伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

にゃんとジロー

2008-04-12 20:27:04 | Weblog

 我が家に住み着いて10年になる猫夫婦、それがにゃんとジローである。にゃんが1歳年上であるから、人間で言えば7歳の姉さん女房である。

 今から書くのは、まだ冬を迎える前、そろそろ炬燵の用意をしなければという頃の話である。

 いよいよ寒くなってきて炬燵の用意を始めたが、まだカバーをかけていないその時、覚えていたのだろうか、こたつの下の敷布の上にジローがやってきたのだ。それを追いかけるようにニャンもやってきた。ジローに体を摺り寄せて暖をとるような感じである。一人でゆっくりしようとしていた時に迷惑な話である。にゃんは満足げ、ジローはどうしようって感じが分る。にゃんは一生懸命体を摺り摺りしながら何かモゴモゴ言っている。


迷惑そうなジロー(キジトラ)

 しばらくしてジローが体の向きを変えた。ニャンの頭に自分の頭を寄せ、組んだ手の上に頭をおいた。するとニャンの動きが止まり、呼吸も緩やかになってきた。あいかわらずにゃんは何かモゴモゴ言っている。なんか文句があるのか。ジローは何も言わずにニャンの好きなようにさせていたが、ニャンの動きが止まるとそっと目を閉じた。そのまま2時間のあいだじっとしていた。(2時間も見ていた訳ではない。この下の写真の姿がそのままだったのだ。)


しょうがないなぁ~byジロー

 その後、少しずつであるが押し競饅頭をしながら向きを変え、写真のような体勢になった。ニャンが「ムゥ~ン」と甘えた声を出すとジローが舐めるのを繰り返している。


まぁ、こんなところでしょうbyジロー

 目をつぶって気持ちよさそうにしているニャンはかわいい。拾われてきた最初の頃、あくびをするときに耳まで裂ける口が怖かったが、今では立派な家族の一員である。次男のつっくんの誕生以来の第一号の家族である。いるだけで心豊かになる瞬間をプレゼントしてくれる我が家のネコたちに感謝。

コメント (2)
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