先日の徳利の行列に出演出来なかった徳利4号。
かわいそうに徳利4号は無謀な冒険の餌食になってしまったのです。
白化粧土の生掛けから少し乾燥を待って、土灰釉を生掛けしてみました。
その結果がこの姿。もちろん釉薬の生掛けは初めての事。
剥離して剥げ落ち、一部下から白化粧が出てきました。
土灰釉には天草陶石やカオリンを少々入れており、剥離は無いと踏んだのだが!!
何せ、初めての事、こうなるとどうしていいものやら分らない。
このまま本焼きにぶち込むと棚板に剥げ落ちた釉薬が・・・
そうそう何事も初めから上手くいくわけないが、
白化粧土と土灰釉の相性が悪かったということでしょうか??
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大家でも
こういうことがあるんですね
基礎知識も無く、いろんな事に手を出しては
その度に大騒動を繰り広げるわたくしです(爆)
白化粧の生掛けは作品に爪が刺さるか刺さらないかぐらいの固さがちょうど良いです。
また、釉薬の生掛けは完全に白化粧が乾ききって素焼きにしても良いくらいにバリバリに乾燥させます。
そして天気の良い時を狙い、天日で温まるくらいに日干しします。
釉薬に粘りが強ければ剥がれ落ちることなく、乾燥します。
もしも乾燥の途中に釉薬が剥がれてくるようなら釉薬に粘りが無いので布海苔か米糊を加えると良いようです。
米糊(こめのり)の作り方ですが、ミルをつかい細かく破砕してから煮込んで作りますが、乳鉢があればそれでも構いません。
どちらにしても良い天日の時に屋外で作業をしますので夏場の日差しが欲しいですね。
冬になると気温も低いのでドライヤーで乾燥させると良いでしょう。
2度目の先日の釉薬生掛けでは白化粧掛けからすぐに釉薬を生掛けしました。全く逆の事をしてたんですね!もちろん天日の強い日にやりました。
今度はバリバリに乾燥させてやってみます。釉薬の吸着方法も試してみますね!
ところでこの写真の徳利、剥離を剥がして手で少しもんだら、薄い被膜の釉薬が掛ってる状態になったので一気に本焼きに入れてみました。
白化粧土の部分と胎土が顔を出して薄い釉薬が掛った面白い風合い・肌合いが出たのです。
他の方法も試してみたいと思います。
ところで県展の件、日程調べを家内に任せていたらすでに終わっていて、見そびれました(スミマセン!)受賞者が近所なのでいつかお尋ねしたいと思ってます。先生からも一言お口添えを頂ければ幸いです。
本当に詳細なアドバイス感謝です!