「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

イタリア紀行もの

2011年01月14日 | 紀行


このところ妙にテレビで、特にBSでイタリア紀行ものが多いような気がする。
随分前から録画して見ているBS-日テレの「小さな村の物語イタリア」。
これは番組中で流れる昔のカンツォーネに感激して、このブログでも取り上げた。

ちょっと13日付新聞のBS番組欄を見てもハイビジョンで10:00~11:30「ぐるっと長靴を一周!」、
続いて11:30~12:00「「トスカーナの山暮らし」、15:00~17:15「イタリア街歩き選」。
20:00~21:30「プレミア8人物・・スローフードの生みの親」

BS7 毎日23:00~23:30「イタリアから生中継・・若者アート」、
番組コマーシャルで「イタリア7つの輝き」が流れている。
他にももれているものがあると思うが、とにかくイタリア紀行ものが目白押しである。

極め付きはBSハイビジョン、22:00~24:00。二夜連続映画「黄金の七人」「続黄金の七人 レインボー作戦」。
間違いなく見ているのに、「荒野の七人」と勘違いしてスティーブ・マックイーンや
大好きなジェームズ・コバーンに会えるかとチャンネルを変えると、なんとなんと、
名前も忘れかけたイタリアの肉体派女優ロッサナ・ポデスタが出ているじゃありませんか!!
もちろん映画としてはB級品ですが、当時はカンツォーネと同じくイタリアものヒットしたんですよ!

話が本筋から随分はずれましたが、毎日録画して見ていたんですが、「トスカーナの山暮らし」という番組、
イタリアのトスカーナ地方の山合いの小さな村のさらに奥深い山奥の家族の物語。
もちろん自給自足だがスローフードの時間をかけた豊かな食文化に嫉妬を感じさえする。
昼食は時間をかけて作ったスローフードを家族全員がそろって食べる。

その中で私が気になったのは、番組中に流れるバックミュージック。
初日にいきなり映画「ミッション」から数曲、さらには映画「ニュー・シネマパラダイス」から数曲。
この後はなにが・・・と興味を持って見ていたら、やっぱり・・・
二日目には映画「イル・ポスティーノ」まで入ってきて完璧なイタリア色の完成!!



Il Postino soundtrack




番組の内容そのものは素朴な日常生活の中の幸せや豊かさを感じさせるなかなかのものでしたよ(笑)


私の好きな映画ベスト5のうち3本、1本はイタリアの大作曲家、それにチネチッタが2本。
大のイタリア好きとしては最もオーソドックスな選曲にいささか安易さを感じました!!
私のブログのYou-Tubeの選曲もあまり偉そうなことは言えませんが(爆)

最後に「スローライフの生みの親」の中で生みの親の発言。
生活のスピードを自分で決める事。
それは結局、スローライフにつながることだ。と今生放送で言ってます!!

また日本には豊かな伝統文化や保存食・発酵食品の文化があります。
特別アドバイスすることはないそうです。(爆)

自信を持って自分の生活のペースを自分で決めましょう!!!



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Ennio Morricone :"Gabriel's Oboe" Nella Fantasia


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (スミス)
2011-01-14 14:14:54
イタリア行くか!?いや、スミス君がイタリアンをおもてなしいたします。
返信する
イタリア~ (維真尽(^^))
2011-01-14 23:25:18
いいですねぇ
やはり~
雰囲気違いますもんね 
デザインも秀逸だし (^_-)~☆
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スミス君へ (ansyu)
2011-01-15 14:16:26
イタリアどころか帰省の時は、
自分の家に帰って来ないと
イタリアンは食べれないよ~~~!!
返信する
維真尽さんへ (ansyu)
2011-01-15 14:19:29
イタリア人の生活を見ていると、
持っていた先入観と違って
日本人と国民性似てるような気がするんですが!!
素朴だし優しいし・・・
返信する
お久しぶりです! (坂の上の雲麻呂)
2011-01-15 21:29:30
御無沙汰してます。この前の、エンニオ・モリコーネの、ライブ見ました? 良かったですよね!シシリアンのテーマ、良かったです。さすが、一流です。何か、セツナイ、メロディーが、いいです。全曲、良かったです。やっぱり ヨーロッパの方が、アメリカより、奥が深いですね。歴史が、永い分、メロディーが、ハートに、響きます。
返信する
Unknown (karwen16)
2011-01-15 22:13:15
ウア~ ロッサナポデスタですか。
たしかに、忘れかけた女優さんです。
中学生だったか、それとも小学生のころだったのか、映画の看板とポスターに見入っていたような。もっとも、あの頃は シルバーナマンガーノの太ももの方にやたらと興奮していましたが。
返信する
坂の上の雲麻呂さんへ (ansyu)
2011-01-16 14:05:01
こちらこそご無沙汰です(笑)
私は映画館から出てまっすぐレコード屋さんへ
行くことが多かったんですが、出会いの「荒野の用心棒」、SPのB面はジャンニ・モランディーの「貴方にひざまづいて」こちらもカンツォーネとの出会いです。先日友人からモランディのCDが出たからってもらってまだ歌ってるのってビックリしました。どちらも長いお付き合いですね(爆)

スローフードの文化とファーストフードの文化、それぞれに好き嫌いはあるんでしょうね(笑)
返信する
karwen16さんへ (ansyu)
2011-01-16 15:00:33
ウア~、ロッサナ・ポデスタに反応して頂いて感激です。超少数派ですよ(笑)
超有名俳優と違って忘れかけた俳優は一層驚きが大きいですね!
でもこうやって映画俳優はもちろん実在の交流のあった人物も少しづつ記憶から消えて行くのでしょうね(爆)

学生時代、映画雑誌はスクリーンのみで付録の女優のポスターが天井一杯貼ってありました。

シルバーナ・マンガーノの太ももシーンは未だに映画史上最高の官能との呼び声たかしです!!

ヴィスコンティの後期の「ベニスに死す」や「家族の肖像」も追っかけで見ましたよ。
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karwen16さんへ! (坂の上の雲麻呂)
2011-01-16 22:00:08
私は、イタリアの女優さんは、あまり詳しくないのですが、007の、(ロシアより愛をこめて)に登場する、ダニエラ・ビランキ という女優さんは、綺麗でした!karwen16さんは、いかがでしょうか? 庵主さんの意見も、聴きたいところです!
返信する
坂の上の雲麻呂さんへ (ansyu)
2011-01-17 21:47:45
私も同様にボンドガールには詳しくないのですが、かすかな記憶をたどると「ダイアモンドは永遠に」のジル・セント・ジョンが気になりましたね(爆)
返信する

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