連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

母心

2008-07-08 | Weblog
明け方の激しい雨音で目を覚ました夢さん。その後は少しまどろんだだけで朝になってしまった。

「雨が凄かったの知ってた?」「知ってたわよ」すっかり眠りを邪魔されてしまったな。 

朝食を並べながらオバサンがつぶやく。

「こんなに降ると、〇〇(次男)は大変ね」おやおやオバサンの心配症が始まった。

どうやら、仕事が外回りの次男を案じての事らしい。大きなお世話じゃないのか。

仕事に内も外もあるものかみんな同じだよ。そうは思いながらも黙って聞いている夢さん。

オバサンだって、そんな事は百も承知だろうが、つい口に出たのだろう。

いくつになっても子供は子供。子を案ずる母親の気持ちは変わらないものらしい。