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伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

引退

2007-11-28 23:43:24 | 

定年という引退がある。
引退と言う言葉は割りと若いうちから自然に遣っていたような気がする。
部活動の引退がそれである。
「もう受験を考えなくてはいけないから…」、「夏休み前の試合で最後にする…」なんて結局は自分で決めることができるのが引退であった。

しかし定年という引退は、自分で引くのではなく、ルールによって引かされるのである。ルールだから守らねばならない。いや、守らされるのである。
若い頃親父が「自営業はいいぞぉ、定年がないらかなぁ。」と言っていたのを思い出す。実際病気をするまでは実年齢より十は若く見えた。仕事もバリバリにやっていた。

ゆきたんはく定年のある職業についている。ついこの間、息子が生まれたと思ったら来年はもう成人式である。20年経ってしまったのだ。そして定年までは13年ときているから、残りの仕事人生もあっというまに過ぎてしまう気がするのだ。

島根県に旅行をした時に、「旧JR大社駅」に寄った。とても素敵な造りである。しかし、駅舎というものは乗降客がいてこその駅舎である。1924年から1990年までの66年間頑張ったのに今は駅舎として機能していない。

ところが、引退した後は日本各地から見に来る人が絶えないそうである。地元駅として機能していた現役時代から、日本の名所旧跡として有名になった大社駅。

発想を変えて、引退は仕事という縛りから解き放ってくれるものだと思いたい。体の元気なうちに世界各地を周れるといいなぁ。

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