伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

ランドマーク

2008-04-05 23:21:16 | Weblog

 ゆきたんくが小さい頃に好きだったことがあった。
東京都品川区大井町にあった当時の自宅の屋上から見ることのできる東京タワーである。
周囲に高い建物が無く、赤く尖がってそびえているのが素敵だった。

 近頃よく使われている言葉の一つに「ランドマーク」がある。意味は①山や高層建築物など,陸上の目標。②土地の境界標識。 となっているから、東京タワーは①に入るだろう。

 初めて東京タワーの150m展望台に登ったのは小学校4年生の時だった。
東京湾に船が浮かび、遠くの方まで見えたことにびっくりした。とにかく普段見ることのできない遠方の景色を目で追っていた。当時あったかどうかは記憶にないが、どの方向に富士山が見えるとかのシルエット表示(プラネタリウムでも下端に建物のシルエットがある。)さながらの景色が見えていた覚えがある。

 今回使っている写真は今から5年前のものになる。知人との待ち合わせが東京タワーの近くだったので行ってみることにしたのだ。正式に登るのはこれで2度目、足は何回も運んでいる。小学校の仲間と、そう高学年の時に自転車で来たのだ。

 恐る恐る登ってみた(いつなったのかは定かではないが、高所恐怖症)。
あの子供の頃の記憶が消し飛んでしまいそうな様が目に飛び込んできた。 


ご存知森ビル、六本木ヒルズ


お台場、フジテレビの球体が見えている。


レインボーブリッジ

 ゆきたんくが子供の頃に、こんなもの達は存在しなかった。東京タワーが、都心唯一のランドマークとして存在感があったのはもう40年も昔になるのか。まあ東京タワーも御年50歳になられるのであるから、しょうがないのか。

 もっとも今回は250mの特別展望台まで登った上での写真であるから、周囲には背の高い建築物が増えた訳である。


タワーイルミネーション

 今度来たら、子供の頃の記憶がゆがんでしまうかもしれない。仕事でもなければもう行かないことにしよう。そして第二東京タワーの話もあるが、行かないで思い出を大切にしておきたいと思う。

コメント
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