昨日、散歩途中にある豪邸の主(ぬし)が分かり、前庭、横庭、裏庭のすべてを案内してもらった。
家も大きな構えだが、周囲の庭も広い。
怠け者の私は、すぐ管理が大変だろうと思ってしまう。
昨日までは、誰の所有物ともわからない庭に、のこのこ入ってゆく気にはなれず、遠めに臘梅、紅梅、白梅と咲き続く庭を眺めてきた。木々のすべてが、歳月を経て雅趣に富むものばかりだ。
昨日は、ご主人の許しを得た形で、堂々と庭木を眺めさせてもらった。
今は、また新たに黄色い花が木を賑わせている。(写真)
「あれは?」
「サンシュユです」
「これが、サンシュユなのですね」
私は名前だけ知って、実物を知らないものが多い。
<サンシュユ>は、漢字で書けば<山茱萸>である。
別名<春黄金花(はるこがねばな)>ともいうらしい。黄金色の花を沢山咲かせた木の雰囲気をよく表している。
枝が直線的にまっすぐ伸びて、なかなか威勢がいい。何となく若々しい。古木の多い庭にあって、この木はまだ若木なのかもしれない。
「和花」という本によると、<実は、はやばやと夏に赤熟し……>とある。
薬用にもなるという、その赤い実に出会えるのも、今から楽しみだ。
春は、黄色い花が多いのだろうか。
山茱萸、黄梅、ミモザ、万作、三椏、連翹、菜の花、黄水仙などなど。
昨日は町に出た。車窓から木々を眺めていたところ、途中お寺の庭先に、山茱萸らしい木を見つけた。一度目にすると、次々同類が見つかるのは不思議である。
この春は、ミモザの花にも、随分出会った。
家も大きな構えだが、周囲の庭も広い。
怠け者の私は、すぐ管理が大変だろうと思ってしまう。
昨日までは、誰の所有物ともわからない庭に、のこのこ入ってゆく気にはなれず、遠めに臘梅、紅梅、白梅と咲き続く庭を眺めてきた。木々のすべてが、歳月を経て雅趣に富むものばかりだ。
昨日は、ご主人の許しを得た形で、堂々と庭木を眺めさせてもらった。
今は、また新たに黄色い花が木を賑わせている。(写真)
「あれは?」
「サンシュユです」
「これが、サンシュユなのですね」
私は名前だけ知って、実物を知らないものが多い。
<サンシュユ>は、漢字で書けば<山茱萸>である。
別名<春黄金花(はるこがねばな)>ともいうらしい。黄金色の花を沢山咲かせた木の雰囲気をよく表している。
枝が直線的にまっすぐ伸びて、なかなか威勢がいい。何となく若々しい。古木の多い庭にあって、この木はまだ若木なのかもしれない。
「和花」という本によると、<実は、はやばやと夏に赤熟し……>とある。
薬用にもなるという、その赤い実に出会えるのも、今から楽しみだ。
春は、黄色い花が多いのだろうか。
山茱萸、黄梅、ミモザ、万作、三椏、連翹、菜の花、黄水仙などなど。
昨日は町に出た。車窓から木々を眺めていたところ、途中お寺の庭先に、山茱萸らしい木を見つけた。一度目にすると、次々同類が見つかるのは不思議である。
この春は、ミモザの花にも、随分出会った。