに移動(令和2年2月14日、金曜日、晴れ)

2020年02月15日 | マレーシア・シンガポール
   今日は正午のバスでコタバルから約200キロ南下しクアラ・トレンガヌに移動する。
   なので、昼飯食べずに移動するので、朝は
      
      
       ガッツリとご飯なども食べて
   タクシーを呼んでもらってバス・ターミナルに行った。
      
      ターミナルは全然人がいない。チケット販売窓口も開いていない。昨日買っておいてよかった。
    11時にトレンガヌからバスが到着した。乗客は5人くらいだ。
      
      このバスがコタバルとトレンガヌ間を往復している。
      運転手さんは乗客を降ろすとどこかに行ってしまった。飯でも食べに行ったんだろう。
      今のところコンクリのベンチで待っている乗客はワタシだけ。
      11時45分ころ、このバスに乗るだろう家族連れがやって来たがチケットの窓口が開いていない。
      50分頃、窓口の係員がやって来てチケットを売ってくれた。
     運転手は5分前に現れて、「トランクは車内に入れていいよ」ということで持って乗り込む。
      
      乗客5名で12時10分に出発。
      途中で4名の乗客を拾って、国道3号線を南下。
      あれほど湿気が多く曇り空や雨だったコタベルに比べ、だんだん青空が広がってくる。
      心配なのは飯食った後の運転手さんが居眠りでもして事故らないように祈った。
    午後3時過ぎにトレンガヌのバス・ターミナルに到着した。
    ホテルはバス・ターミナルから歩いて3分!
      
      大きなイスラム建築風のホテルだ。
      
       部屋が広い。だが質素。
      
      洗面所も広いが質素。
      ホテルの予約サイトで「口コミ」をチェックしていたので、コタバルのホテルからシャンプーや石鹸を
      持って来たので「問題」なし。
  テレンガヌは天気が良くて乾燥していて熱い。
  しばらく昼寝をする。
  昼寝後、洗濯をする。ここなら1日で乾くだろう。
  ホテルの近くに州立のモスクがある。
      
      白いモスクだ。だが日陰になるとこの白いモスクは鼠色に代わる。
      あれっ、さっき白だったよな~~と思ってしまうくらいだ。
  トレンガヌは南シナ海に面した街で西側にはトレンガヌ川が海に続く河口の街だ。
  夕方と言ってもまだ日が高いが、川沿いから河口まで散歩に出た。
      
  折から金曜日とあってイスラム教徒にとっては休日なので公園ではマーケットが開催されていて
      
      
      甘ったるい味がしみ込んだサテーやチキンを焼いて販売している
      
      川沿いの海鮮料理屋では海鮮もの。 酒ではなく、テタレ(甘ったるいミルク紅茶)やコーヒー
      甘いジュースなどで食べる海鮮料理って! 信じられない。
        
        近くで爺さんが餌用に買った魚を半分にぶつ切りにして、これまた大きな針にさして
        釣りをするところだった。
        まあ、この爺さんのやり方なんだろうな~~。
        そんなでかい餌(まるで鯖缶に入っているサバくらいの大きさ)で釣れるわけないでしょ!(笑)と
        言ってやりたかったが、地元には地元のやり方があるだろうから黙っていた。
        河口にはいくつかの島があって
           
          橋がかけられている。歩いている人もいるようだから歩いて渡ることができるのだろう。
          そのうち行ってみるか。
    川沿いを歩いて端まで行くと
       
       向こうの水平線が南シナ海だ。
       
       投げ釣りをしている人もいる。
       30分くらい見ていたが釣れるようすもなかった。時間的に無理なのかな~。
       ワタシも簡易釣竿を持ってきているが、パンコール島に行って釣りをする予定なので
       ここで焦ることはないと言い聞かせた。
       
       ニワトリのお母さんがヒヨコを連れて歩いていた。
       ヒヨコがやがて成長してさっきのようにタレを付けられて網で焼かれないように祈る。
    さてさて、散歩ついでに酒の飲める店となると中華街に行けばなんとか見つかるだろうと
       
       唐人街に行った。
       
        中国寺院もある。
    中国料理店を数件覗き、ビールがあるかどうか確認する。
        
        ビールを注文しメイン料理を注文し、メインが出てくる前の「つまみ」としてブッフェスタイルのように
        置いてあった料理のなかから豆腐を1個。
        これでビール1本飲んでしまった。
        
        メインは鶏肉のなんだか知らないが煮たもので、柔らかくてワタシにも食べられた。
   飲んで食べていると、ドヤドヤとマスクをした集団が入って来た。
   中国本土の観光客かと一瞬強張る。他の店に行けばいいもののなんでここなの!
   ここ客が少なくて席が空いていたいたからね。
   ワタシの前のテーブルにも
        
        熱湯を注文して椀と箸と蓮華を洗って料理を注文していた。
      話す言葉は台湾語のような? 後ろの席に陣取った人達のなかには広東語の人も。」  
      おら(俺は)~~~濃厚接触だ。(笑)
      散歩ついでに寄ったのでアルコール消毒ティッシューも持っていないし、
      箸やスプーンも備え付けのテッシューで拭いただけで食べたもね。
    ワタシは菌まみれの人間だから、大丈夫だろうと、料金55リンギット(1485円)払って店を出た。
        
        店を出たときに撮った写真。こんな店でした。
  帰りはセブンイレブンに寄って明日の朝食用にパンとカップ麺を買った。
  今回は朝食ナシを選択したからだ。

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