先週の土曜日の公演で、もう1週間経ってしまいましたが、一応記事に…。
新型コロナウイルス感染防止のため、席数を減らしての公演となり、いつもは3日間なんですが、今年は4日間となりました。東京の歌舞伎座が席数半分以下でも空席があって苦戦しているともれ伝わってきている中、志の輔さんは完売、満員御礼がでていました。毎回のことなんですけどね。やっぱりNHKの「ガッテン」なんでしょうか。ってワタシもその「ガッテン」で存在を知って行ってるクチではあるのですが。テレビの影響は大きいです。
公演はお弟子さんの落語と志の輔さんの落語が2題でした。いつもより時間が短めなような気がしました。滞在時間を少なくするということもあるのでしょうね。演目は「親の顔が見たい」と「徂徠豆腐」でした。どちらも聞いたことがあると思いますが、そこはほれ、志の輔さんの芸、面白く聞かせていただきました。「徂徠豆腐」は荻生徂徠のことで、その中で「忠臣蔵」の説明をされた箇所があったのですが、それは見事に、文字通り「立て板に水」で一気にしかも過不足なくわかりやすくお話され、ほーっと聞き入りました。
マクラで「京都芸術大学」問題に触れるのかしらと楽しみにしていたのですが(コラッ!)、さすがにスポンサー様を傷つけるようなことはできないので、それには全く触れずでした。コロナ禍のStay Homeのお話をされていました。志の輔さんほどの方になると、以前はお休みは月に1日か2日しかなかったそうで、「次のお休みは何しよう?」と指折り数えてお待ちになっていたそうですが、コロナで生活が一変、ずっとお休みの状態が続いたそうです。そうなると、人間はそっちに慣れるので、緊急事態宣言が解除され、こうやって独演会も開けるようになったけれど、高座に上がるのに「ちゃんとしゃべれるかな」と緊張するとおっしゃっていました。
あと、市松模様の客席のことにも触れられ、「隣がいない、荷物が置ける、肘が当たらない、ってお客様がこれが快適って思われると、それはそれで困るんですよね」っておっしゃっていました。はい、それはワタシです。既にそれに慣れてしまい、ずっとこれでええんちゃうん?と思っております。特に、すぐ前が空席ってとてもよろしゅうございます。ほんと、見晴らしがいいんです。
昨日ですか、国の方針が解除する方向で歌舞伎は100%OKになるようですが、すぐに100%に戻すのは難しいような気がします。マスクをして何もおしゃべりせずに前を向いて座っているとはいえ、隣とか後ろに気配を感じるのはちょっとコワイような…。それに、客席が戻っても、舞台はまだまだ三密はNGなので、見ごたえのある大歌舞伎はまだまだのようで、それでお客さんを呼べるのかどうか。たぶん、飲食禁止も続くだろうし、道のり遠そうです。
日本画家の山本太郎さんの祝い掛け軸です。山本太郎さんはこちらの先生なんですが、ワタシは茂山千五郎家の「YouTubeで逢いましょう」の準レギュラーと思っています。
ロビーの椅子に貼ってありました。春秋座のマスコットこのすけです。
公演が終わって、バス待ちの間、ヴェルディでお茶しました。あんこサンドです。注文してから焼いてくれたようで、熱々パリパリモチモチで美味しかったです。
新型コロナウイルス感染防止のため、席数を減らしての公演となり、いつもは3日間なんですが、今年は4日間となりました。東京の歌舞伎座が席数半分以下でも空席があって苦戦しているともれ伝わってきている中、志の輔さんは完売、満員御礼がでていました。毎回のことなんですけどね。やっぱりNHKの「ガッテン」なんでしょうか。ってワタシもその「ガッテン」で存在を知って行ってるクチではあるのですが。テレビの影響は大きいです。
公演はお弟子さんの落語と志の輔さんの落語が2題でした。いつもより時間が短めなような気がしました。滞在時間を少なくするということもあるのでしょうね。演目は「親の顔が見たい」と「徂徠豆腐」でした。どちらも聞いたことがあると思いますが、そこはほれ、志の輔さんの芸、面白く聞かせていただきました。「徂徠豆腐」は荻生徂徠のことで、その中で「忠臣蔵」の説明をされた箇所があったのですが、それは見事に、文字通り「立て板に水」で一気にしかも過不足なくわかりやすくお話され、ほーっと聞き入りました。
マクラで「京都芸術大学」問題に触れるのかしらと楽しみにしていたのですが(コラッ!)、さすがにスポンサー様を傷つけるようなことはできないので、それには全く触れずでした。コロナ禍のStay Homeのお話をされていました。志の輔さんほどの方になると、以前はお休みは月に1日か2日しかなかったそうで、「次のお休みは何しよう?」と指折り数えてお待ちになっていたそうですが、コロナで生活が一変、ずっとお休みの状態が続いたそうです。そうなると、人間はそっちに慣れるので、緊急事態宣言が解除され、こうやって独演会も開けるようになったけれど、高座に上がるのに「ちゃんとしゃべれるかな」と緊張するとおっしゃっていました。
あと、市松模様の客席のことにも触れられ、「隣がいない、荷物が置ける、肘が当たらない、ってお客様がこれが快適って思われると、それはそれで困るんですよね」っておっしゃっていました。はい、それはワタシです。既にそれに慣れてしまい、ずっとこれでええんちゃうん?と思っております。特に、すぐ前が空席ってとてもよろしゅうございます。ほんと、見晴らしがいいんです。
昨日ですか、国の方針が解除する方向で歌舞伎は100%OKになるようですが、すぐに100%に戻すのは難しいような気がします。マスクをして何もおしゃべりせずに前を向いて座っているとはいえ、隣とか後ろに気配を感じるのはちょっとコワイような…。それに、客席が戻っても、舞台はまだまだ三密はNGなので、見ごたえのある大歌舞伎はまだまだのようで、それでお客さんを呼べるのかどうか。たぶん、飲食禁止も続くだろうし、道のり遠そうです。
日本画家の山本太郎さんの祝い掛け軸です。山本太郎さんはこちらの先生なんですが、ワタシは茂山千五郎家の「YouTubeで逢いましょう」の準レギュラーと思っています。
ロビーの椅子に貼ってありました。春秋座のマスコットこのすけです。
公演が終わって、バス待ちの間、ヴェルディでお茶しました。あんこサンドです。注文してから焼いてくれたようで、熱々パリパリモチモチで美味しかったです。
おとらさんのデザートレポートがいつも楽しみです。
100%元に戻ることを信じたいですね。
市松模様の客席は、ほんと快適なので、それ以外が早く100%元に戻ってくれればいいのですが。でも、それでは松竹株式会社は上がったりですね。