ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



中国って、軍事費ばっかり増やして、尖閣諸島あたりでは自分の領土だなんて言って、日本の領海に入り込んだりしてきてるんでしょ。どうなって行くのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『この国を守り抜け』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 中国が、本当の意味で、「世界の平和」と「世界の繁栄」に調和する方向に進んでいくならば、世界の未来は必ず明るく輝いていくでしょう。
 しかし、この国が、数十年遅れの帝国主義、あるいは百年遅れの帝国主義のようなものを、これから追求していくのであるならば、世界は大変な時代を迎える可能性があると思うのです。
 例えば、ヒトラーの時代には、ベルリンオリンピックがあり、非常に国力が高まりました。ドイツにも、国の力を誇示していた時代があったのです。
 周りの国たちは、その勢いに押され、ヒトラーが近くの国の一部を占領しても、その国に「まあまあ」と言って、抑えるような宥和政策を採りました。ところが、結果的には、第二次世界大戦が起きたわけです。
 したがって、そのようなことが起きないように、中国の人々も、「自分たちの国を、自由と民主主義と繁栄主義に基づく正しい方向に導いていこう」と決意し、努力していただきたいと思います。やはり、そうした努力を惜しんではなりません。
 そして、そのもとにあるもの、その根拠としてあるものは何かというと、やはり、「信教の自由」「宗教を信ずる心」だと思うのです。
 この世の人間は、過ちを犯します。そのため、一時期、間違った政策や間違った政治理念が、ある国を、あるいは、いろいろな地域を覆うことはあります。五十年、百年と覆うこともあります。
 しかし、「神仏の目」というものを常に意識しておくことによって、世界は必ず変わってくるのです。
 中国の民衆にも、その底流には「信仰心」があると私は思います。中国も、かつては仏教国であったはずです。
 また、孔子をはじめとする儒教、あるいは老荘思想、道教等も、水面下で民衆の心には流れています。
 そうした、この世を超えた世界に対する尊敬の念というものが、中国の民衆の心には深く流れているのです。それが、今、抑えられているのです。
 何のためにでしょうか。それは、統治に都合がよいからです。「政治においては、宗教を一元管理し、信仰心を抑えることは、統治に便利だ」ということでしょう。
 しかし、そのような「ガバナンス(統治)に便利なので、人々を抑え込む」ということと、「十数億の人々の幸福を守る」ということを比較したとき、やはり、考え方を柔軟にする方向に、道は拓かれるべきだと思うのです。
 今、中国という国は、明らかに、「覇権主義に走っている」と、世界から見られていると私は思います。今こそ、進路を変えるべきときです。
 中国が経済的に発展したのは立派なことです。頑張ったと思います。
 しかしながら、それを軍事予算の拡大に費やしてはなりません。「地方には、まだ貧しい人たちがたくさんいるにもかかわらず、その人たちに対する配慮をせずに、ただただ軍事的拡張のほうに向かっていくのはよろしくない」ということです。
(220~224ページ)

この世の人間は過ちを犯すので、一時期、間違った政策や政治理念が国や地域を覆うことはあるが、「神仏の目」を常に意識しておくことによって、世界は必ず変わってくる。だから「信教の自由」「宗教を信ずる心」が大事である。

今、中国という国は、明らかに「覇権主義に走っている」と世界から見られている。今こそ、進路を変えるべきときである。

中国が、本当の意味で世界の平和と繁栄に調和する方向に進んでいくならば、世界の未来は明るく輝いていくが、百年遅れの帝国主義を追求していくのであるならば、世界は大変な時代を迎える可能性がある──。

このところ幸福の科学は、中国という国に関して厳しい意見を発信していることが多いように思います。

しかし、ワールド・ティーチャーとしての大川隆法先生は、「世界の未来は、中国の行方にかかっている」と述べられていることに注目したいと思います。

仏陀はもちろん、どの国の人々も愛しておられるんであって、批判しておられるのは、その国の人々や人種などではなく、その国の間違った政治体制や政治理念や考え方なのだと思います。

そして仏は、その国が少しでも早く神仏の心にかなった正しい道に戻って、その国の人々がより幸せになっていくことを願っておられるのだと私は思うのです。
 

『この国を守り抜け』大川隆法著


(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)
ブログランキング・にほんブログ村へ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )