伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

こわさって…

2008-04-26 23:53:54 | Weblog

 写真は千葉県館山市の日本寺境内にある「地獄覗きである。」ゆきたんくのサイト「幸たんく」を見ていただいている方はご存知だと思うが、ゆきたんくは高所恐怖症である。任天堂64が流行ったころのボンバーマンで、ボンバーマンが雪山の頂上にたどり着いた時のテレビ画像を見たときに眩暈を起こしてしまったほどである。 


横からみた地獄覗き

 地に足が着いた状態であれば、強いゆきたんくである。上にあるような写真が撮れるのである。


地獄覗きの策から

 この写真は自分では撮れないので義兄に撮っていただいた。写真で見ても怖いゆきたんくである。きっと自分では撮ることができないはずだ。


実は遠くから撮った地獄覗きの先端

 この綺麗な景色は地獄覗きから撮った。といったもその突端からは数メートル離れたところである。
 このように高いところは怖いのである。しかし、次の写真は、飛行機の中からゆきたんくが撮影したヨーロッパ付近の写真である。北欧辺りが写っているのだろうか。

 高度は8万メートルくらいだろうか。たった10mでも恐怖心を感じる人間が、飛行機に乗り、高度が最高10万m達しても恐怖を感じない訳を考えてみた。

 
スウェーデン上空(多分)

 地獄覗きで地上30mくらい。ゆきたんくは10mでも怖い。テレビでやっていた「チキン決定戦」で飛び込み台から飛び降りるのなんてとんでもない。高いところ、危ないところは自らの意思で近づかないようにすることはできる。ところが飛行機は1回乗ってしまったら、自分ではもうどうにもならないのである。

 10mの高さから落ちても、10万mの上空から落ちても結果は同じだ。もうお任せするしかない状態になると諦めの境地になるらしい。そして上にあるような写真を撮ったり、窓から景色を楽しむ余裕ができるのだ。

 あれこれ余計なことを考えたり、できないことを悔やんだりするよりも、今できることを精一杯やることがいかに楽しいか。枯淡の域という言葉があるが、これこそ人生のエキスが詰まっていることを指すのではないだろうか。

 結局、怖さって自分次第なのである。

コメント
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