その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ぷかりぷかりと…

2024-06-21 07:31:46 | 巡礼

山形県の花「ベニバナ」が咲きました。

「お金にならないモノは植えない。」…といって、花が嫌いな訳ではない。今のところ、手入れをして楽しむという『心と身体の余裕』がないだけであります。したがって、これは売れるのではないかと思う花は植えるし、手入れもする^^; 昨日、事務バイト先の会長宅に所用でお邪魔したらユリの花が満開でした。「ユリの花を見事に咲かせていらっしゃいますねぇ。」と応対に出てくれた奥さんに声を掛けたら、それまで不愛想だった奥さんの顔が笑顔に変わりましたよ。(さすが、『おやじぃ』は、おべんちゃらのタイミングを心得ている^^;)丹精込めて作った花を褒められて、うれしく思わない方はいらっしゃらないと思うけれど、生活費を稼ぐのに追われているから、おべんちゃらをいただくより、『鑑賞料』をいただきたいのである。(当然、『おやじぃ』は払わないけれど^^;)
「ベニバナ」もまた観光客相手の直売所なら売れるかも…という発想である。生花で、ダメならドライフラワーでとこれから可能性を探るところでありますよ。間違っても、花弁を摘んで、紅を作ろうなどとは思ってはいないのでありますよ。
はて、相方『チャオちゃん』の田んぼは、ヒエが絶えない。「クリンチャー」というヒエ専用除草剤を使ってみても効果なし、仕方がないので次の除草剤を探したら「トドメ粒剤」という商品がありましたよ。(すごいネーミングである^^;)説明書によるとヒエ6葉期までは効果ありとされているから、これがダメなら昔ながらの『手トドメ』(手掻き)だわねぇ(笑)


研修土産の冷たい肉蕎麦と「ぺちょら漬け」

さて、ヒエまみれの田んぼを眺めていたら「タニシ」がぷかりぷかりと浮いている。以前にも見た記憶があるのだけれど、「タニシ」は這うだけでなく、泳ぐんでしたっけ?などと吞気なことを考えている。表面張力を利用したものなのか、「カタツムリ」の場合は肺呼吸をするから、もしかすると『肺』に空気を貯めて?なんてことがあったりしてねぇ…水に浮かんだ姿を見ながら、『あてどない旅』も良いもんだわねぇなんて考える。軽ワゴンが届いたら、寝袋積んでお出掛けしてみるかなんて気持ちになってます。(集落役員の任も解けたし、そろそろ自分のための人生を生きても許されるよなぁ…という甘い考え^^;)
はてさて、選挙権はないけれど、東京都知事選挙の模様を楽しませていただいている。果たして「東京都」は、いち自治体なのか?国民みんなの首都なのか…。当然、首長としては、都民のための都政を訴えるに違いない。しかし、「首都」としての機能を持つ自治体の長として、それだけで良いのだろうか?多くは地方からの『移民』によって活力が維持され、一方では、働きを終えたお年寄りの孤独な団地も存在する。場合によっちゃ、年金暮らしのお年寄りを『地方移住』などという甘い言葉で押し付けてくるからねぇ…地方は人材を提供し、無用となればお引き取りを願われる。地方の人材供給能力が落ちれば(少子化)、花の東京だって枯れてしまう運命共同体だと思うんですけれどね。東京に人が集まるのは、そこに魅力があり、生活が便利だからに違いない。地方に『ミニ東京』らしきものを作ったとしても、それはどこか違うんだよなぁ…。小池さん「少子化は本来国の問題」などと逃げないで、蓮舫さん「国会議員の裏金問題を都政に持ち込まないで」、田母神さん「5万人の自衛官を動かした自信がある」などと経歴を自慢しないで(部下たちが動いてくれたんじゃないの?)etc.それぞれの切り取り主張に耳を傾けながら、地方の選挙もこうして取り上げられたなら、少しは活力のある世界に思えるのだけれど…ぷかりぷかりと漂う、浮動票にもならない『おやじぃ』が何を言うってかぁ(笑)


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