私の家では、先祖供養が一番大切だなんて教えられて育ってきたんだけど、でも、ほんとなのかなあ。何か違ってる気がするけど、どう考えればいいの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『復活の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
先祖供養は、さまざまな宗教で行われています。先祖供養そのものは、愛の行為であり、悪いことではありません。
しかし、思想的に見ると、「自分が、うまくいかなかったりして不幸になっているのは、全部、先祖が悪いせいである。とにかく、先祖の霊を追い出せば、自分は幸福になれる」というような考えで先祖供養をしているところが多く、この思想と、先祖のほうの、「全部、子孫が悪い」という思想とが同通すると、よくないのです。
その場合、いくら先祖供養をしても、先祖のほうは、「おまえたちの供養が足りない」と、ずっと言いつづけたりします。また、先祖供養をしているうちに、隣近所などの、関係のない霊までが、弔(とむら)ってほしくて、たくさんやってきたりして、大変な状況になってきます。
正しい心のあり方を悟って行じ、ある程度、光の出てきた人が、読経したりして供養してあげると、効き目がありますが、本人が、暗い心を持ち、地獄霊に憑依されるようなレベルで、いつも先祖供養をしていると、ほんとうに、先祖でない霊までもが来るのです。
それで、霊能者や、霊能系の教団の教祖や講師などに相談すると、彼らは「先祖の霊が迷っているせいだ」とよく言います。しかし、実際は、そうではない霊も数多く来ています。
したがって、どうしても、正しい真理を学ぶ必要があるのです。
(60~62ページ)
先祖供養そのものが悪いわけではない。
不幸を先祖のせいにしたり、逆に先祖の霊の方が、自分の不幸を子孫のせいにしたりといった思想が、よくないだけである。
どうしても、正しい仏法真理を学ぶ必要がある──。
なるほど、なるほど。
先祖供養の意味やその本当の大切さを知るためには、死後の世界は本当にあることや、人間は霊と肉体でできていること、霊界の法則などなど、まずは「仏法真理」を学べばよいわけです。
今日も、仏の教えを学ぶことの意味がとっても腑に落ちた気が私はしているのです。
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『復活の法』
大川隆法著 |
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