伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

本物は?

2007-11-29 22:57:49 | 

京都には、本能寺の変で知られる本能寺がある。
織田信長の最期の場所である。
ゆきたんくは旅行の際には、その土地にの歴史や建築物などについて予習する。(本来は勉強嫌いなのであるが)そしてさだまさし氏の歌の歌詞にある「地図にない町を探したきゃ、最初に地図が必要だってこと…」の如くB級スポットを探すのも好きなのである。ところで「本能寺はA級スポット」である。よって本能寺のことについては本などの資料をみれば分かると思い何の予習もしていなかった。

ゆきたんくの旅行中の習慣について述べよう。ゆきたんは旅行とあればツアーであろうと、自分で計画した旅行であろうと、無計画な旅行であろうと必ず朝の散歩をする。大体4時半ごろ起きて2時間半くらいたっぷと歩くのだ。冬などはまだ暗いが、夏ならば十分明るいし快適である。今日書くのは今年の正月に京都・奈良旅行でのことである。

マルコーイン京都(現コートホテル京都四条)を出て、西洞院通りを北に歩く。あらかじめ印をつけておいた地図を持参。オリジナルコースを頼りに歩くと目に飛び込んでくる新鮮な景色。当然カメラを向けるゆきたんくである。途中に記念碑のようなものがあるので覗きこんだ。碑には本能寺跡とある。「あれ、地図にある本能寺と違うぞ?」と思うと同時に新発見をしたような興奮が身を包んだ。

旅行後、本やインターネットで調べて見た。確かに織田信長の自刃の場所である本能寺であった。現在ある本能寺は1587年に移ったものだという。

誰の制約を受けることなく、自分だけの我がままツアーが可能なのが朝の散歩である。国内はもちろんのこと海外でも危険がなければやってみることをお奨めする。意外に知られていない本物が道の片隅にあるかもしれない。

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