昔をよーく知っていない私が、昔と今を比べるなんておこがましいと思う。しかし、これは間違いないとはっきりしているものならばいいかな。
写真は浅草の雷門。ご存知仲見世の入り口でもある。国際色豊かで様々な国の外人さんがいらっしゃる。きっと旅の本の日本編に欠かさず載せられている土地なのだろう。 その雷門の入り口付近は歩行者天国で自由に行き来することができる。そして雷門を前にして右を振り向いた時に目に入ったのは、アサヒビールの社屋(アサヒビール吾妻橋ビル)である。
巨大なビールジョッキだ
みなさんご存知の建物だと思う。鉛ガラスを使っているのか社屋の概観は、黄金色に輝きビールの色を想像させる。屋上付近はビールの泡よろしく、冠を頂いている。
かと思えば、フラムドール(黄金の炎)と題された金色のオブジェがある。
フラムドール
いつもは高速6号線上からチラッと見る程度である。
伝統の町、浅草に似つかわしくないと思いながら、ある程度時間が経つと溶け込んでくるのは人間の情と同じなのか。
いつの間にか周りの風景に同化してるのである。
浅草に溶け込んできた風景