その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

見ず知らずの…

2024-07-06 06:46:44 | 巡礼

ヒマラヤスギの球果なんですけれどね^^;

 「球果」つまり~「松ぼっくり」なんですけれどね。「杉」という名前が付いているのに、何故に「松」?ハイ、マツ科に属する木なんです。知らないで見ると「怪鳥ロプロス」の卵じゃないかなんてね。(話題がかなり古い…バビル二世の世界だもの^^;)西吾妻の登山道で見たアオモリトドマツ(オオシラビソ)の球果は青色(というか『おやじぃ』の目には、鮮やかな紫色に見えた。)だった。もう一度見てみたいものだと思うのだけれど、亜高山帯まで登山するには、もう足が萎えてしまっているような気がする。「人生やり直しは何度もできる。」なんて言いますけれど、そうねぇ、歳を重ねると若い頃は何の苦でも無かったことが、出来なくなって(気力の問題かぁ?)『もう一度』が中々難しくなるものだと実感しますよ。そして、『もう一度』は口にするだけでなく、自ら求めないと無いなと思う^^;
 かつての職場同僚の元に野菜を届けに行って、先日の諸先輩たちの鬼籍入りを話したのだけれど、何とまぁ、私の一個上の先輩が他界していた。『若い頃、ろくな仕事もしないでフラフラしていたヤツほど長生きする。』…『おやじぃ』の『仕事量と寿命論』の調査研究書も一部を書き替えなければいけないかも知れない。(人の死に対して不謹慎ではあるけれど、彼は仕事が出来なかったのではなく、確かに仕事をしないで過ごしてきたのである。)そして、まともに「年金」など見ないままに、この世を去ってしまったことになる。年金受給年齢が65歳に引き上げられたことによる弊害と言いますか、これからもこうした方が増えるに違いないのである。『人生100年時代』などと持ち上げられて、自分もあやかりたいと思っていてもこんなものである。彼のご冥福を祈るのみでありますが…。


さぁ、今夜も「冷や中」かい^^;

 さて、『おやじぃ』の誕生日が約3ヶ月早いこともあって、友人『ノロ社長』は『華麗なる年金生活者』の懐に期待しているようである。(あのねぇ~キミぃ~!こちらは家族持ちで、年金は生活費直行なのだよ^^;)そうそう、お金と言えば『長男ポン太郎くん』の壊れた携帯電話の交換代金の「おつり」が返ってこない。「おつりは?」と言ったら『ポン太郎くん』に渡してしまったようである!「あのねぇ~、ポン太郎のために貯金したお金とは言ったけれど、ポン太郎のお金と言った覚えはない!」…『おやじぃ』はオッカーに吠えましたよ。春先から借りているイネの苗代金を、今日ようやく「米の前渡金」が振り込まれて支払いに充てたのである。恥ずかしい思いをしながら支払先に電話して前渡金の振込日を確認したり、農業経営の資金繰りに四苦八苦しているというのに、人の苦労なんて知らないんだよなお前らは…。(資金繰りも社長の重要なお仕事ではあるけれど。)
 はてさて、無駄遣いをするようなオッカーや子どもたちではないことを十分承知はしているのだけれど、『おやじぃ』の懐を『打出の小槌』とでも思っているのだろうか?こうして男どもは、ろくな年金も見ない内に死んでしまうのである。『見ず知らず』とは、今までに会ったことがなく、まったく知らないこと…「見ず知らずの人」とは言っても『見ず知らずの年金』という言い方はしないわなぁ^^; 受験勉強に競争社会などと言われていた頃から、今度は『長生き競争』の年代かね…結局、長生きした者が人生の勝利者だったりしてねぇ^^; 「もう一度」は無いから、「もう一度」と言わなくて済む残りの人生を過ごしたいものである(笑)


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