「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

小春日和と今日の憂い

2012年12月13日 | 雑想


昔のインスタントコーヒーのコマーシャルではないが、

私の朝は遅い。9時から10時にかけて起き上がる。

私の友人などはこの歳になると4時とか5時とか・・・・

時間的にいうと随分と欲深く生きてらっしゃる!!(笑)






昨晩の放射冷却現象の通り、朝起きたら雲一つない見事な小春日和。

いやそういえば昨日のニュース解説で「小春」というのは陰暦の10月、

現在の11月の事で晩秋から初冬にかけて穏やかで暖かい天気の事を言うらしい。

だから晩冬から初春にかけて暖かくなってくる季節に使うのは誤用との事です。

詳細には昨日までしか使えないことばらしいのです。一日遅れは仕方がないとしても

私にとってはやっぱり「小春」は坂田三吉の嫁さん、「藤純子さん」なのですね~~!!


数年前まではクリスマスはもちろん正月3が日もこんな天気で迎えることが多かった記憶がある。

1月下旬にやっと数㎝の積雪で車も走れず右往左往するのである。

数年前から11月に雪が降ったり、夏の雨はシトシト降らず土砂降りで山肌を剥がし、橋げたを流す。

冬の雪はドカ雪で毎年積雪の記録を更新する。雪下ろしをする一人暮らしの老人が思いやられる。



私の体調も気温が冷えるとやはり呼吸が苦しくなって、体が動かせない分、頭の中が自由に漂泊の旅に出る。

そしてついには枯れ野を駆け巡る事たびたび。


そんな時、開高さんの「今日の憂いは今日にて足れり!」という言葉で頭の中の憂いを追い払い自分を落ち着かす。

ま~~、明日の心配は明日に任せなさいという意味なのだろう。



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コメント (4)
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