ロープウェイの姿見駅から姿見の池に向かって遊歩道がついていますが、
雪に埋もれてしまっている所が多く、この時季が一番遭難が多いのだそうです。
この時も、湧き上がった雲があっという間に降りてきて、
数分後には旭岳の雄姿は雲の彼方に消滅!
強風に見舞われ、「そろそろロープウェイが止まりますよ」と言われて、
早々に引き上げてきました。
旭岳山頂は標高2290m。大雪山連峰の主峰で北海道の最高峰です。
高緯度にあるため、本州の3000m級の山岳に匹敵し、
標高1600mの姿見駅からでも少し歩けばハイマツのある高山帯です。
姿見の池までは辿り着けなかったのですが、
今回の目的である、キバナシャクナゲ(ツツジ科)にはしっかり出逢えました。
雪解けがすすんだところに可憐なクリーム色の花の群落。
寒風に激しく揺さぶられながら、礫面にへばりつく様に咲いていました。
実際の大きさは写真より一回り小さめです。
下の写真はもっと小さいミネズオウ(ピンク)。花の径は4~5㎜です。
黄色の花はキンバイソウの仲間のようです。
雄大な山に、こんな可愛い花が咲いているんですねー!いいな、いいな。
ガイド本などに、山のお花がよく載っているけれど、私はあまり出あったことがないのですが、ほんとに出会えるのですね、さすが麻さんです。
高山植物は小さなものが多いのです。過酷な気象条件の中でよくぞ咲いてくれたなあ・・と愛おしくなります。
旭岳、姿見の池はロープウエイで行けるので、雪がもう少し融ければ楽々行けますよ。
今回も素敵な画を見させて頂きます。
天気に恵まれて、雲のないところも、あっという間に雲に包まれたことも、いろいろなところを体験できて却って良かったですね。
高山植物は今が真っ盛りなのでしょうか。
ミネズオウのピンクが愛らしいですね。
キバナシャクナゲにも出会われて、実り多いたびでしたね。
この地にはチシマキンバイソウというものがあるそうですがそれなのでしょうか。
ロープウェイは運行していないので、天人峡から勇駒別~姿見の池~旭岳~黒岳と
縦走したわけです。
あれから、旭岳は何度登ったか(多分10回以上)・・
そのときはひたすら頂上を目指すだけで、こうしてまわりの風景や花を
楽しむことをしなかったような気がします。
時の流れなのでしょうか、こうして旭岳周辺の風景をあらためて見せてもらうと
とても新鮮な気持ちであります。
今日は一日中雨模様です。
三河の方はいかがでしょうか。
大雪山の中腹が花盛りになるのは7月の中旬とのことです。その頃、もう少し山を登るとたくさんの高山植物の群落に出会えるようです。
キンバイソウは仰る通りチシマキンバイソウだと思います。図鑑で見ると、オレンジ色なのですが・・。
コメントありがとうございます。
黒岳への縦走は結構大変な登山ではないですか。
春さまは登山をなさるので、何ということはないと思いますが・・。
お天気がよければきっと素晴らしい眺望が得られるでしょうね。
私は登山が苦手なので、姿見の池で高山の気分を味わうのが楽しみです。