「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

こころの風景

2015年08月03日 | 雑想



俳優・火野正平さんの旅番組「にっぽん縦断こころ旅」のように、依頼のお手紙もチャリオも

ありません。

病院の帰りに気分転換にと家人が私の好きな遠浅の海水浴場へと連れて行ってくれました。

もちろん車から降りる体力もありませんし、砂浜へも行けず車の中のエアコンに頼って、

ただじっと海を眺めているだけでした。








そこまでの途中、

私は心の中で一通の依頼の手紙を書きました。本当のとうちゃこ地点はここだったのです。


NHKの番組解説の言葉を借りれば、


目指すのは、あなただけの「こころの風景」

「人生を変えた忘れられない風景」「大切な人との出会いの場所」

「こころに刻まれた音や香りの情景」「ずっと残したいふるさとの景色」など、

お手紙に書かれたエピソードをもとに、ひとりひとりの心に大切にしまってある「こころの風景」を訪ねます。


そして1日の旅の終わりには、どんな「こころの風景」が待っているのか?


昔々、来たときには、まだ想い出の家が残っていました。

それから数年後に来たときは、草ボウボウの更地になっていました。

そして今は立派な福祉施設でしょうか?


「こころの風景」「わすれられない風景」は時と共に、こころと共に消えてゆきます。



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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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そうですね (維真尽)
2015-08-03 12:40:49
何気ない一瞬って
ほんとう
大切な時間ですよね 

風景とともに大事にしたいですね
返信する
維真尽さんへ (凡山人)
2015-08-05 12:16:52
大切な記憶の風景が時の経過と共に

変わりゆくことは、仕方のない事ですが

やはりさみしい事ですね。
返信する

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