徘徊老人のひとりごと クアンタンからクアラルンプル（令和２年２月２０日、木曜日、早朝スコールのち晴れ）

　　　　　朝はスコールだったが、朝飯を食べるころには晴れて来た。
　　　　　　　　
　　　　　　　　今朝の朝食は「スクランブル・エッグ定食」
　　　　食後、ロビーで新聞を見たら
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　日本は大変なことになっているな～～。日本には「病毒が蔓延」していると外国人は思っちゃうよね。
　　　　　　　　　外国から見ると日本は安全な国だと思われているが、それは治安だけなのかと思われるよ。
　　　　　　　　　香港じゃあ、サーズの時もそうだったが、マスクはほとんど義務だったし、マンションの入り口には消毒液が入った
　　　　　　　　　マットが置いてあったし、海外航空小荷物など発送するためDHLなどに行くと、まず耳に体温計を入れられて
　　　　　　　　　体温チェックをされたりもした。庶民的な食堂でも箸やスプーンやお椀はラップで覆われていた。
　　　　　　　　　今もそのような厳戒態勢をして蔓延を防いでいるようだ。
　　　　　　　　　日本では、マスクと手洗いだけの奨励で、で、それで防げるの？
　　　　　　　　そのうち、外国から「日本人の入国禁止」と言われかねない。

　　　　　９時にチェックアウトして、ホテルのフロントでバス・ターミナルまでのタクシーの手配を頼むと
　　　　　「ターミナルまで８リンギットでいいですか？」と言われて
　　　　　「えっ！８リンギット！この近くのバスターミナルではなく、遠くの大きなターミナルだよ」と言うと
　　　　　スマホを見せてくれた。Grab（タクシーだった。
　　　　　来るとき、タクシーでは２５リンギットも取られたがGrabだと８リンギット！　安い！
　　　　　でも去年、Grabのアプリの使い方でトラブったので使わない。
　　　　　どうせタクシーにはそんなに乗らないし。
　　　　　とういうわけで８リンギット（２１６円）でバス・ターミナルに着くと、　
　　　　　「KL　１０時、１０時、もうすぐ出るよ」という呼び込み。
　　　　　１１時ころのバスに乗ろうと思ったが１０時のバスに乗れるならと急いで切符を買って乗り場へ。
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　今日のバスはこれだ。
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　バスが３台ほど並んでいたが、みな同じ１０時発のクアラルンプル・ターミナル行きだ。
　　　　　　　　　本数が多いのでガラガラだ。
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　ワタシの乗ったバスは乗客１０人くらい。クアラルンプルが終着駅ではなく、KL経由でイポーまで行く。
　　　　　２時間ほど走ってサービスエリアで
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　トイレ休憩。コタバルから下って来た時はバスはトイレ休憩なしだったが。今回は有り。
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　どのバスもクアラルンプルに行く。
　　　　　バスは東海岸から西へ縦断するかたちで高速道路をひた走り
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　クアラルンプル市内に入り、午後１時半ころにクアラルンプルのTBSバスターミナルに到着した。
　　　　ターミナルで２１日からパンコール島に出かけるためのバスの予約をしようか迷った。
　　　　今日みたいに、バスの本数がたくさんあれば予約の必要ないかもと思ったが、予約しても損はないと
　　　　列にならんで切符の予約をした。今日予約して正解だった。
　　　　ワタシの乗ろうとしたバスの残席は３席しかなかった。
　　　　２１日は土曜日なので週末を利用して遊びに行く人が多いからなのだろうか？　予約できてよかった。

　　　　電車でセントラルに出て駅前の安ホテルにチェックイン。
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　窓なし、素泊まりで１泊２５００円ちょっと。　
　　　　　　　　　クアンタンのリバーサイド・ブッティック・ホテルは同じ値段で朝食付き、部屋に窓あり、部屋ひろかった。
　　　　　　　　　観光客の少ない東海岸の地方都市と首都のクアラルンプルでは物価が違うのだろうね。
　　　　　　　　　２５００円出すなら、今度はやはりYMCAにしよう。
　　　　　昼食を取りにさっそくショッピング・モールのフード・コートに行き
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　「ラーメン」ではなく、タイ風鶏ラーメン。汁飲みたかったんだよな～～。とホッと。
　　　　　　ついでに「百均」みたいなところで体を擦る「タオル」を買う。
　　　　　　久しぶりで垢でも落とすか～～～。
　　　　夜はいつものやる気のない中華屋で　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　海鮮日本豆腐鍋にご飯を入れて雑炊にして食べた。もちろんご飯は半分残した。