「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

タタラ角皿5枚組み

2007年09月05日 | 陶芸作品


今年の3月に千葉に住む私の友人の奥さんから頼まれた白い板皿。
私の体調を気遣っていつでもいいから、と言ってはもらったものの、はや半年が経った。

私の年齢になると少し肉料理がつらくなる。友人夫妻も同じく、どうしても魚の焼き物などが多くなり、
それをまるごと一匹載せる白い皿が欲しいとのことであった。

そこで、3月3日の展示会の記事を読んで、最後の写真の白い板皿がイメージにぴったりとのメールが届いた。

希望の写真の品はひだすきの焼締めで、魚の焼き物は匂いが染みると思い透明釉を掛けた。

焼締めとツルツルでは雰囲気が少し違うと思われるかもしれないが、
長く使って欲しいので染み込みなしにしました。



タタラ角皿の場合、中央の反りや縁の亀裂、縁上げが本焼きで戻って平皿になったりと
やはり難しい。しかし今回は縁の亀裂だけは防ぎたいと、布を当てて何度も擦るようにしっかりと締めた。
おかげで縁の亀裂はなかったが、少し反りが出た。
5枚作って少々悪い子がいても、まーいいだろう!

土は御影白土・石灰透明・OF
サイズ:29×19cm




気に入ってもらえるといいが・・・もう忘れたかな??
コメント (8)
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