毎日の仕事に対して、自分の体の強度不足を感じる今日この頃であるが、前日伝えたんくに載せた「コンドロイチン」のおかげで体の痛みも軽減し、膝などは特に快調である。人間の体は足りない物を補えば調子が良くなるものなんだね。もっとも、うちの女房は私の体の頑丈さに魅かれて結婚した訳ではないから契約違反なんてものは発生しない。
ところが建物は厄介だね。ところどころ痛んでくる。まして日本は地震国と言われるくらいに地震が多いから痛みも早いのだろう。イギリスなんて石を積んだだけの石造りの家が1000年くらい持っているし、人が住んでいるんだからね。
わが日本では、家の揺れを軽減する設計にしたり、一戸建てでも柱を鉄筋にしたりして、地震への対策に積極的なはずであった。しかし、マンションの耐震強度不足のニュースが世間を騒がせた。毎日のようにニュースが流れ、関係者も日本中にその名が知れ渡った。
にもかかわらず、JR市川駅南口の建築中の45階建て、超高層複合ビルの鉄筋が不足していると言う。2棟建っているうちの東京側1棟で問題が発覚した訳だが、駅そばということで契約者も多いという。前述の事件の後に建築が始まった訳だから今回の契約者は堪らないだろう。
「建設をしている清水建設を中心とする共同企業体は,柱のコンクリートを削り落して,鉄筋を追加する方法で修復する. しかし,部分的にコンクリートを削って,また元に戻すという工法では,『同じ強度を保つのは難しいのではないか」(引用)という専門家もいるそうだ。何通りか解決方法があるというが、それは耐震構造上の問題だけで、契約者の気持ちは反映することはできない。
人の命に関わることは、生命だけではなく、結婚や大きな買い物などの人生のイベントもあるのだということを責任者は深く考えなくてはならないだろう。実際に過去の建物の件では、悠々自適の人生を奪われた人たちが多数いるという。その痛みを自分の問題にしない者たちがいる限り、このようなことは続くのだろう。
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