連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

マリの供養で対立

2013-06-21 | 柴犬・マリ
「霊園に納める方がいい」と言う夢さん。「庭に埋めてやりたい」と言うオバサン。
マリのお骨の埋葬を巡って、オバサンと夢さんの意見が対立。
「霊園なんかに入れたら寂しいじゃない、何時も遊んでた庭に埋めてやりたいわ」
オバサンは頑として譲る気配はない。身近に置きたい気持ちは分かるけどさ・・・・・・・

「49日が過ぎたら埋葬しよう」と申し合わせていたその日が近づいても結論が出ない。
庭に埋める事の可否について、オバサンは夢さんに内緒で、住職さんにも相談したらしい。
そこまでされたら、ここは夢さんが折れるしかない。ただしこちらにも言い分はある。
※これはお墓ではない。 ※孫達にマリの骨は見せない。※土に戻れるよう骨壷から出して埋める。
これら夢さんの考えを言葉を選びながらオバサンに説明。どうやらオバサンも納得した。

当日は二人で心を込めてひっそりと。キクとバラの根元の日当たりの良い場所に穴を掘った。
マリを納める役はオバサン。飾ってあった花を底に敷きつめ、白布に包んだマリを入れた。
その上に孫達がマリの回復を願って折ってくれた千羽鶴も入れた。「土を掛けてやんなよ」 

オバサンが土をかぶせ、後を夢さんが引き継いで、出来るだけ目立たないように土を盛り上げた。
そこにタツナミソウを植えた。タツナミソウは繁殖力が強い、すぐに緑で覆われるだろう。

少し離れた場所に、オバサンのたっての希望で小さな石を置いた。 
その石の前に、手の平の半分くらいの平たい石を埋め込んだ。水飲み台だそうだ。
あれから2ケ月が経った。オバサンは毎朝一番に必ず水を換えている・・・・・・・

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